- ケンビーズ カフェの前身
- 現在のケンビーズ カフェのオーナー
- ケンビーズ カフェのクラフトビール
- ケンビーズ カフェの店内
- ケンビーズ カフェのメニュー
- ケンビーズ カフェのビールとフードの感想
- まとめ
ケンビーズ カフェの前身
ケンビーズ カフェの前身は、米国人のケビン氏と日本人オーナーの共同経営で1999年に開業した「KeMBY`s Brew Pub(ケンビーズ・ブリュー・パブ)」でした。
食事メニューはアメリカンダイナーのようなメニューで、店内は欧米のパブのような内装で、英語が話せるスタッフを配置すると同時に、時によってはポルトガル語、スペイン語が話せるスタッフがいたりしました。そのため、20年前くらいには、マツダ(フォード)関係の外国人や、日系ブラジル人、ペルー人でにぎわっていました。
また、プールバー(ビリヤード台)があるため、ビリヤード対戦をやりたい日本人や外国人が集い、黒板にチョークで名前を書いて順番待ちし、対戦して楽しんでいました。私もビリヤードの順番待ちをしていた中の一人です。
私はこの頃からのケンビーズの行きつけのお客で、飲み友達であるプラカッシュがスタッフとして働いているということもあり、お話をしに行ったりしていました。
現在のケンビーズ カフェのオーナー
その後、ケビン氏が米国に帰国することになり、2010年にお店を引き継いだのが、元々ケンビーズのスタッフであったネパール人の「Prakash Lamichhane(プラカッシュ・ラミチャネ)」氏です。プラカッシュと出会ったのは彼が25歳の頃で、今は50代とのこと。時が流れるのは早いですね。
プラカッシュはケンビーズのスタッフだった頃から、広島に広い人脈を作っており、私のことも「CHIYO-chan」と呼んでくれるくらいフレンドリーです。
ケンビーズ カフェのクラフトビール
プラカッシュ氏は、昔からクラフトビールに興味があり、2018年4月に税法が変わったと同時に、広島で最初にマイクロ・ブリュワリーを設立しました。非常に聡明で行動力のあるプラカッシュ氏は、迅速な動きで、ケンビーズ カフェの関連会社「株式会社Hiroshima Micro Brewery」を2017年に設立、代表取締役にプラカッシュ・ラミチャネ氏が就任。酒類等製造免許を取得しています。
マイクロブルワリーとは、小規模なビール醸造所のことを指します。主にクラフトビール(地ビール)を造る小規模な醸造所のことを指します。1994年の酒税法改正により、ビール醸造免許に必要な年間製造量が引き下げられたことで、全国に多くのマイクロブルワリーが誕生しました。「広島マイクロブルワリー」もその中のひとつです。
ケンビーズ カフェの店内
入り口を入るとすぐにビリヤード台があります。昔はビリヤード台の横に順番待ちの黒板があり、そこに名前を書いて待っていると、前のゲームで勝った人と順番が回ってきた人の対戦という形をとっていました。私もこのビリヤード台で、見知らぬ外国人たちとビリヤード対戦をしていた身なので、非常になつかしかったです。
店内は、広島市内にしては敷地面積が大きく、カウンター席もテーブル席も欧米仕様の広い作りとなっており、開放感のある空間となっています。
ケンビーズ カフェのメニュー
ドリンクメニュー
ドリンクメニューは大げさにではなく、ビール、ジン、ラム、テキーラ、モヒート、バーボン、スコッチ、カクテルなど、ロック、水割りなども種類の一つとするなら、100種類上はあります。ですから選ぶのが大変です。
そこでおすすめなのが、ケンビーズならではなの「クラフトビール」です。
ケンビーズオリジナルクラフトビール
- ヒロシマヘリテージクラフトラガー 800円
- 詫び寂びエール 850円
- 詫び寂び IPA 850円
- リッジ 55 レッド IPA 850円
- Profane IPA 850円
- KeMBY's ヘイージ IPA 1000円
- KeMBY's コーヒー スタウト 850円
フードメニュー
フードメニューは、アメリカンな印象が強く、サラダ、バーガー、チキンウィングス、フィッシュ&チップス、ピザなどが主なメニューです。
ケンビーズ カフェのビールとフードの感想
プラカッシュに会うためにケンビーズに行きましたが、私はアルコールが飲めないので広島在住の友達を誘って売り上げに貢献しに行きました。
お友達との話がはずんでしまい飲みかけのビール撮影となってしまいましたが、「詫び寂びエール」です。クラフトビール独特の色をしていますね。友達とのおしゃべりに花が咲いてしまい、味見をさせてもらうのを忘れてしまったのですが、友人が確か、エスニックな味わいだと言っていたような記憶があります。
ケンビーズに足を運ぶ前に、なじみだった「モーリーマローンズ」に行ったため、フードは控えめに、2品注文しました。
ナチョス
モーリーマローンズも、ケンビーズもシェフが変わるたびに、フードの編成が変わったり、同じ料理名でも内容が変わったりしてきました。現在のケンビーズのナチョスは、このような感じでした。
トルティーヤチップスの上に、チリビーンズらしきものがかけてあり、その上にたっぷりのチーズが乗せてあるのが、現在のケンビーズの「ナチョス」でした。ナチョスは、アメリカンや、メキシカンのどの店で食べても、微妙に味や具材が違うようで似ています。ですから、ケンビーズの現在の「ナチョス」はこれ、という印象でした。ナチョスはどのお店で食べてもはずれがない料理なので、友人と二人で「おいしいね。」と言いながら、パクパクと食べてしまいました。
スパイシーウイングス
英語圏の料理で「ウィングス」と言えば、鶏の羽の部分を指します。日本語の鶏肉の部位で言えば「手羽(てば)」ですね。それをオリジナルソースに漬けこんで焼いたのが、こちらの料理です。
アメリカンなのか、メキシカンなのか、シェフまたはオーナオリジナルなのか、ソースのお味がとても美味しかったです。ナチョスは、どこのお店でも似たり寄ったりな味ですが、この「スパイシーウィングス」は、ネパール人オーナーのアメリカンダイナーでしか食べられない味でした。
まとめ
知り合った頃は25歳だったオーナーのプラカッシュが、もう50歳を過ぎていると聞き、時が経つのは早いなぁと、思い出を噛みしめています。昔から、聡明で働き者で、コミュニケーション能力の高かったプラカッシュが、まさか広島初のクラフトビール会社を設立するとは思っていなかったので、彼の優秀さには脱帽です。
友人の話によると、ケンビーズのクラフトビールはスパイシーで美味しいそうなので、ぜひ足を運んでみてください。
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