良質節約生活 100万円/1年

50代、精神疾患持ちのシニア主婦ブログ。

【電気代の節約】天井の電気(照明)ははずしていました・実際の照明の設置例

 

 前回の記事では、我が家が天井に電気をつけなかった考え方について書きました。今回は、天井に電気を付けずに実際はどのように灯りをとっていたのか書いてみたいと思います。

setochiyo-style.com

天井に電気をつけなかった理由

 天井に電気をつけなかった理由は、一つは天井用の照明は高価で買うお金がもったいなかったこと。

 もう一つは、住んでいたアパートの電気のスイッチが破壊されていて、天井に電気をつけてもスイッチが使えなかったということでした。

 貧困のあまり、どんな家でもいいので、とにかく安い部屋を借りたいということで、このような家に住んでいました。雨風がしのげればそれでいいという、究極の選択でした。

 夫は中流の家庭出身なので、心の底からこの家に住むことを嫌がっていましたが、我が家の当時の収入では、この家しか住める家の選択肢がありませんでした。

キッチンの照明

 我が家や貧乏だった頃は、天井の照明は高価で買えず、980円のこのようなデスクライトを高い位置に置いて明かりをとっていました。

 古いアパートで、キッチンは窓がなく採光のない場所にあったので、年中暗いのが常でした。

 食器棚は大きなものを持っていたので、キッチンには入らず、リビングとして使っていた6畳の部屋に置きました。リビングにはさすがに天井の照明をつけていました。

 キッチンは狭かったため、大掛かりな照明は必要ないと思い、食材置き場兼調理器具置き場として設置していた本棚の上に、デスクライトを置き、明かりをとっていました。

 天井に照明を設置するほどは明るくはなりませんが、調理作業をするには問題ない明るさでした。

夫と私の部屋の照明

 キッチンの照明のように、夫と私の部屋も高い位置にデスクライトを配置することで灯りをとっていました。もちろん、天井に照明は設置していませんでした。

この頃が一番幸せだった

setochiyo-style.com

  こちらの記事で書いた通り、この部屋は天井がベニヤ板で壁紙も貼っていなければ、塗装もしていないような、ボロボロの部屋でした。

 ですが、私はこの頃が一番幸せでした。

 貧乏で、外食などほとんどできませんでしたが、夫と一緒に遠くのパン屋さんに自転車でパンを買いに行って、「おいしいね。」と言いながら二人で食べたり、そういうことが私にとっては一番の幸せでした。

 また、ボロボロ過ぎて、原状回復の必要のないアパートは、少しドジをして破損させてしまっても、大金を出して修理しなくていいという点がとても気楽でした。

新築マンション購入で変わってしまった夫

購入した新築マンション

 この頃に貯めたお金で、新築マンションを買ってからは、夫が「家を汚すな」とピリピリするようになり、家を使っていれば自然につく傷一つでさえも私を責めるようになりました。

 食器洗いをしていれば、自然にシンクは小さな傷だらけになりますし、物を床に落とせば、床に小さな傷が付きます。それくらい当たり前のことです。

 ある時、私が包丁を床に落としてしまった時に、夫が隣にいて「大丈夫!?」といってくれたので、私を心配しているのかと思ったら「床は?」と言われ、かなりショックでした。私の身より、マンションの床のほうが大事なんだ…と。

 夫は家は自然に劣化していくものだということを受け入れられず、家の傷や汚れを見つけては、小姑のように私を責めるようになりました。私は、そのことや他の夫の言動に耐えられなくなり、自分でアパートを借りて一人暮らしを始めてしまいました。いわゆる別居です。

 ですが、色々な事情が重なり、夫も私に対する敬意が欠けていたと反省してくれたので、夫の暮らすマンションに戻ることにしました。

これからもまた貧乏に転落するかもしれない

 私は精神疾患を患っており、しばらく前には癌も患い、臓器の一部を摘出しているので、外で働く体力はありません。ですから夫の収入に頼るしかありません。

 ですが、夫は仕事が長続きしないタイプで、3年以上同じ会社で仕事が続いたことがありません。そしてまた、夫は仕事を変わろうとしています。今までは、夫も若かったため、転職するたびに給与を上げていきましたが、もう夫も40歳です。

 これからの夫の転職は給与が下がっていく転職になると私は思っています。ですから、また貧乏になってマンションを売って、おんぼろアパートに引っ越すことも想定に入れています。

 私は天涯孤独で家族も親族もいないので、家族といえば夫だけです。夫が私を大切にしてくれているうちは、どんなに貧乏をしても一緒にいようと思っています。逆に、夫が私を大切にしなくなったと感じたら、どんなに夫がお金持ちになっても別れようと思っています。

まとめ

 途中で話が逸れてしまいましたが、我が家が貧乏だった頃は、このように高い位置に980円のデスクライトを置いて、明かりをとっていました。高価な天井照明を買わなくても、何とかなるものです。

 「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」という言葉があります。貧乏でも、工夫をすれば必要経費を最低限に抑えられるので、色々と工夫してみると良いと思います。

★応援クリックしていただけるとうれしいです★

 ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 その他生活ブログ やりくり生活・やりくり術へ にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄(50代)へ

【PR】