八朔の読み方
八朔の読み方は、「はっさっく」です。
八朔ってなに?
はっさくとは、簡単に言うと、広島県のお寺で発見された雑柑です。
はっさくは、江戸時代の万延年間(1860年頃)、広島県尾道市の因島で発見されました。当時の田熊村(現尾道市因島田熊町)で自然に捨てられたり落ちたりした種から、優良な特性を持った果樹が偶然生まれることを「偶発実生」と言います。はっさくは「偶発実生」種です。クネンボという柑橘と、ブンタンという柑橘の特性を併せ持った雑種であることがわかっています。
発見された浄土寺の住職、小江恵徳(おごう えとく)上人(しょうにん)が、「八月朔日(旧暦の8月1日)頃に食べられる。」と言ったことから、「八月朔日=8月1日」を縮めて、「八朔」と名付けられたとされています。
旧暦の8月1日は新暦の8月末~9月下旬頃にあたり、八朔のシーズンは2月~4月頃であるため、実際には、八朔はその時期にはありません。
明治時代以降、八朔栽培は因島から広島に広まり、その後和歌山県をはじめ全国に広まり、戦後には温州みかん、甘夏に次いで全国で3番目に生産される柑橘となりました。
因島のはっさくゼリー
「因島のはっさくゼリー」は、岡山に近い、広島の東側の尾道市の南にある「因島」原産のはっさくをふんだんに使ったゼリーです。
私は、広島の友人の家に遊びに行った際に、手土産として「因島はっさくゼリー」を手渡されました。そして、このはっさくゼリーを持ち歩いていると、別の広島の友達に「それ、有名なヤツじゃん!」と広島地元の友達にも驚かれました。
はっさくゼリーは「JA尾道」が生産しており、はっさくの原産地、因島やその周辺の「はっさく」に合った土で栽培されたものだと感じられました。
箱にも、尾道から因島周辺の地図が記載されており、尾道や因島のプライドが感じられました。
因島のはっさくゼリーの包装
因島のはっさくゼリーは5個入りと12個入りがあります。私は2人夫婦で、なおかつ広島に旅行中ということもあり、友人の気遣いで、小さめの5個入りをいただきました。
デザインがカラフルで斬新なカップに、パンフレットとシールが添えてあり、箱の裏には、「熨斗(のし)シール」まで添えてある親切さでした。
添えてあるシールは、知人の小さな子供たち渡す機会があるため、喜ぶと思いしっかり保管しておきました。
因島のはっさくゼリー実食
近くでみても斬新なデザインのパッケージです。
開けてみると、はっさくの身がゴロゴロ入っていました。
はっさくの身は、甘夏よりも甘く、渋みが少なく、プリプリで、一粒一粒の実に果汁がギュっと詰まっているめ、噛むとシャクシャクといったフレッシュに実が始める食感が楽しめます。
「因島のはっさくゼリー」では、はっさく本来のフレッシュな食感や味が損なわれることなく、そのまま閉じ込められていました。
友人に5個入りのゼリーをいただいたものの、私が食べたの一個だけ。夫が関東出身のため、「はっさく」をあまり食べたことがなく、そのおいしさに魅了されてしまい5個のうちの4個を平らげてしまいました。
それくらい、食べたことのない方には斬新でおいしい柑橘類なのです。
因島のはっさくゼリーのカロリー栄養素
栄養成分表示 1個(78g)当たり
栄養素 | 推定値 |
エネルギー | 59kcal |
たんぱく質 | 0.2g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 14.4kg |
食塩相当量 | 0.1g |
まとめ
友人宅にお邪魔した際に、思いがけずいただいた広島の名物ゼリー。私は広島に住んでいた期間が長いので、はっさくは食べなれていましたが、はっさくを食べたことのない関東出身の夫は「おいしい!おいしい!」と毎日の食後のデザートとして、はっさくゼリーを楽しんでいました。
甘夏に似ているようで、全く違う「はっさく」のはじけるような、フレッシュな食感とお味を是非楽しんでいただきたいものです。
因島のはっさくぜリー通販
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