今年、100歳の誕生日を目前ににして、瀬戸内寂聴さんが極楽浄土に旅立たれました。
毎年年末になると発行される寂聴さんの日めくりカレンダー。このカレンダーを毎年贈ってくれる友人がいます。このプレゼントは今年で12年目です。毎年、毎年、ありがたいことです。
この日めくりカレンダーも今年が最後になってしまいます。残念なことです。
寂聴さんが亡くなったことで、この日めくりカレンダーも一部の書店やサイトでは売り切れになった時期もあったそうです。友人は、そんな売り切れ続出の中、このカレンダーを何とか入手してくれました。ありがたいことです。
私が寂聴さんを知ったのは20歳前後の時のことでした。寂聴さんの情熱的な生き方にあこがれ、寂聴さんの本を読み漁っていました。そして、テレビに寂聴さんが出ると聞けば、そのテレビを見、雑誌に寂聴さんの対談が出ると聞けばその雑誌を買うような、ある種の追っかけになっていました。
ですから、寂聴さんがもう100歳まで命がもたないかもしれないということも、うすうす知ってはいました。ですが、生きてほしいと願うことしかできませんでした。
実は、わたくし、寂聴さんの住む寂庵からお葉書をいただいたことがあります。
寂聴さんが好きすぎて、とある寄付をした時に、わざわざお礼状を届けてくださいましまた。本当に律儀な方です。
寂庵からお礼状が届くなんて思いもしていなかったので、いまだに私の宝物として宝箱の中にしまってあります。
年末には必ず、私の好きな洋菓子や寂聴さんの日めくりカレンダーが友人から送られてきます。
私が日本で一番焼き菓子の美味しい店だと思っている、広島のフランス菓子店「ポワブリエール」の焼き菓子たち。
今年は、マリアンヌのそばかすという新商品も送ってくれました。
さらに、広島の和菓子の老舗、「浅野四十二万石」の饅頭で有名な「天光堂」のお饅頭詰め合わせもいただきました。
25年来の友人から届くプレゼントは、私が日本で一番好きなものばかりで、静かだけれど、熱い友情を感じます。
年末、年始にかけては、クリスマスから、年越し、年始のごあいさつで、美味しくてカロリーの高いものを食べる機会が多くなります。
もともと、肥満体の私ですから、しっかりセーブしながら食べて、健康を維持したいと思います。健康でいることが、何よりもの家族孝行で、友人孝行になると思うからです。
50歳にもなると、もう自分のためにだけは生きられない。夫や友人たちの「愛情」や「友情」に支えられながら、「老い」を一緒に受け入れていくお年頃なのかもしれませんね。
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