いつもは殺風景な我が家。
今年も、12月中旬から早めにクリスマスツリーがお出ましになりました。
我が家では、クリスマスは毎年、ケンタッキー・フライド・チキン、高級ケーキ店のケーキ、ミネストローネで祝います。
今年の我が家のクリスマスはこんな感じでした。
ケンタッキーのチキンは毎年オーブンで温めなおして、食卓に出しています。
去年のクリスマスケーキは「和」の素材を使ったものでしたが、
今年は、ラムレーズンをふんだんに使ったフランス菓子っぽいムースケーキでした。ラムが効いていてとてもおいしかったです。
ミネストローネをコトコトと煮ながら考えたことは、昨年と同じことでした。
昨年は、私と義母と愛犬が同時に癌になり、義母と愛犬が亡くなって、私だけが助かりました。私の癌はもともと死ぬような癌ではなかったので、比較するのはあまり公平ではないのかもしれませんが、「運」のようなものを、ひしひしと感じた年でした。
今年は、自分の幸せもひしひしと感じた年でした。若くて物を知らなかった12歳年下の夫は、中年になり物分かりが良くなってきました。
夫にも夫のご両親にも、親切にしてもらい、愛され、お金に困ることもなく、平和に暮らせている。これほどの幸せはありません。なによりも、義母と愛犬の死を通して、自分が生きていることのありがたさを思い知りました。
昨日、電話で友人とそのような話をしていたら、「でも、その運は千代さんだから引き寄せることができたんだよ。」と、言ってもらえました。「千代さんが、今までやってきたこと、生きてきたことの積み重ねが、そういう運気を引き付けたんだと思う。」とも、言ってもらえました。
精神疾患で、無職で、がんで臓器を失い、首ヘルニアで腰ヘルニア。血縁の家族、親族とは相性が悪すぎて縁を切ってしまった。貧乏で人間不信なので、子供を作ることが怖すぎて、夫が望む子供を作ってあげることができなかった。悪い要素を挙げれば、いまだに色んな「負」の要素も持ち合わせている私です。
ですが、ないものを数えるのではなく、あるものを数えて、生きていきたいと思います。
「私は愛されている」と感じることができる環境は本当にすばらしいものです。虐待家庭で育ち、「家族愛」というもの知らなかった私に「家族愛」というものを教えてくれたのは夫家族でした。
どんな時も、相談に乗ってくれたり、かばってくれたり、いたわってくれる、それが家族なのだと、生まれて初めて感じたのは、夫家族のおかげです。
世間では嫁姑問題などがあって大変なようですが、何があっても、義父も義母も夫も私の味方をしてくれました。そんな家族関係は生まれて初めてでした。ですから、義母が亡くなったのは実の母が亡くなったくらいにショックでした。
かつての私も、友人たちから並々ならぬ「愛」をもらいながら生きてきました。私が人間関係に恵まれて生きてこられたのは、常に人に感謝して生きてきたからかもしれません。逆境に置かれている時でさえも、人への感謝の気持ちは忘れず、それを相手に伝えてきました。やはり、自分が幸せになるためには、感謝の気持ちを相手に伝えるということが一番大切なことなのかもしれません。
とにも、かくにも、様々なことに感謝しながら、美味しいケーキをいただいた我が家のクリスマスでした。
。o○★Merry☆ Xmas★。o○
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【なすのミネストローネ】
【一般的なミネストローネ】
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