広島にある音楽バーです。バーなので、もちろんお酒を出すお店です。私はお酒を飲まないので、お酒の味はとんとわかりませんが、一緒に行った人たちに聞くと、マスターがアル中のため(やや冗談、やや本気☆笑)非常にお酒が多めの濃いカクテルが出てくるそうです。
私は下戸ですので、もっぱらミネラルウォーターや ウーロン茶をいただいてます。上の写真では撮りきれなかったのですが、 このお店には数千枚のCDがおいてあり、リクエストに応じで音楽をかけてくれます。昔書いた「パンツを脱がなかった米兵」の記事の舞台がこちらのバーです。
昔、「ここCD何枚あるの?」って聞いた時は 「2000枚くらいかな?」と言われました。ですが、数年前にたまたま広島に立ち寄った際に、また聞いてみると 「4000枚くらいかな?」と言われたので、 今頃は「5000枚くらい」になっているのではないかと思います(笑)
若いころ、何かのきっかけで気になった曲があった時は、必ずこの店に行って大音量で聴かせてもらっていました。私がリクエストするような曲は大抵置いてあるので、それでCDを買うかどうか判断していたのです。ここで知ったアーティストも沢山います。20代でオアシスの刹那的な音楽にハマり、30代ではキャロル・キングの叙情性豊かな音楽に魅せられました。
欧米の旅行用ガイドブックにも紹介されているらしく、 欧米の観光客の方たちが沢山いらっしゃるので、 そういった方たちとお話できることも楽しみのひとつでした。音楽って人と人をつないでくれるんですよね~。外国の方が隣に座っていても 「これ僕の若いころに流行った曲なんだよ~。」 なんて、言ってくれたりするので 「うんうん、この曲は日本のCMで使われたりして、日本でも結構有名ですよ~。」 なんて、おしゃべりできてとっても楽しかった。
特に私は外国人の方に話しかけられやすいんです。 なぜかというと、 女が一人でバーに座っているからということと、バーなのに私がミネラルウォーターを飲んでいるということが理由かと…(笑)たいていの人(特に外国人の方)は、
「ここバーなのに、なんで水のんでるの( ̄□ ̄;) 」と かなり不思議がります。
「私、お酒飲めないの。 飲むと気持ち悪くなっちゃって… 胃に合わないみたい。」
「じゃぁ、なんでバーに来てるの?」
「ん、色んな音楽を聴きたいからだよ。 ウチにこれだけのCDはおけないでしょ?(笑)」
「なるほど~」 なんていう会話を楽しんでいました。
詳しい名前や場所は、もったいないので教えません(笑) (大っぴらに広告を打ったりするのが苦手な店主なので本当にゴメンナサイ。) 広島の音楽好きな方なら知っている人も多いと思うので、 人脈で探してね-(o^-')b
今は広島を離れて、関東に住んでいるので大音量で音楽を聴いたり、大音量の中で踊ったりは六本木にでも出ていかないとできないんだなーって、感慨深く、なつかしい気持ちになったので、書いてみました。