昨日さー、ちょっと所用で渋谷に行ってさー、
帰りになんか食べて帰ろーと思って、ぶらぶらしてたの。
20時くらいにね。
そしたら、スペイン・バル(=スペインのバー)と書いてあるのに、
サルサ(音楽)を外に流してる変なバーがあってねー、
面白すぎて入ったのー。そして入ったら、白人の男性が座っていて、
お、ネイティブがくる系の店なのか?とちょっと、浮かれてたんですね。
そして、カウンターに一人で座って、
ソルティー・ドックを頼んでメニューを見てたら
あんまり、その人がつまんなさそうなので、英語で
「どっから来たのー?」って聞いてみたの。
そしたら
「スペインからだよ。」と言われた。
「えーーーー、まじでぇーー!
あたしスペインめっちゃ興味があるんですけどーーー!
え、まじで、隣に座っていい?」
つって、そのご2時間ほどむっちゃ喋って、爆笑を連発した。
恰幅がよくて、あごひげと口ひげをはやしていたから、おっさんかと思ったら
まだ学生だったから、余計に笑った。
★私「え、日本に住んでるの?それとも観光?」
☆彼「日本に3週間ほど語学留学にきてて、この日曜日にスペインに帰るんだよ。」
★「へーそうなんだ。何でまた日本語を勉強しようと思ったの?ビジネス?」
☆「単純に、日本ちょーーー大好きなの。」
★「外国の人ってさ、日本の文化が好きで、語学留学とかに来るじゃん?あなたは例えば、日本の何が好きで日本に語学留学に来たの?日本の漫画とかアニメとかファッションとか、どれがすきなの?」
☆「単純に、まるっと日本がすきなんだよー。だから説明できない。」
この後、よくよく話してみると、彼が日本が好きだといっていた理由は、やはり日本人が謙虚であることと何かをしてもらったら、きちんとありがとうと伝えることが素敵だという話でした。スペイン人は「われが、われがで自分の権利ばかりを主張する」という話だったと思います。その口ぶりがあまりにも、はてなブックマーカーのような皮肉っぷりで、私は爆笑を連発して、カウンターに突っ伏して笑うほどでした。
☆「スペイン人はバカ(ステューピッド)ばっかりだよ?マジで。」
★「ちげーよ。それは君が賢すぎるんだよ。そもそも君の分野はなんだよ?」
☆「食のサイエンステクノロジーだよ?
主に調査をやりたい。」
★「まあ、食はニーズがあるけど、調査ってぇえええ!うけるーー。予算がある国じゃないとそんなに仕事の数がないじゃん??何、どこで働くつもりなの?スペイン?ヨーロッパ全域?それとも南米?それともアメリカのヒスパニックターゲット?そんでないと調査に予算回せるって食品メーカーとかガチの研究職だよね?ヨーロッパにそんな金もった国や企業があるの?」
☆「まあ、あるはあるよ?僕の場合は栄養学とか畜産、農業も全部含めてのテクノロジーだから。仕事はあるよ。」
★「でも仕事があっても、調査ってさー、全てにおいて結果が出ないとクビになっちゃうんじゃネ?」
☆「まあ、それはそうだねー。」
★「てか、何で食なの?南ヨーロッパの男性が食に興味があるとは。。(マチスタの国が多いから。)ちょっと不思議。
☆「へ、単純に料理が好きなんだよ。だから食材とか料理の研究をしたいの。」
★「まじかーーー!グルメ系オタク男子が、ガチでグルメを研究してんのーー?
うけるーー。」
★「で、日本食はどうだった?おいしかった?」
☆「日本食はすばらしい!!繊細で、ヘルシーだし、盛り付けとかすごいよー。」
★「え、てかスペインも伝統料理はちょーーおいししヘルシーじゃん、日本料理に匹敵するんでネ?スペイン料理もむっちゃすばらしいよ?」
☆「や、そりゃそうなんだけど、ジャンクフード人口が増えちゃってね、料理は時間がかかるからやらないっていうスペイン人がふえてるんだよ。」
★「まじかーーー!うけるーー!日本と同じじゃん!!てか、先進国はみんな、そうなんじゃねー?まじうけるーーー?てか、ジャンクフード問題って貧困の問題と関係がある?例えばジプシーとかって、貧困層?」
☆「あー、ジプシーは人によるし、僕の友達はジプシー出身だけどモデルになって、お金稼いでるよ。だけど、状況的にジプシーの人たちは、犯罪でお金を得る人も、まあ、いるよ。」
★「てか、それって、教育の問題?貧困層は教育を受けられないっていう問題じゃないの?」
☆「うーん、難しいところだね。受ける気がない人たちもいるんだろうし。」
★「じゃあ、教育を受ける受けないは、宗教も関係がある?ジプシーってカトリックなの?」
☆「カトリックもいて、宗教を持ってることにはなってるけど、あの状態じゃ持ってないも同然だね。」
スペイン人はバカが多いからねー。って連呼してて、まるではてなーみたいだなーって笑った。まだ、続きはあるんだけど、今日はこれくらいでやめとく。えへへ。