楽しそうなサイモン&ガーファンクルおじちゃんと、
それを見ながら、にやにやしているおばさんの私。
アレサ・フランクリンも、キャロル・キングも
おばさんになって、すこし、声が低く、しゃがれた声になってからのほうが好き。
サイモン&ガーファンクルは、やっぱり若い頃の透きとおった声がすきかな?
私としては
全然関係ないけど、キャロル・キングが「君の友達」を作ったあとに
ジェームズ・テイラーがすぐに「君の友達」カバーしたんですね。
キャロル・キングと、ジェームズ・テイラーがとっても仲が良いってことは
とても有名なんですってね.。
私は、ちょっと世代が違うので
この二人の間で何が起こったのかは知らないんですけど
おじいちゃんとおばあちゃんになっても、
一つの曲をシェアできるってステキですね。
どんなに落ちないよう周りを見回していても、道を歩いていたら
マンホールのフタが開いていて、うっかりおちてしまった。
そんな恋をしてしまったら、この歌でも歌って、激情から来る恋の熱量を
温かいい友愛にまで、強引に引き下げていくしかないんでしょうね。
若いころの私には、「君の友達」という歌を聞いても、
「マディソン郡の橋」なんていう映画を見たりしても、
観客たちが、どうして、あんなにも切なそうに
涙ぐんているのか、どうも、しっくりきませんでした。
だけど、40歳も過ぎるといろんなことがわかってくるし
何歳になっても、今までにしたことのないような
新しい体験はすることになっちゃうんですよね。
そんな、甘じょっぱい大人になってしまった私なのです。