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50代、精神疾患持ちのシニア主婦ブログ。

男の一途な恋に目を伏せた日のこと

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ある男友達Kと遊んでいるときに

「自己実現欲って、かなり難易度の高い欲望だよね。」と Kがつぶやきました。 その時、その言葉が私に対して発せられた言葉とは気づかなかったけど、 今となっては私に言った言葉だったんだろうと思う。

 

Kとは恋もセ◯クスもしてない純粋なお友達なので、 本音で腹を割って、話しをできるお友達。 私は、本当に、言葉の裏とか、空気とかを読めないアホな人なんでね、 「(ららは男性に対して)ちょっと、ワガママなんじゃないの?」と、 言葉を選んで、言えるギリギリのところで言ってくれた 「忠告」の言葉だったのかもしれません。ありがたいことです。

 

別の男友達Nに聞いたところによると、ある時、Nと、Kとその彼女の3人で、 レジャーランドに遊びにいったことがあるそうです。 その時に、その彼女はKと少し、距離をとって離れて歩くのだそうです。 一歩さがって、彼と距離を取って歩くのだそう。遠距離恋愛で1年に 数回しか会えない二人でしたから、もっとベタベタしてもおかしくないのに、 もっと、ルンルンしてもおかしくないのに、 不思議だったとNは言っていました。

 

そして、その二人は彼女のほうが耐えられなくなって別れたのだそう。 のちにKに詳しく話を聞くと、すごく長い話だったんですけど、 「心さえ、そばにいれば、それでいいんだと思ってた。」 といったような内容の話をしてくれました。 Kは、心の浮気も体の浮気もするようなタイプではないので 本当に一途に彼女を愛していました。 Kと、その彼女が「体の浮気」をできるような二人だったら、 一生、添い遂げるくらいの相手だったのかもしれません。

 

「家政婦じゃないんだから、料理なんかしなくていい。なんて、言ってしまったけど、今となっては、僕のために料理を作りたかったのかもしれない。」「僕は、彼女のことが好きで、そう言ったつもりだったんだけど、彼女のことを何も分かっていなかったのかもしれない。」 とも、言っていました。

 

私も、どっちかというと内面が男(=おっさん)なので 本当に惚れ込んだ男性に対しては、甘えすぎてデリカシーがなくて 鈍感になってしまうタイプだから、 Kの一途さに、目を伏せるばかりでした。

 

人ごとだと冷静なコンピューターが、ちゃんと作動するんだけど、 自分の恋となるとフリーズしちゃう。 Kも、人のやることには的確な意見が言えるし、的確に動けるのに、 いざ、自分の恋となると、うまく回せなくて、ボロボロになってしまう。 男は女よりも純粋に恋をするのだと、Kに教えてもらった 遠く、なつかしい、居酒屋での出来事です。