夏に涼しい避暑地
我が家では毎年、夏には蓼科(たてしな)に避暑にいく習慣があります。我が家は埼玉県ですが、東京の北が埼玉というイメージがありませんか?
実は、埼玉は西側が長野や山梨と隣り合わせになっているのです。ですから埼玉県をただひたすらに西向きに車で走ると長野や山梨に到達することができるのです。
長野や山梨に行ったら、少し南に下って静岡に行き箱根や伊豆のグルメを楽しんで、東名高速道路で関東に帰ることもできます。
避暑地と言えば「軽井沢」?
我が家では、蓼科に行ったついでに「軽井沢」に寄ることもしばしばあります。ですが、蓼科のビーナスラインを筆頭とした、人が少なく緑あふれる涼しい場とは違って「軽井沢」は、非常ににぎわっている観光地なので、人の多さで非常に暑く感じてしまいます。私自身は、人疲れしてしまうタイプなので「軽井沢」に行ってしまうと、人の多さに非常に疲れてしまうのです。
ですが、人が多いからこそ良い側面もあり、飲食店やお土産物屋、雑貨屋が立ち並び、買い物や、グルメには最適なのが「軽井沢」です。軽井沢では、以下の観光名所やグルメを楽しみました。
軽井沢ではなく、蓼科メインに旅行に行く理由
私達夫婦が、夏の避暑地として軽井沢ではなく蓼科に行く理由は、とにかく人が少なく、涼しいからです。さらに、我が家が夏に蓼科に行く目的は「花火」を近くで見るためです。蓼科では、夏に少なくとも4~5種類の「花火大会」が開催されます。ある年に開催された花火大会だけでも、これだけの数があります。
- 信州上田大花火大会
- 白樺湖夏祭り花火大会
- 白樺高原花火大会
- 諏訪湖祭湖上花火大会
- 全国新作花火チャレンジカップ(諏訪湖)
- 諏訪湖サマーナイト花火
- 蓼科湖花火大会
- 車山高原 納涼花火大会
蓼科は、等高線でみるとかなり起伏が激しく、低地には湖、その周りを取り囲むように丘が存在しています。そして、各々の湖で花火が打ち上げられるため、湖のほとりのホテルでも、丘の中腹にあるホテルでも、非常に美しく花火を見ることができるのです。
花火側が見える側のホテルの部屋を予約すれば、部屋の窓から非常に大きな花火を近くで見ることができますし、窓から花火が見えなくても、ホテルの外に出て、テラスから花火を見ても、充分に近く大きな花火を見ることができます。
関東圏では見られない迫力の花火
蓼科でも、有料エリアチケットや、ホテルと提携した花火会場チケットの販売も行われていますが、関東圏ほど良いお値段ではありませんし、関東圏のように1年前には予約しないと花火の見られるホテルが予約できないということもありません。
ただし、8月の花火大会がきれいに見えるホテルを予約するなら、4~5月には蓼科のホテルを予約しておく必要があるでしょう。
ホテル予約サイトのカレンダーを見れば一目瞭然ですが、花火大会開催の日だけ「空室なし」になっています。それくらい、蓼科の花火大会はどこから見ても美しいのです。
蓼科湖花火大会のベストショットホテル
去年、私達夫婦は「蓼科湖花火大会」を見に行ったのですが、その時に最高のロケーションだったホテルが「パイプのけむり」というホテルでした。本当は教えたくないのですが、このブログをご覧になっている方々に感謝の気持ちを込めて、お教えいたします。
「パイプのけむり」の蓼科湖に面した部屋ですと、窓から壮観な花火を見ることができます。私達夫婦は残念ながら予約のタイミングが間に合わず、湖面に面していない部屋しか予約できませんでした。
ですが、1階の玄関前に立って、小一時間の花火を堪能しました。目の前に繰り広げられる、大きな花火の輪の数々に「わぁ~~!わぁ~~!」と騒ぎ立てる私に、夫は、毎年、私をこの花火に連れて行ってあげたいと思ってくれたようです。
【パイプのけむりの詳細情報】
残りわずかの思い出
私は、5年前にガンを患い、今も予後観察中です。夫と一緒にグルメ旅行をしている時に、夫がふと私に、「あと、何回ちよちゃんと、こういうふうに美味しいご飯を食べられるかな?と考えることがあるよ…」とつぶやいたことがあります。
夫は、少し癖のある人ですが、私に対する想い、愛情は本物だと確信しています。時々、その愛情がゆがんだ形で発露されて、私がキレてしまうこともありますが(;^ω^)
基本的には、私を心から愛してくれています。
そんな私との死別を覚悟して、私を楽しませようとしてくれる夫には、感謝の気持ちしかありません。今年も、夫と二人で蓼科の花火を見に行きます。あと、何回、あのきれいな花火を見られるだろか?5年前に義理の母が、つい2週間前に義理の父が亡くなったために、今年の花火は感慨深いものになりそうです。
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