前回のお話は、男女は友達になれるのか?でどうぞ。
別れると決めて、最後の別れを告げる時、あるいは告げられた時、
私はいつもスッキリしていました。
「これで、よかったんだ。」と。
私が付き合った男性は心理的に大人でしたし、
別れる、別れないで、揉めさせるようなことはしない人でした。
今思えば、恋人としてはパーフェクトだったのだと思います。
男性側が心理的に適切な距離感で私に接してくれていたから
口げんかなんかも実際にはしていたのでしょうけど、
キレイに別れると、キレイな思い出しか残らないミラクル。
たぶん、汚い別れ方をすると、汚い思い出ばかりが残るんだと思う。
まあ、それは、納得です。
遠距離で、体が近くになかったので、くだらない話でケンカできるほど
電話代がなかったのが、現実でした。国際電話でしか話せない時代でしたから。
よくよく考えれば、どうしてこんなにうまくいっていたのかというと
私が男性に対して経済的に頼らない女だったからでしょう。
やはり、そこが一番大きかったのだと思います。
仕事でも妻でも、お金をもらう以上は全面降伏で絶対服従だと思っていたので
仕事では絶対服従できるけど、婚姻とかのあやふやな契約で
男に絶対服従するなんて、ゴメンだね!!と、思ってました。
ちなみに、これは、今でもそう思ってます。文句があるなら、別れましょう、と。
あとは、やきもちやきでなかったとか、あきらめがよかったとか。
男性不信だから、もともと男性に対して何の期待もしてないとか
そういうことが、男性たちを安心させていたのかもしれません。
あと、軽薄な恋は、お互いにフェイドアウトする別れ方だったから
男性と、ケンカをして別れたこともないんですよね。
軽薄な恋だから…
つづきは
かせげない女に結婚する資格はない、と思っていましたで、どうぞ。