■結婚は相互扶助です
私は夫の収入額に不平不満を言う人が苦手です。私個人の考えでは夫の収入が多くないのであれば、妻がそのぶんを補えばよいと考えるからです。結婚式を挙げたこのとのある方なら、ご存じかもしれませんが、結婚式では以下のような言葉を誓います。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
要約すると、病気の時もトラブルが起こった時も、貧しくなってしまったときも、夫婦で助け合っていきましょうという誓いです。あなたは、夫の収入に不満を言うばかりで、自分の収入を上げることを怠っていませんか?夫の収入が上がらないなら、自分の収入を上げよう、人を変えることができないなら、自分が変わろう、そう、思えるか思えないかで人生は全く違うものになってくると思います。
■なにで旦那の給料が少ないと決まるの?
旦那の給料が少ないって言う奥様方って結構多いんですよね。
実際の給料がいくらであれ、奥様が少ないと思ってしまえば
少ないことになってしまうという…面白い現象なんですけどね。
夫の給料が一ヶ月5万円でも少ないと思わない妻もいれば
夫の給料が一ヶ月100万円でも少ないと思う妻もいるということです。
じゃあ、どこらへんが多い少ないが決まるのかと言うと
それぞれが皆、勝手な思い込みで決めちゃうんですよね。
これ、実は男性側が言っちゃうと言いわけに聞こえて
夫婦喧嘩の原因になったりするんですけど、
女性側が思ってる分には
文句を言う人はいないのではないでしょうか?
■妻たちは何を基準にしているのか?
例えば民間の調査会社の調査結果とか。
夫と同世代の男性の平均年収を見比べて、自分の夫の給料が少ないってね。
経済学を学んだ私ですから「統計学」や「微分積分」などの
数字の扱いは必須科目。このどちらか一つだけ単位が取れなくても落第です。
なので、多少は統計学の知識はあります。
きっぱり言えます。夫の給与の平均値なんて何の参考にもなりません。
平均値は収入0から何百億の人まで足して人数で割っただけ。
例えば年収3億円の人1人と年収0の人2人がいたとしたら、
三億円÷3=平均年収一人1億円です。でも実際には2人は収入0円です。
年収0円の人が年収1億円なことになってしまう、超テキトーな数値なわけです。
ちょっと、賢い人だと中央値を調べます。
100人いたとしたら、だいたい値がどのへんに集まりやすいかというやり方です。
これはちょっと説明が難しいので、大変申し訳ないのですが、
お知りになりたい方はご自信でお調べになってみてください。
■夫/旦那は妻が育てるもの■夫の出世は妻しだい【1】に続きます。