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大腸内視鏡検査の体験談ブログ【3】「麻酔なし」の検査の痛みについての感想

 

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大腸内視鏡検査って痛いの?

 痛いか痛くないかでいうと痛いです。ですが、私の個人的な感想としては検査をする医師の技量によっても痛みが違うと思います。

 私の場合は3回大腸内視鏡検査をして、3回とも違う医師に検査してもらったのですが、1回目、2回目の医師の検査は「痛い」というより「腹部に違和感がある」という程度でした。ですが、3回目の医師の検査は、腹部に鈍い痛みが続き、結構つらかったです。

 どのような痛みかというと、体の内側から「重いものを落とされている」ような鈍い痛みが感じられます。

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 特に腸は曲がりくねっているので、大きく曲がる角々で、固いものが体内に当たるような嫌な痛みがありました。

 また、内視鏡を大腸に入れる際に肛門を通すわけですが、最初に肛門にリングのようなものを差し込み、内視鏡を入れていくので、そのリングの差し込みも痛いと感じる人はいるかもしれません。

 私の場合は、やはり「すこし違和感がある」という程度で、痛くはありませんでした。

技量の高い医師の内視鏡検査は痛くない?

 ですが、上記の通り、「痛い」と感じたのは、3人目の医師だけで、1回目、2回目の医師の検査は「腹部にちょっとした違和感がある。」という程度で、痛くはありませんでした。1回目、2回目と、そんなに痛くなかったわけですから、鎮静剤や全身麻酔は希望したことがありませんでしたが、3回目の医師の検査で「検査の痛さ」を知ってからは、麻酔をしての検査も考えるようになりました。

なぜ、麻酔(鎮静剤)をしないの?

 内視鏡検査の際には管を体内に入れたあと、斜め上に設置されたモニターに自分の腸内が写しだされます。鎮静剤や麻酔をしないで検査をすると、モニターに映された自分の腸内を、自分の目で見ながら検査を進めることができます。

 医師が何かを見落とすということはないと思いますが、自分も一緒に腸内をくまなく見ることができるので、気になることがあればすぐに質問できるのが、麻酔なしの検査の良いところです。

 私の場合は、去年の大腸内視鏡検査でポリープが見つかりました。その際に、医師と一緒にモニターでポリープを確認し、医師に「切除しますか?」と、その場で聞かれたので、「はい」と答えました。

 そして、モニターで自分のポリープがワイヤーで切除されるところを実況で見ることができました。

 何事も自分で確認しないと気がすまない方には、麻酔なしの検査がおすすめです。

麻酔なしのポリープ切除は痛い?

 私は「麻酔なし」の大腸内視鏡検査の際にポリープが見つかり、そのまま内視鏡のワイヤーを使ってポリープを切断する手術を受けましたが、一瞬で終わり、痛みは全くありませんでした。

鎮静剤の種類はどんなのがあるの?

 内視鏡検査で使用する鎮静剤は主に3種類あります。

  1. ドルミカム:「ドルミカム」は内視鏡検査で使用する鎮静剤としては最も一般的なものです。抗不安・鎮静・睡眠作用をあわせ持つ薬剤です。安全性は高い薬ですが「薬が効きにくく、覚めにくい人」も存在します。
  2. プロポフォール:鎮静効果にブレが無いため、ドルミカムでは効きが弱いという方に有効な薬剤です。鎮静効果の持続時間も2~20分程度と非常に短いため、検査終了後にすぐに目覚めることができます。また持続時間が短いので、安全性の高さにも定評があります。
  3. デクスメデトミジン:デクスメデトミジンの最大の特徴は呼吸への影響が少ないことです。ですが、薬剤の効果を得るために「ローディング」という血中濃度をあげる作業が必要で、一般的には内視鏡の”治療”の場で使用される薬剤です。内視鏡”検査”の場で使用されることはありません。

 2番目のプロポフォールはマイケル・ジャクソンの死に関与した麻酔薬として有名になりましたね。少し、強めのお薬なのでしょうか?

結局、鎮静剤は必要か?

  • 術前にポリープがあった場合は切除するか、しないかを確認してある。
  • ポリープを切除した場合、術後1日は固形物が食べられないことを説明されている。

といった状態であれば、麻酔をした状態で検査をしても問題ないと思います。

 ただ、一番最初に書いたとおり、上手いお医者さんに当たれば、麻酔なしでもほとんど痛くないので、技術の高い医師と一緒にモニターを見ながら検査をするのが個人的にはおすすめです。

 ですが、初めての検査の場合は、その医師の技量が高いかどうか分かりませんし、痛みが怖くて、検査しない、または検査の頻度が下がるくらいなら、最初から麻酔(鎮静剤)を希望して検査をすることをおすすめします。

検査途中から麻酔という選択ができる場合も

 私が大腸内視鏡検査を受けた病院では事前のアンケートに以下の記載がありました。

  • 「麻酔を希望しますか?」
  • 希望しない
  • 希望する
  • 場合によって希望する

 私は「希望しない」に〇をつけて書類を提出しましたが、どうしても苦痛が強い場合は検査途中からの麻酔を希望することができる病院もあるようです。

 ただ途中からの麻酔の場合は、鎮静剤の影響でぼーっとしたり眠くなったりして危険なので、車で来院している場合、家族に運転してもらうよう頼むか、運転代行を頼む必要が出てきます。

 また、自転車で来院している場合も、危険なので自転車に乗って帰らず、押して歩いて帰ってくださいとの指示がありました。

まとめ

 私自身は3回検査してみて、医師の技量によって検査中の傷みが全然違うということを知りました。

 素人が自分の大腸の中を見たからといって、何が分かるわけでもないので、医師と一緒にモニターを見ながら検査をすることに意味はないかもしれません。

 ですが、医師に説明を受けながら検査をすることは自分の身体をよく知るという意味で有意義だとも思えます。

 「麻酔なしでも検査が上手い」と評判の医師や、「麻酔なしでも検査が痛くない」と評判の医師を見つけることができたら、その医師を指名して検査をしてもらうのが、一番安心できる検査方法だと思います。

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