これは、心理学の女性学者が言ってたことなんですけど、
人間の恋がうまくいかないのって、こういうことなんですって。
恋をしたら、当然、相手に期待をするわけですが、
どんな期待をするかというと3種類の期待をするそうです。
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1、理想の人であってほしい
2、自分を映す鏡(ライバル)であってほしい
3、友達(寄り添ってくれる人)であってほしい
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なるほどー、と思う人も多いのではないかと思います。
で、恋がうまくいかないのは、この3種類の願望を
一人の人で満たそうとするからなのだそう。
もう、私は、この話を聞いた時には、それくらいのことは
知っていましたから、とっても良く分かる話。
もう、独身時代から恋愛(不倫)は耳年増すぎて、
予防しよう派だったので、
まぁ、気づくことができたら、防いでましたから、
大きい事故をしたことは、ないような気がします。
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女性側の立場から言わせてもらうと
1の「理想の人」は、「ひとつだけ」の歌詞のように
黒い扉を持っている人で、孤独に戦っている人なので
まあ、恋人や伴侶に寄り添うようになるのは、
男(特に性の部分)を強制的に引退せざるをえなくなった人くらいかと。
2の「鏡=ライバル」になる人っていうのは、だいたいが女性に対して
心理戦をしかけて、ケンカしてケンカして女性を心理的に負かして、
恋人とか妻にしちゃって手に入ったと感じちゃったら、飽きて、
次のライバルを探しちゃうパターン。
3の「友達」は、そもそも、寄り添ってくれる家族のような存在なので
恋におちない、というパターン。
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というわけで、男女とも恋をする相手や、結婚をする相手に
期待なんかしないほうがよろしいかと。
自分を満たすのは自分であって、他人は満たしてはくれません。
配偶者でも親族でも、恋人でも、友人でも、
あなた自身を救うことはできないのです。
自分を救うことができるのは、自分自身しかいないのですから、
配偶者や、親族や、恋人、友人は、それを支えてくれる
ありがたい人たちであるという
感謝の気持ちを忘れてはいけませんが、
それ以上でも、それ以下でもないのです。
恋人ができれば全ての問題が解決する、
結婚をすれば全ての不幸が消え去って幸せになれる、
なんて、他人に依存することばかりを考えていると、
他人が、期待に答えられなくなった場合に
色んなことがうまくいかなくなるので、
やはり、どんな時も人生の主軸は自分であるという自覚を
持っておいたほうがよいでしょう。
それくらいの自立心と、芯の強さを持った時、
本当に素敵な相手と出会えるかもしれませんよ。