良質節約生活 100万円/1年

50代、虚弱体質・料理好きの節約シニア主婦ブログ

別れようと思って、別れられるくらいなら【3】

「私は、もうあなたに会いたくない。」
そう伝えると、彼は私に
「どうして?」と聞いてきました。

 

「それを言ってしまうと、あなたの悪口になるから言いたくない。」
と答えました。
そこまで言わなければいけなくなるということは、
それなりの揉め事があったとご想像いただけるでしょう。

 

「もう、あなたのことが嫌いになった。だから、会いたくない。」
と、言いました。
当然、その男をきらいになったわけではありませんでした。
書いていると涙が出てくるのは、
私の底にある女の部分が沸き立つからでしょうか?

(現在は、思い出に変わってますが。。)

 

そうしたらRは、
「分かった。」といって、ドアを占めて立ち去りました。
そして、二度と私の前にはあらわれませんでした。

家も、電話番号も知っているのに。

 

「あの女のことはきらいだ。」と言っていたのは
半分本当で半分ウソだっただのだと、知ってしまって、
嘘をつかれたことの裏切りを許せなかったのかもしれない。
その男が、「内縁の妻のことが好きで、一緒にいたいんだよ。」と
本当の事を言ってくれていれば、裏切られたと感じなかったかもしれない。
「それでも、君が必要なんだ。」と、本当のことを言ってくれれば。

 

きっと、それを言ってしまったら私は気位が高すぎて、彼の元を去ると
分かっていて、言えなかったんでしょうね。まぁ、卑怯っちゃ卑怯ですが
男女なんて、そんなことをやりあっちゃうものなんでしょうね。

 

その内縁の妻が、あまり賢くない感じの女性なのに
いじらしく男にしがみついている姿をみてしまって、
その女性まで愛おしくなってしまって、10万円もの大金を
渡してしまったのは、私がイカれているからなのでしょうか?

 

何年か後、たまたま彼と知り合った土地に行くことがあって
友達が経営するお店に遊びにいくと、「この前Rが来たよ。」
と教えてくれました。友達は「あなたを探しにきたっぽいよ。」と
言いたかったのでしょう。

私は…