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50代、精神疾患持ちのシニア主婦ブログ。

救いようのない家族不信

しばらく前に、家族の日?みたいのがあって、

テレビで一日中、

「家族を大切にしよう!」っていうプロパガンダが流れていて、

私、正直、そーゆーのが本当に苦手なんですよね。

親にめちゃくちゃ、迷惑をかけられた友達なんかは、

「なんなの気持ち悪い。。」って、嫌悪感をモロ出しにして、

まくしたてていました。

 

正直、私も、あやしげな宗教みたいで気持ちが悪いな。。

と思いました。

 

たとえば、心身ともに不具合があるわけでもないのに、

働きもせず、イラッとしたら妻をボッコボコに殴る夫がいたとして

「家族を大切にしよう!」って、その状況を見て言えますかね?

 

世の中には、ちょっとやそっと上手くいってないだけでなく、

離散したほうがよい家族もあって、

私なんかも、友人に

「なんで離婚しないの?」と急かしたこともあるくらいです。

 

とある時期に親しかった女性の知人は、

暮らしている地域ではおしどり夫婦ということになっていたけど、

実は夫は働いていなくて、(妻が美人だから)勝手に浮気を疑って、

妻に難癖をつけては暴力を振るっていて、

って、そんなんなら別れればいいじゃんって思うかもしれないけど、

昔の人は、親に心配かけたくないとから、

離婚したら、子供の就職に差し支えるとか、

変な刷り込みがあったから、簡単には離婚しなかったんですよね。

 

しかも、そんな内情は誰にでもかれにでもしゃべるわけではないから、

そのことを知っていたのは、実は私だけ。

彼女の家族も含め、彼女の家庭が

そんなめちゃくちゃなことになっているって誰もしりませんでした。

 

そして、彼女はおしどり夫婦を演じ続けました。自分の家族の前でも。

 

私は本当に余計なことをしゃべらない人間だったので、

色んな家庭の秘密を知っていて、

そこそこの名門のおうちでも、そこそこ地位のある職業のお宅でも、

美人で清楚で真面目そうな奥様でも、

何かしらの秘密や問題を持っているって、知ってしまっていたのです。

 

そして、トラブったら、暴力や裁判や、最終的には自殺者が出て、

その、葬式には親も、子も、嫁も姿を現さないって、

そういう顛末まで知ってしまっています。

もう、全く関係のなくなった人達のことだから、

ざっくり書いちゃったけどね。

 

事実は小説より奇なりっていうけれども、私が小説を読まない理由は

事実のほうがはるかに面白いからなんだと思うの。

こんなドロドロした事実を面白がっちゃう私は

すごく性格の悪い女なのは承知なんですけどね。

 

結局、何がいいたいかというと、

「大切にしたくない家族は、大切にしたくない。」とか、

「大切にされたいないら、大切にされるような家族になれ。」

ということです。

 

私は、私自身が家族がいやでいやで、捨てた身なので、

家族なんかいらないって思ってましたし、

結婚はしているものの、いつ解消してもいいと思っている身。

夫のことは好きか嫌いかと言われたら、好きだし、

愛しているか、愛していないかと言われたら、

愛している。

 

だけど、そこに、特別な感情はない。

私は特定の人に特別な愛着を持つ習慣や習性がない。

夫も、友達も同じくらい好きで大切で、

どっちかを選べと言われても選べない。

 

また、何を言っているのか分からなくなってきましたが、

「家族を大切にしよう。」っていうスローガンよりも、

「大切にされる自分になろう。」

のほうが合ってると思うんですよね。

家族でも友達でも、恋人でも何でもそうだと思うけど。

 

誰を大切にするか、しないかは自分で決めるし、相手次第だわっ!って

突っ込みたくなるキャンペーンで、ほんとイライラしたんですよね。

 

それだったら、まだキリスト教の

「隣人を愛せ」のほうがしっくりくるんですよね。

相手が誰であろうと、隣あわせた人にはやさしくしといたほうがいいって、

心情的にも生きる知恵としても、すごい合ってる気がするの。

 

とりあえず、家族の日かなんか知らんが、来年の「家族の日」には

家族を大切にしよう!以外のスローガンの言葉を、

テレビ局員には考えておいてほしいと思ったのでした。

 

「思い出しイライラ」したから書いてみました。