個別銘柄投資をやめて投資信託へ移行
こちらの画像は今日現在の夫の証券口座の「実現損益」です。夫は金融にうといので、私が夫から資金を数百万預かり運用を代行しています。私は私の証券口座を持っており、そちらで資産運用しています。
当初、夫の証券口座では個別銘柄の株式運用をしていましたが、私は持病持ちなので、こまめに株価をチェックすることができず、個別銘柄を全て売買し、投資信託に切り替えました。個別銘柄の売却利益は87万7787円でした。
少し前に、投資信託の銘柄「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を売却し、63,075円の利益確定をしたと記事にしましたが、今回は「ニッセイ外国株式インデックス」の銘柄を売却しました。
なぜ、投資信託を売却したのか?
特に急に大きなお金が必要になったというわけではないのですが、今回、私は投資信託の売却を決意しました。一番の理由は、アメリカでのシリコンバレー銀行の破綻でした。これから世界の金融の状況がどうなるか不確定要素が多いので、投資信託であっても、利益が大幅に増えたと思った時期に売却して、細かく利益確定することにしたのです。
私は前回の投資信託の記事に以下のようなことを書いています。
投資信託は長く投資を続けることで利益が増えると考えるのが妥当です。これから、10年~20年のスパンでアメリカ経済や世界経済を見据える時、アメリカが中国に追い越される、または強い影響を受ける可能性が高いと私は予想しました。
現在GDP世界第一位のアメリカがそうそう簡単に没落するとは思いませんが、アメリカ一国の投資信託に長期投資をするのは多少のリスクがあると考えました。ですから、つみたてNISAでアメリカのインデックス、特定口座で全世界外国株式のインデックスというふうに二種類に分散して投資することにしました。
世界の金融危機を目の当たりに
私は今年で53歳。バブル崩壊の時代も、リーマンショックの時代も生き抜いてきた世代です。バブル時代は、株価が上がり続けた上に、「土地神話」というものがあり、土地の価格は下がらないとされていました。ですから、少し小銭を持っている人達はみんな株を買い、儲け、今度はその儲かったお金で不動産を買い、不動産投資をしている時代でした。
ですが、景気の良い時代は続かず、株価も不動産価格もアッという間に暴落してしまいました。とある男性は「バブル時代に2億投資に突っ込んだけど、半分以下になったよ。」と笑っていました。バブルがはじけて何年も経っていましたが、まだ元本割れしたままだとその男性はおっしゃっていました。
別の男性は親の田畑を全て売り払い、株式投資にまわし、一時的にはウハウハな状態になりましたが、バブル崩壊とともに大損をしてしまいまいた。
そのような人達を若い頃にたくさん見てきたので、資産運用はもうかるだけではなく、取り返しのつかない大損もすると学んだのです。一族で代々、家の資産を守るといったような家系では、株式をずっと持っておき何世代にもわたって値上がりするのを待つのも良いでしょう。ですが、一世代単位で見ると取り返しのつかない大損をしたまま人生を終えてしまうということもありうるのです。
ですから、私は投資信託も利幅が大きくなったと感じた時点で、こまめに売却することにしているのです。
どの投資信託の銘柄を買っているの?
我が家で積み立てしている投資信託の銘柄と金額は以下の通りです。
- ニッセイ外国株式インデックス 50,000円
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 50,000円
- 楽天・全米株式インデックス 33,333円
今年前期はいくら儲かったの?
2023年4月にeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を売却し、63,065円の利益確定。2023年5月にニッセイ外国株式インデックスを売却し、12,3227円の利益確定。今年の5月時点での投資信託の儲けは、合計で18万6302円となりました。
まとめ
私自身は投資のコツは欲をかかないことだと思っています。以前の記事でも書きましたが「頭と尻尾はくれてやれ」という投資用語があります。
ほどよい頃合いで個別銘柄や投資信託を売却したことで、結果的に働かずして106万4089円もお金を増やすことができました。
今の日本は超低金利時代で、銀行の普通預金や定期預金にお金を預けていても、ほとんどお金は増えません。私は、知識のない方に金融投資をすすめるような無責任なことはしたくないタイプです。ですが、きちんと勉強して投資知識を得る努力ができるなら、お金を増やすために金融投資に取り組んでみるのも一つの選択肢だとは思います。
ていただけるとうれしいです★
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