- 自宅での白髪染めから美容院でのヘアカラーに
- フルカラーとリタッチカラーの違い
- リタッチカラーの値段はいくら?
- リタッチカラーとは何センチくらいまでできる?
- リタッチカラーの頻度は? 何ヶ月おき?
- リタッチカラーの白髪染め
- 格安のリタッチカラーの探し方
- グレイヘアという選択
- 夫の希望との兼ね合い
- まとめ
自宅での白髪染めから美容院でのヘアカラーに
こちらの記事で書いたように私は自宅で380円程度で白髪染めをしていました。私は自宅で白髪染めをする際、カラーリングの薬剤をお風呂場で洗い流します。ですが、夫から「ヘアカラーの薬剤をお湯で洗い流す時に、風呂場に薬剤が散って汚れるので美容院で髪染めをしてほしい。」と自宅でのヘアカラーの禁止令が出てしまいました。
新築の家を買うまでは、原状回復すらしなくていいくらいおんぼろなアパートに住んでいたので、夫もお風呂場がいくら汚れようと文句は言いませんでした。ですが、ピカピカの新築を買ったことで、お風呂場を汚されることが嫌になり、自宅での髪染めは禁止となってしまいました。
フルカラーとリタッチカラーの違い
若い頃から黒髪が好きで、髪の毛の色を染めたことなどない私。ヘアカラーの選び方など全く分かりませんでした。
誰でも歳をとるということは初めて経験ですから、それに伴い頭髪が白髪になるというのも初めての体験となります。ですから、美容院で白髪を染めるという体験も生まれて初めてなので右も左も分からない状態でした。
そこで、ホットペッパービューティーで安いヘアカラーのメニューをさがすことにしました。
すると「フルカラー」と「リタッチカラー」という2つのメニューが出てきました。何のことか分からず、ネットで調べると、「フルカラー」は髪の毛全体を染めること、「リタッチカラー」は根元の伸びてきた部分のみを染めることだと知りました。
リタッチカラーとは、黒髪を茶髪に染めている人の髪の毛が伸びて根元が黒くなってきた場合、白髪を黒く染めている人の髪の毛が伸びてきて根元が白くなってきた場合などに行う根元のみのヘアカラーのことです。
つまり、髪の毛全体の色と髪の毛の根元の色が違う場合に、根元だけ全体の色に合わせて染めるヘアカラーのことなのです。
ちなみに茶髪や金髪の人の髪の毛が伸びて、根元だけが黒くなっている髪型のことを「プリン(頭)」と呼ぶそうです。美容にこだわる方は、そういった「プリン状態」を嫌い、こまめにリタッチカラーを行うようです。
リタッチカラーの値段はいくら?
リタッチカラーのお値段はどれくらいなのか、誰しもが気になるところでしょう。私はホットペッパービューティーで安い美容院を探して行ったので、カットとリタッチカラーで5,500円でした。
リタッチカラーの値段はピンキリですが、格安美容院で2000円から、一般的な美容院で5000~8000円を見ておくと良いでしょう。
また、フルカラーですと一格安美容院で3500円から、一般的な美容院で8000~10000円を見ておいた方がよいでしょう。
さらにフルカラーですと、髪の毛の長い場合には「ロング料金」として料金が加算される場合がありますので要注意です。
リタッチカラーとは何センチくらいまでできる?
リタッチカラーについて、「どの程度、髪の毛が伸びてきたらするべきなのか?」、分からない方も多いと思います。
私の居住している地域の美容院の情報を見ると、リタッチカラーは「2センチまで」と明記されている美容院が多かったです。あるいは、「2㎝以内、または2ヶ月以内の再来院」という条件が多いようです。
私がリタッチカラーをしていただいた美容院では「リタッチカラーは一般的には2センチまでで、長くても3センチくらいまでです。それ以上の長さを染めるようならフルカラーになります。」と言われました。
リタッチカラーの頻度は? 何ヶ月おき?
リタッチカラーは、「どのくらいの期間をあけて染めるべきなの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
人間の髪の毛は1か月で約1センチ~1.5センチほど伸びると言われています。一般的な美容院でのリタッチカラーは2センチまでとされていることが多いので、1~2か月おきにリタッチカラーに行くのがおすすめです。あまりにも「根元の毛」が伸びてきてしまったら、フルカラーの施術になって料金が跳ね上がってしまうので、要注意です。
また、「根元の毛」が2センチくらい伸びてくると、自分で鏡を見た場合にも、他人の目から見た場合にも目立って見えてきます。ですから、1.5センチ程度「色違いの毛」が伸びてきたあたりで、美容院の予約を入れるようにすると、ちょうど良い時期に染めることができるでしょう。
リタッチカラーの白髪染め
リタッチカラーの白髪染めは年代によって大きく変わってきます。20代からちらほら白髪の出始める人もいますし、40代からは頭全体が白髪になる人も出始めます。早い人は20~30代でも、かなり真っ白になる人もいます。このように、年代だけにとどまらず、頭髪の量に対して白髪の割合がどれくらいかで白髪染めの頻度は変わってきます。
白髪染めのリタッチカラーの頻度の目安は以下の通りです。
- 20代 2ヶ月(全頭)
- 30代 1ヶ月半(全頭)
- 40代 1ヶ月(リタッチ・全頭交互)
- 50代以上 2〜3週間(リタッチ2回・全頭1回)
20代、30代の白髪は全体にちらほら混じっている場合が多いので、おしゃれカラーの全体染めを2ヶ月から1.5ヶ月に一回することがおすすめです。
20代、30代の白髪は40代以上のようにほぼ全ての髪が白髪になるわけではないので、期間をあけてフルカラーを行なうのが、髪の毛が痛まない効率な良い染め方と言われています。
30代になってくると、白髪の量が増えてくるのでリタッチとフルカラーを1ヶ月ごとに交互に行うことをおすすめします。
なぜリタッチとフルカラーを交互に行うのかというと、やはりヘアカラーは髪の毛へのダメージが大きいので、髪の毛への負担を減らすためです。
50代以上になると、髪の毛が真っ白という人も増えてきます。ですからフルカラーで全体を白髪染めしつつ、伸びてきた部分もリタッチという方法がおすすめです。
定期的にフルカラーをする理由は、白髪染めは大なり小なり色抜けがしてくるものなので、定期的に全体を染め直さないと色の抜けた薄ぼんやりとした髪色になるからです。
格安のリタッチカラーの探し方
私の場合は、ホットペッパービューティーのサイトで検索して、格安でリタッチカラーをしてくれる美容院を探しました。
ホットペッパービューティーで美容院を予約すると、「リクルートポイント」がもらえ、ローソンなどで使えるポンタポイントに交換できるので、さらにお得です。
私の場合は前髪の辺りの白髪が5㎝くらいまで伸びていて、本来はフルカラーにしなければいけない状態でした。本当はダメなのですが、私の場合は後頭部にほとんど白髪がなかったため、後頭部の分の染料を前髪に回し、染料を節約するという方法で、リタッチカラー扱いにしてもらえました。
初めての来院だったため、リピート狙いで親切にしてくれたというのもあるのかもしれません。
グレイヘアという選択
書店で「グレイヘアという選択~32人の女性たちの”染めない”理由」という、白髪専門のヘアスタイルブックが並んでいるのを見かけました。
私自身は次から次へと生えてくる白髪をいちいち染めることは面倒で不経済だと感じています。また、「老いる」ことを恥じる考えは持ちたくないとも感じています。歳を重ねれば白髪になるのは当然のことですし、自然の流れに逆らうのが良いのか良くないのか迷うところです。
夫の希望との兼ね合い
我が家では、夫が12歳年下ということもあり、私が白髪にすることを夫が望みません。夫は無意識的に、私に「夫と同世代程度」の身なりをしてほしいと考えているようで、私に若ぶりな洋服を着せたがったりします。
夫婦が同じ世代なら、同じようなタイミングで白髪になり、同じようなタイミングで体が弱ってくるので、その大変さを共感しあえるのだと思います。
ですが、我が家の場合、12歳の年齢差があるぶん、老化からくる容姿の衰えを「身だしなみがなってない。」と捉えられたり、老化からくる身体の衰弱を「怠けている。」と捉えられたりしていた時期もありました。
「私はあなたより12年早く歳をとっているのよ。」と説明をしたことで、夫も理解を示してくれるようにはなりました。ですが、やはり妻の外見は若くいてほしいのが本音のようです。
ですから、しばらくの間は白髪染めをしなければいけなくなりそうです。「ともに白髪の生えるまで」というふうになれるまでには、まだ時間がかかりそうです。
まとめ
美容院でのヘアカラー初心者だった私。インターネットで色々調べては行きましたが、結局は美容師さんや美容院の裁量でフルカラーかリタッチカラーか決まるようです。
私の場合はサービスで少し伸びすぎていてもリタッチカラーで対応してもらえましたが、根元の毛が伸びすぎないうちに美容院に行くようにしたいものです。
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