日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)とは
かつては山岳信仰の対象であり、現在は観光名所としてひときわ賑わっているのが日原鍾乳洞です。関東随一の規模を誇る鍾乳洞で、洞窟内には巨大なカエルを思わせるガマ岩と呼ばれる岩や、山岳信仰の対象であったためあちらこちらに「観音」などの仏像が建てられています。
入り口を入ってすぐに、見どころスポットの地図があるのですが、新洞部分のみごとに成長した石筍、石柱の数々が乱立する箇所が一番のみどころでした。約40分の洞内めぐりは非常に足場が悪く、足腰の健康に自信のない方は控えたほうが良い環境でした。。
つらら状に垂れ下がる鍾乳石は3センチ伸びるのに200年、上に向かって成長する石筍は400年の年月を費やすそうです。
平成8年8月には大規模鍾乳洞にふさわしいイベント設備として、自然の音を奏でる「水琴窟」も設置され、厳かな鍾乳洞の雰囲気の中で優雅な音を楽しむことができます。
日原鍾乳洞へのアクセスの注意点
日原鍾乳洞は奥多摩の非常に入り組んだ、細い道の奥にあります。そのため日原鍾乳洞に車で近づくと、すれ違いの難しい道になっていきます。土日祝などの混雑時には、行きの車と帰りの車がすれ違えない道幅の箇所があり、どちらかがバックしたりしながら、道をゆずりながら、日原鍾乳洞に向かう必要があります。

また、日原鍾乳洞の入り口に到着すると、このような川沿いの細い道沿いに無理に駐車場を設置しているため、一方通行となります。一方通行のため誘導員が立っており、ヘッドマイクで相互に連絡をとりながら、20分くらい行きの車を足止めさせて帰りの車を降ろしたら、20分くらい帰りの車を足止めさせて、行きの車を上に誘導するということを繰りかえしていました。
そのため、誘導員にとめられたら止まり、誘導されるまで数十分待つ必要があります。1本道ですので、誘導に従わないと、最悪正面衝突事故の恐れもあるため、誘導員の支持をしっかり見ておく必要があります。
また、自家用車を持っていなくても、鍾乳洞近くまで路線バスが走っているため、そちらを利用しても大丈夫です。
日原鍾乳洞散策の注意点

駐車場にたどり着くと、中国の水墨画を思わせるような鍾乳石がそびえ立っていました。

料金所は現金のみの支払いでした。そして料金所の横には見学の注意事項が書かれていました。
見学時の注意事項
- 頭上に注意(洞内狭くなっていますのでご注意ください。)
- 階段注意(濡れてすべりやすくなっています。)
- 洞内は暗くなっていますのでご注意ください。
- 急な階段がありますので、体の弱い方はご注意ください。
- 飲酒されている方は、非常に危険ですのでご注意ください。場合によってはご遠慮いただくこともあります。
- 通路以外には立ち入らないでください。
- ペットについては抱っこできるペットのみとさせていただきまが、両手がふさがると危険なところもありますのでご注意ください。
- 子供の一人歩きはたいへん危険ですので、大人の方と一緒に見学をお願いいたします。
- 火気使用厳禁、禁煙をお願いします。

鍾乳洞は建物にすると4~5階建てくらいの高さで、「でこぼこ道」や「急こうばいの階段」を登ったり降りたりする必要がありました。かなり高い位置まで登るため落ちるのではないかと不安になったり、階段も斜めに傾いていたり、一段ずつの段差の高さが違ったりして、やはり転げ落ちるのではないかと不安になりました。
トンネルのような道もあり、トンネルの高さが低いとかがんで前に進まなければならなかったり、低いトンネル道で険しい坂道などは壁に手をついて、でこぼこ道を進むなど、普段しないかなりアスレチックな動きをすることとなりました。
思ったより全身運動で、鍾乳洞40分コースの半分を回ったくらいで、「ゼイハァ・ゼイハァ」と息ができないくらい息が上がってしまいました。ですが、洞窟をぐるっと一周するコースだったので、奥まで行った以上は歩いて戻るしかなく、夫に支えになってもらいながら、険しい岩道を何とか帰ることができました。

奥に立っている人を見ると分かるように、天井が低く、腰を低くして歩く必要があるので、足腰が悪い方には非常につらい道のりとなります。

場所によっては道がこのように、きれいに舗装されています。

階段も場所によってはこのようにきれいで歩きやすい箇所もありました。
ですが、キツすぎて写真は摂れませんでしたが、階段というよりは「はしご」に近い急こう配の階段もたくさんあり、その「はしご段」を登ったり降りたりするのは非常に恐怖でした。というのも、足場が24cmの私の靴のサイズの幅ほどもなく、一歩一歩階段を横向きに下りないと、足を踏み外して、かなり高い位置から転げ落ちる可能性があり、周りの迷惑も気にせず、自分の安全だけに留意して、一段ずつ丁寧に登り降りしました。

こちらが、きれいな音の鳴る「水琴窟」。水がしたたる音が透明感のある木琴の音のようで、非常に美しい音でした。

こちらが、「天井知れず(?)」人の大きさと比べていただければ、以下に天井が高いか分かると思います。

登っても登っても先があり、大変にキツかったですが、ライトアップが、緑、青、赤に色を変え、本当に美しい空間でした。

「天井知れず(?)」の一番上まで登って、下を見下ろしている様子です。
まとめ
洞窟内が暗かったことと、あまりにもキツい道のりでしたので、写真撮影をしている余裕がなかったため、多くの写真は撮れませんでしたが、非常に美しく神秘的な空間で、一度は足を運んでみる価値はある場所だと思いました。
ただ、本当にアスレチックな動きをしなければならないため、足腰の悪い方には無理な場所だとも思いました。私も足が悪いので、ずっと手すりと夫と、壁をつかんで、痛む膝に耐えながら歩き続けました。
足腰が丈夫ならもう一度でも行きたい場所ですが、膝が悪い私には1回行ければ充分かな?と思えた鍾乳洞体験でした。
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