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【小江戸川越】和牛ひつまぶし「うし川」のメニュー・口コミ・評判

 

和牛ひつまぶし「うし川」とは

 和牛ひつまぶしの「うし川」は川越市役所・氷川神社近くにある、100年続いた「松村屋旅館」の一部をリノベーションした飲食店です。松村屋旅館の正面入り口から、ぐるっと回って反対側の通りに「うし川」の入り口はあります。

 この「うし川」は、川越の有名焼き肉店「シンラガーデン」を経営する新羅ガーデンが、これまでに培ってきた肉の仕入れルートなどを生かし「松村屋旅館」の一画に出店した和風レストランです。新羅ガーデンは和牛のみで月間で300キロ以上仕入れている焼肉店なのでお肉は安定した美味しさで、様々な部位を入荷することが可能です。お肉は厳選したA5ランクの和牛を使用しており、抜群の美味しさです。

 実は、この「うし川」、和牛ひつまぶしも有名なのですが、レストランの脇に「小江戸メンチ」という低価格帯のB級グルメのメンチカツ屋も営業しており、そちらは常に行列のできる人気店となっています。

和牛ひつまぶし「うし川」の外観

 和牛ひつまぶし「うし川」の間口は2メートル程度の扉のみで、間口が狭く少し分かりにくいかもしれません。ですから、うし川の経営する「小江戸メンチ」の行列を探して、その左隣ある小さな入り口を見つけるほうが分かりやすいかもしれません。

和牛ひつまぶし「うし川」の予約

 私達夫婦は基本的に飲食店に行く際は予約をして行くのですが、今回は夫がうっかり予約を忘れてしまい、飛び込みでの入店となりました。川越観光当日に、予約できないか電話をしてみましたが、当日での予約は受け付けていないとのことでした。

 事前予約でしたら受け付けているので、席を確保したい方は早めに予約をしておくことをお勧めします。

 というのも、前述の通りこちらのお店は旅館内を改装して作られたレストランのため、宿泊客の方々が食事処としても利用します。ですから、ご飯時の18時くらいになると宿泊のお客さんが食事に利用するため、かなり混雑するようです。

 私達夫婦が「予約なしだと何時くらいに入れますか?」と問い合わせたところ、16時30分の夕方の開店時間なら入れる可能性が高いと教えてくれました。私達夫婦は、16時30分から遅れて、17時くらいにお店に到着したのですが、もう空いている席は1席しかなく、いかに人気店かを物語っていました。

和牛ひつまぶし「うし川」の店内

 和牛ひつまぶし「うし川」は「松村屋旅館」の裏手を改装して作られたレストランのため、入り口はいたって質素な佇まいとなっています。入ってすぐ右側に靴置き場があり、靴を脱いで座敷に上がる方式となっています。

 店内に入るとこのような感じです。畳敷きにテーブルと椅子が設置してあります。

 この和洋折衷な佇まいが、大正モダンのような雰囲気を醸し出していて、とても落ち着く雰囲気です。

和牛ひつまぶし「うし川」のメニュー

 うし川は高級牛肉を使っているため、お値段は安くても3,000円程度からとなります。

  • 和牛バラ肉炭火焼肉御膳:1,980円
  • 和牛ひつまぶし御膳:2,860円
  • 和牛ひつまぶし御膳(上):3,960円
  • 和牛サーロインステーキ御膳:4,950円
  • 最高級A5和牛ひつまぶし御膳を含む自慢のコース:5,500円

うし川の主力メニューはこのあたりとなっています。私達夫婦はうし川で一番有名な「和牛ひつまぶし御膳」を注文しました。

和牛ひつまぶしの料理の内容

「和牛ひつまぶし御膳」には、和牛ひつまぶし、粒山椒いりそぼろと三つ葉、お麩とわかめの味噌汁、香の物、おろしポン酢、海苔がついていました。

 ひつまぶしのおひつには「うし川」のロゴが印字されており、歴史と風情、高級感を感じます。

 和牛ひつまぶしにはローストビーフと、炭火焼の牛肉が乗っており、どちらの肉もしっとりしていて噛み応えがあるのに柔らかい、A5ランクの和牛ならではの美味しさでした。食べた瞬間に、A5ランクのまろやかで上質な肉の旨みや甘みが口の中一杯に広がり、低価格帯の焼肉とはまた違った楽しみがありました。

 ローストビーフにはわさびが良く合い、炭火焼には卓上に置いてあった粉山椒が良く合いました。もしも「うし川」に行く機会がおありなら、この組み合わせを是非とも試していただきたいと思いました。

和牛ひつまぶしのローストビーフ

 和牛ひつまぶしのローストビーフは57という低温調理で2時間じっくり加熱した、「カタサンカク」という希少部位を、特性のタレに一晩漬けこんでいます。仕上げに表面を炭火で炙ることで、香ばしさを出した逸品です。

和牛ひつまぶしの炭火焼

 ローストビーフと同じく「カタサンカク」を少し厚めにスライスし、タレを付けながら炭火で香ばしく焼き上げた逸品です。

和牛ひつまぶしの食べ方

 テーブルの上には「和牛ひつまぶしのお召し上がり方」という説明書きが用意されていました。ひつまぶしと言えば、うなぎを思い出す方も多いとおもいますが、うなぎのひつまぶしと同様に「和牛ひつまぶし」にも推奨される食べ方があるようで、今回は説明書き通りの順番で食べてみました。

 私個人としては、料理の食べ方を指定してくる飲食店はあまり好きではないのですが、ひつまぶしに限っては、指定の順序で食べると色々な味が楽しめて楽しいので、素直に言うことを聞いて、指定の順序通りに食べることにしています。

  1. まずはローストビーフを何もつけずに一口食べて味を堪能します。次に、お好みでわさびやおろしポン酢を添えて、味の違いを楽しみます。
  2. 続いて炭火で香ばしく焼き上げた炭火焼のお肉を一口食べて堪能します。途中で卓上の七味や山椒を振りかけると味の変化を楽しむことができます。
  3. 最後は、実山椒をきかせた牛そぼろをごはんに乗せ、そこにお出汁を注ぎ、お茶漬けにしてさらさらといただきます。お好みで三つ葉や海苔を入れ、最後はさっぱりといただきます。

 うし川のサービスの素晴らしいところは、こちらのやかんに冷めないように最初からお出汁が入っていないところです。お客さんの食事の様子を見計らって、お茶漬けを作りそうなタイミングで熱々のお出汁を小さなやかんに注ぎに来てくれました。

 こちらが実山椒の入ったそぼろです。

 和牛ひつまぶしのご飯を少し残しておき、実山椒入りのそぼろ、三つ葉、海苔を乗せて、お出汁をかけて、お茶漬けを作りました。パソコンでご覧の方は小さな緑色の山椒の実が写り込んでいるのが分かると思います。

 最近は、「モノ消費」より「コト消費」が流行っていると言われていますが、このように自分でお茶漬けを作る体験も、食道楽の楽しみの一つだと思います。

 このお茶漬けはそぼろのお肉の出汁と、やかんに入れてくれた出汁の風味が相まって、とても風味豊かなお茶漬けとなり、とても美味しかったです。三つ葉のつんとした香りが良いアクセントとなり、本当にさっぱりと美味しくいただけました。

まとめ

 食べることが大好きな私達夫婦。「焼肉きんぐ」のような低価格帯の食べ放題にも行きますが、不定期に少量の国産高級肉を食べられる高価なレストランにも行っています。

 低価格帯の焼肉店はお腹いっぱい食べられるという魅力がありますが、高級国産肉のレストランは、量こそ少量ですが、滅多に食べられない美味しい肉を食べることができるという楽しみがあります。

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