トリックアートミュージアム軽井沢の外観
軽井沢のトリックアート美術館は、軽井沢銀座商店会の人通りの多い通り沿いに面しています。
かなり、ごちゃごちゃした商店街なので良く見ていないと見落として通り過ぎてしまいそうになります。
トリックアートミュージアム軽井沢の館内
トリックアートミュージアム軽井沢は3階建てのビルになっています。入り口の受付カウンターでチケットを買うと、エレベーターで3階に上がるように指示をされます。
3階から1階に下っていくのが順路となっていますので、その順路に従って進んで行きます。
3階に上がると、かなりゴージャスな踊り場が現れました。
各階の入り口付近全てには、このようなゴージャスなインテリアが配置されていました。
トリックアートでない作品も複数あり
軽井沢のトリックアート美術館の特徴は、館内が広いわりにトリックアートらしいアートが少ないことでした。このような普通の絵画が陳列されていることが多く、いまいち楽しめないスペースも多かったです。
このような謎の箱庭スペースもありましたが、どこがトリックアートなのかさっぱり分からない感じでした。
軽井沢のトリックアート作品
とはいえ、間取りが広いだけあって3Dトリックアートもそれなりの数、存在していました。ですが、高尾、川越のトリックアートに比べると迫力に欠けるアートが多かったような気がします。
こちらの作品は天井から椅子などがぶら下がっているセットで、写真の上下をさかさまにしたら宙に浮いているように見える作品です。
こちらが実際のセットです。床でポーズをとって、写真を逆さまにすると天井を歩いているように見えます。
こちらは子ザルの顔穴から顔を出すトリックアートです。親ザルに抱きかかえられている姿がかわいいですね。
こちらはカバに食べられそうになっているトリックアート。もちろん平面の絵です。
パンダになでなでされている夫です。これも平面の絵の前に夫がしゃがみこんでいます。
恐竜が手に嚙みついているトリックアートです。これも平面の絵です。
こちらはサメにお尻を噛まれているトリックアート。平面の絵ですが写真で撮ると立体的に見えますね。
ゴッホのひまわりの絵をちぎっているトリックアートです。飛び散っている紙切れも平面図です。影まできれいに絵で描かれているので本当に紙切れが落ちているように見えますね。
モナリザの絵を盗もうとしているトリックアートです。これも平面図に上手いこと手を重ねてポーズをとって紙を掴んでいるように見せています。
額縁の中に入っているトリックアートです。額縁や手の指は平面で描かれたものです。ポーズがぴったり決まると違和感がありませんね。
こちらの扉も平面の絵です。まるで本物の扉を開けているように見えますね。ちなみに左側にある額縁も平面に描かれた絵です。まるで本物の額縁があるように見えますね。
こちらは鏡の迷宮の入り口の看板です。六角形の小さな部屋がいくつも並んでいて、六面のうち五面が鏡張りになっています。残りの一つの面が通路になっていて、鏡にぶつからないように出口を目指すという、面白い迷路でした。
五面の鏡に自分と夫の姿が映るので、鏡酔いして少し気分が悪くなりましたが、無事出口に到着し、脱出成功となりました。
なぜか、飾られている甲冑に「お前も大変だな…」とねぎらいのポーズをとる夫。一体、何がしたかったのでしょうか?(笑)
トリックアート美術館にはよくある生首トリックアートです。テーブルがアンティークなぶん本格的な生首っぽくて怖さが増しますね。
なぜか王子の壁ドンにうっとりしている夫。トリックアートの回を重ねるごとにどんどん演技が上手くなっていきます。
美脚の女性をやってみたかったようで、夫がメルヘンなポーズをとってくれました。イマイチ足の場所が合っていませんが、本人が楽しんでいるようなので良しとしました。
トリックアートより美術画の多い美術館でした
浮島に魚、ボートに乗った動物の絵ですが、
逆さにすると鳥のくちばしにくわえられた動物になります。
3階建ての1階フロアは、ほとんど逆さ絵やだまし絵で3Dアートは3階、2階の一部のみでした。
こちらの画像は高尾のトリックアート美術館で撮影していただいたものですが、軽井沢のトリックアートミュージアムにもこれと同じ仕組みの部屋が用意されていました。
ただ、高尾のトリックアート美術館には案内係のスタッフが館内に常駐しており、この写真をとってくれたのですが、軽井沢のトリックアート美術館には常駐の案内係がいなかったので、写真を撮ってもらうことができませんでした。
このタイプの部屋は2人が入って体の大きさの対比を楽しむものなので、3人連れでないと写真をとったり、観察したりして楽しめないのが残念なところです。
まとめ
軽井沢のトリックアート美術館の3Dトリックアートは迫力にも乏しく、数も少なめで、単なる美術作品や、だまし絵、さかさ絵などが多く、人が写真を撮って楽しむアートは少なめでした。
せっかく3階建てで広い間取りなので、もっと楽しめるトリックアートを陳列してくれたらいいのになと思えた美術館でした。
トリックアート美術館は不定期に作品が入れ替わることも多いので、リニューアルに期待したいと思いました。
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