せとちよグルメ旅

【浦和発】埼玉・関東グルメ体験ブログ|旅行先の全国穴場飲食店もご紹介!

◆【亀戸天神】船橋屋のくず餅とは?カロリー・食べ方・レビュー・クチコミブログ

 

船橋屋のくず餅とは?200年以上続く伝統の味

亀戸天神(東京都江東区)の門前にある老舗和菓子店「船橋屋」は、創業文化二年(1805年)の歴史を誇る名店です。初代・勘助が出身地・下総(現在の千葉県船橋市)の名物を元に考案したのが、「船橋屋のくず餅」。このくず餅は一般的な葛粉を使ったものとは異なり、小麦粉を乳酸発酵させて作られる、まさに唯一無二の和菓子です。

創業以来200年以上にわたり受け継がれてきた味は、亀戸天神の参拝客だけでなく、芥川龍之介や永井荷風など多くの文化人にも愛されてきました。

葛粉ではない!?船橋屋の「くず餅」の製法と特長

一般的に「くず餅」と言えば、葛(くず)という植物の根から抽出した「葛粉」を使って作る冷たい和菓子を指します。しかし、船橋屋のくず餅は小麦粉から作られます。

小麦澱粉を450日間乳酸発酵

船橋屋のくず餅の大きな特長は、厳選された小麦粉からグルテンを除去し、小麦澱粉のみを使用していることです。この澱粉を貯蔵槽でなんと約450日間も乳酸発酵させるという、手間ひまかかった製法が取られています。

長期間発酵させた澱粉は独特の香りと弾力を持ち、しなやかで少し酸味を感じる奥深い味わいに仕上がります。

無添加・自然食品だから安心

発酵食品でありながら保存料や添加物は一切使用せず、全工程が自然のまま。だからこそ、消費期限はたったの「2日間」と非常に短いのも特徴です。

妊娠中の方や小さなお子様も安心して食べられる、まさに“生きた”和菓子と言えるでしょう。

船橋屋のくず餅のセット内容と食べ方

一箱のセットには、以下の3点が入っています。

  • カット済みのくず餅(36切れ)
  • 沖縄産黒糖使用の特製黒蜜
  • 香ばしく煎った国産きな粉

正しい食べ方の順番

 くず餅はこのような感じでした。本物の葛(くず)から作ったものより少し灰色がかっているのは、小麦粉の澱粉を発酵させる過程で少し色づくのかなと思いました。

付属のしおりには、「最初に黒蜜をかけ、次にきな粉をかけてください」との指示があります。

黒蜜を先にかけることで、きな粉がくず餅にしっかりと密着し、より風味豊かにいただけます。ただし、順番を間違えても十分に美味しく味わえるので、好みで調整しても問題ありません。

船橋屋のくず餅の保存方法と注意点

常温保存が基本

船橋屋のくず餅は冷蔵保存すると食感や風味が落ちてしまうため、基本的には常温保存がおすすめです。消費期限内(購入から2日以内)に食べ切るのが理想的です。

独特な香りは「発酵の証」

保存中、くず餅からやや酸味を帯びた独特の香りがする場合があります。これは長期発酵による自然な香りであり、品質が劣化したわけではありません。

特に気温が高い時期は香りが強く感じられることがありますが、その場合は食べる直前に冷蔵庫で1~2時間ほど冷やすと香りが和らぎます。

船橋屋のくず餅の口コミ・評判

実際に食べてみた感想

口コミでは以下のような声が見られます。

  • 「寒天とお餅を足して2で割ったような独特の食感。クセになる」
  • 「黒蜜が濃厚で、きな粉の香ばしさがたまらない」
  • 「他のくず餅と全然違う。発酵食品っぽいけどそれがクセになる」
  • 「少し香りがあるが、味は優しくて子供も好きそう」

保存期間の短さゆえ、すぐに食べる必要はありますが、そのぶん鮮度抜群で「生きている和菓子」としてリピーターが多いのも納得です。

まとめ|船橋屋のくず餅は唯一無二の発酵和菓子!

船橋屋のくず餅は、葛粉を使わないにも関わらず「くず餅」として確固たる地位を築いた唯一無二の存在です。450日もの時間をかけて乳酸発酵させた小麦澱粉から作られるため、独特の食感・香り・味わいが楽しめます。

しかも保存料や添加物を一切使わず、消費期限はわずか2日。和菓子としては非常に珍しい「発酵食品」として、健康志向の方にもおすすめです。

亀戸天神への参拝時にはもちろん、手土産や贈り物にもぴったり。ぜひ一度、200年の歴史が生み出した伝統の味をお試しください。

船橋屋「くず餅」一箱のカロリー・栄養成分

栄養素 推定値
エネルギー 864kcal
たんぱく質 10.3g
脂質 7.4g
炭水化物 192.3kg
食塩相当量 0.1g

一箱(36切れ)の総カロリー

★応援クリックしていただけるとうれしいです★

 ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 グルメブログ 東京食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 名物・お土産へ にほんブログ村 スイーツブログ 和菓子店へ

【PR】