個別銘柄投資をやめて投資信託へ移行
こちらの画像は本日の夫の証券口座の「現実損益」の表です。夫は金融にうといので、夫の証券口座の資産運用は私が一手に引き受けています。
以前はNISA枠で国内株式投資を行っており、その頃に87万7千円程度お金を増やすことができました。ですが、私自身が精神疾患持ちで定期的に株式価格をチェックすることが難しいため、個別銘柄の取引はやめて、つみたてNISAに移行することにしました。
積み立てしている投資信託銘柄
我が家で積み立てしている投資信託の銘柄と金額は以下の通りです。
- ニッセイ外国株式インデックス 50,000円
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 50,000円
- 楽天・全米株式インデックス 33,333円
夫の口座で、実際に投資信託に投資している金額は毎月133,333円でした。当然ながら夫も私も「余裕資金」で投資をしているため、投資できる金額には限界があります。
私達夫婦の認識としては、投資に回せる余裕資金は以下の金額程度だと考えています。
- 夫 1000万円
- 妻 800万円
「余裕資金」とは、しばらく使う予定のない余ったお金のことです。
お金を投資信託口座に投資し続けると、投資するお金がいつか底をついてしまいます。ですから、我が家では毎月133,333円投資していた投資信託の銘柄を一つ売却して、投資資金を回収することにしました。売却したのは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の銘柄でした。
シリコンバレー銀行破綻の影響
アメリカでシリコンバレー銀行が経営破綻し、経済が混乱している影響を受けて、一度は10万円以上の利益を出していた、米国株式(S&P500)の投資信託の銘柄が、現在では6~7万の利益に下がってしまいまいました。
投資信託は長く投資を続けることで利益が増えると考えるのが妥当です。これから、10年~20年のスパンでアメリカ経済や世界経済を見据える時、アメリカが中国に追い越される、または強い影響を受ける可能性が高いと私は予想しました。
現在GDP世界第一位のアメリカがそうそう簡単に没落するとは思いませんが、アメリカ一国の投資信託に長期投資をするのは多少のリスクがあると考えました。ですから、つみたてNISAでアメリカのインデックス、特定口座で全世界外国株式のインデックスというふうに二種類に分散して投資することにしました。
いくら儲かったの?
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)をいつから積み立てていたのか忘れてしまったのですが、およそ1年くらいだと思います。
この時点では、103,508円の利益を生んでいたS&P500ですが、
シリコンバレー銀行破綻の余波のためか利益が減ってしまい、売却した際の利益は63,065円となりました。
頭と尻尾はくれてやれ
私自身は投資のコツは欲をかかないことだと思っているので、1円でも利益が出たら儲けものだと考えるようにしています。株式取引の格言として「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉があります。最高値が頭、最安値が尻尾という意味で、人情としては最安値で買って、最高値で売りたいところですが、それを待っていると勝機を逃す可能性があるので、最安値や最高値を待たずに、ほどほどのところで売り買いしましょうという格言です。
私もその格言に乗っ取って、高値になるまで無理に待つことなく、ほどほどの利益の段階で投資信託を売却しました。6万円の儲けなら大したものだと思うことにしています。
まとめ
フランスの経済学者のトマ・ピケティは、労働者が働いて稼ぐ利益より、資産家が資産を投資して利益を生むスピードのほうが早いということを、「21世紀の資本」という本で証明しました。
我が家では、雨漏りのする家に住み、涙ぐましい節約をして貯めたお金を投資に回し、少しずつですが資産を増やしています。投資は元本割れ、つまり損をすることもあるので、誰にでもおすすめできる行為ではありませんが、お金を増やす選択肢のひとつとして考慮に入れるのも良いかもしれません。
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