- 職人焙煎の香り高い一杯と心の通うおもてなし
- 雰囲気とサービス|心からくつろげる場所
- 外観とアクセス|レモンイエローの外壁が目印
- かわもと珈琲舎の店内
- メニュー|主役はコーヒー。軽食やケーキもこだわり素材
- かわもと珈琲舎のコーヒー豆のお取り寄せ
- まとめ|20年続く信頼の珈琲屋で、真の一杯を
- かわもと珈琲舎のお店情報
職人焙煎の香り高い一杯と心の通うおもてなし
広島県廿日市市にある「かわもと珈琲舎」は、コーヒー好きの間で密かに語り継がれる名店。東京の名店「バッハ珈琲グループ」で修業を積んだ店主・高橋啓子氏が独立して開業した、自家焙煎のスペシャルティコーヒー専門店です。
単なるカフェではありません。全国から常連が豆を取り寄せ、地元では「ここ以外でコーヒーは飲まない」と決めているファンもいる、まさに本物の「珈琲屋」。今回はそんな「かわもと珈琲舎」の外観・店内・メニュー・雰囲気などを、実際に訪れた体験をもとにたっぷりご紹介します。
雰囲気とサービス|心からくつろげる場所
「かわもと珈琲舎」が愛される理由のひとつが、店主・高橋啓子氏の人柄です。穏やかで温かみのある接客は、一度訪れたら忘れられないほど。
筆者は遠方からの常連客で、豆を電話注文する際には「埼玉のせとちよです」と名乗るだけで住所確認も不要。何年も変わらぬ信頼関係が築かれていることに感動します。
また、スタッフも丁寧で礼儀正しく、居心地の良い接客が徹底されています。静かに読書を楽しむお客さんもいれば、豆のことを熱心に尋ねる方もおり、各人が自分のペースで過ごせる空間です。
現在、関東で流行している自動焙煎機による焙煎とは違い、かわもと珈琲舎は完全に職人技の焙煎をしています。季節ごとの気温、湿度、豆のロットの状態などの状態を何十年も記録し続け、その時々に合った焙煎を豆にほどこす職人技が魅力のお店です。
外観とアクセス|レモンイエローの外壁が目印
もともとクリーム色だった建物の外壁は、数年前に鮮やかなレモンイエローに塗り替えられました。この印象的な色が、住宅街の中でも目を引く存在となっています。
入り口は、どこか物語に出てきそうな温かみのある佇まい。看板も控えめで、派手な宣伝は一切ありません。まるで隠れ家のような雰囲気ですが、地元では広く知られ、朝から常連さんでにぎわっています。
駐車場も完備されており、車でのアクセスも可能。JRでは「宮内串戸」駅、広電(路面電車)では「宮内」駅から徒歩2~5分程度。
かわもと珈琲舎の店内
かわもと珈琲舎の店内に入ってすぐに目を引くのはキッチンカウンターに並んだ、焙煎度合いと原産国の違うコーヒー豆たち。以前はたしか24種類くらいあったという筆者の記憶がありますが、現在は20種類の豆が並んでいました。
カウンターは6席。
テーブル席が16席。
ソファー席は、主にコーヒー豆を買いに来たお客さんのための待合席として使われています。もちろん、ここでコーヒーを飲んでもよいのですが、座れて3人くらいでしょうか?
ショーケースには、その時々に在籍しているパティシエさん達のイチオシケーキが並びます。かわもと珈琲舎の主商品はコーヒー豆なので、ケーキに力は入れていません。ただし、店主のこだわりで素材は良いものを使っているので、凝った生ケーキは置いていないものの、素材の良いベイクドのケーキがいつも陳列されています。
また、かわもと珈琲舎でコーヒー焙煎の修業をして、数年で独立のためにお店を去るスタッフさんも多いため、ケーキ・食事メニューはスタッフの入れ替わりによって変化しがちです。
メニュー|主役はコーヒー。軽食やケーキもこだわり素材
かわもと珈琲舎は基本的に珈琲屋なので、コーヒー豆を買いに来る方、コーヒーを飲みにくるご近所さん、古くからの常連さんの多いお店です。ですから、ケーキや食事が充実しているわけではありません。
あくまで充実しているの、コーヒーです。
ですが、どうしてもおなかがすいた、コーヒーはケーキと一緒に飲みたいという方々へのサービスのために、サービスで軽食とケーキを用意しているといったスタンスです。
「かわもと珈琲舎」は基本的にコーヒーが主役。フードメニューはあくまで“サービス”の一環として提供されていますが、そのクオリティは一切妥協されていません。
珈琲メニュー
- ブレンドコーヒー4種
- シングルオリジン16種(インド・ペルー・エチオピア、グァテマラなど)
- 深煎り、浅煎りなどを豆の特徴に合わせて、職人焙煎
- 水出しアイスコーヒー(夏季限定)
すべて注文ごとにハンドドリップで丁寧に抽出されます。
フード&ケーキ
- トーストセット(トースト、あんこ&クリームチーズ、野菜、ヨーグルト)
- 自家製キッシュプレート
- ベイクドケーキ(ガトーショコラ、チーズケーキなど)
筆者がいただいたトーストセットは、朝の9時から終日いただけるありがたいメニュー。素材にこだわった構成で、トーストは香ばしく、あんことクリームチーズの組み合わせが絶品。バターやヨーグルトまで丁寧に選ばれており、真心のこもった朝食でした。
ケーキは、その時々に在籍するパティシエによって内容が異なります。現在は主にベイクド系が中心。派手さはありませんが、素材の味を引き立てるシンプルな味わいで、コーヒーとの相性も抜群です。
筆者はチョコタルトもいただきましたが、チョコレートフィリングにしっかりとしたチョコレートの味を感じ、やはり素材の良さを感じました。
かわもと珈琲舎のコーヒー豆のお取り寄せ
まとめ|20年続く信頼の珈琲屋で、真の一杯を
「かわもと珈琲舎」は、派手な宣伝もSNSもありません。ただ、焙煎という職人技に真摯に向き合い、美味しいコーヒーと丁寧な接客を積み重ねてきた結果、自然と口コミで常連が増えていった店です。
広島県廿日市市を訪れた際には、観光地めぐりの合間にぜひ立ち寄ってほしいお店。喧騒から離れた静かな空間で、職人が淹れた一杯を飲む時間は、何にも代えがたい贅沢です。
かわもと珈琲舎のお店情報
【店名】かわもと珈琲舎
【ジャンル】喫茶店・カフェ
【予約可否 】不可
【電話番号】0829-31-1392
【住所】広島県廿日市市串戸4-15-14
【交通手段】宮内串戸駅から徒歩3分
【営業時間】
【月・火・水・木・金・土】
【定休日】日曜日(基本的には暦通りの営業)
【予算】¥550~
【支払い方法】現金・カード可・電子マネー不可
【サービス料・チャージ】無
かわもと珈琲舎の席・設備
【総席数】カウンター6席・テーブル席16席
【個室】無
【貸し切り】不可
【禁煙・喫煙】全席禁煙
【駐車場】有(店舗前1台分、店舗裏川沿いの駐車場に2台分)
かわもと珈琲舎の外観・内装・雰囲気・空間
落ち着いた、庶民的な、入りやすい
かわもと珈琲舎のメニュー
自家焙煎珈琲・モーニング(終日)・ケーキ・焼き菓子
かわもと珈琲舎の特徴・関連情報
【利用場面】ランチ(一人ランチ、1人ランチ)、デート、昼ご飯
【帯同者】ひとり(一人、1人)、友人、知人、カップル、夫婦、家族(子供連れ)
【子供連】可
【サービス】フルサービス
【開店年月日 】
【備考】
かわもと珈琲舎までのアクセス
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