最近の洋服のボタンは簡単に取れる
我が家では、「壊れたらなおす。 破れたら、繕う(つくろう)。」が基本的スタンスです。
祖母が明治生まれでよく言えば物を大切にする人で、悪く言えば「捨てられない」人でした、ですから、破れた靴下などを捨てようとしようものなら、怒られてしまうありさまでした。つくろってまた履きなさいというスタンスだからです。
最近は、お手頃価格の洋服が販売されていますが、やはり縫製や材料があまりよろしくなく、ボタンがすぐに取れてしまったりします。
ボタンを縫い付けてもすぐに取れてしまう
ある時、洋服のボタンが取れてしまったので、 ボタン付けをしました。その時に、ボタンを縫い付けてもすぐに取れてしまう、 ちぎれてしまうという方のお話を聞いたことを思い出しました。
どうも、その方は100円ショップで買った糸でボタンを縫い付けていたようです。 それでは、すぐに糸が切れてしまっても仕方ありません。 実はボタンやホックにはそれ専用の糸があって、 その太くて丈夫な糸を使わないと、すぐに切れてしまうのです。100均の糸は、ボタン付けに使うにはもろくて弱いのです。
ボタン付け専用の糸が存在する
手芸店などに行けば、ボタン付け専用の太くて切れにくい丈夫な糸が販売されています。
例えば、こちらの「シルコート」。
ボタン付け用の糸はだいたい、こういう形をしていて、 ミシン糸とは少し形が違います。
さらに、100円ショップの糸はお手頃価格で買い求めることができますが、 かなり弱くて切れやすいのです。ですから、ボタン付け用の糸は100円ショップで買うより、 やはり手芸店などで、 「ボタン付用」と書いてある物を買うことをオススメします。
小さく「ボタン付糸」と書かれているのがお分かりでしょうか?そして、製造会社は繊維会社としては有名どころの「テイジン」。安心と信頼のボタン付け糸です。
こういった、きちんとしたボタン付け用の糸を使用してボタンを縫い付ければ、糸が細くて弱いためにボタンが取れてしまうということが無くなります。
まとめ
糸が弱いために、 洋服のボタンや、ズボンのホックが急にちぎれて取れてしまったら、 やはり、見栄えのよいものではありません。 丈夫な糸で、しっかりと縫い付けるようにしたいものです。
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