甲状腺を半分摘出した私のコロナワクチン接種
私は甲状腺がんで、甲状腺を半分摘出しています。ですから、甲状腺機能が半分しか機能せず、足りない甲状腺ホルモンはチラージンという薬で補充しています。
甲状腺機能が低下しており、甲状腺ホルモンをチラージンで補充している方のコロナワクチン接種の参考になればと、この記事を書いています。
甲状腺機能が低下している場合も、医師の指示通り甲状腺ホルモン薬を服薬している場合はワクチンを接種しても、何ら問題ありません。
重度の甲状腺機能低下症にも関わらず服薬を中断していたり、飲み忘れが多い場合は、ワクチン接種の効果が弱まるそうです。
31.7倍の効果が見込める混合接種
モデルナ製のワクチンは副反応が強く、高熱がでやすいと聞いたので、私は1回目と2回目のコロナワクチン接種はファイザーにしました。
1回目、2回目のファイザーワクチンは幸い何の副反応もなく、普通に生活ができました。痛みも発熱もなにもありませんでした。
ですから3回目もファイザーにすればよかったのかもしれませんが、ワクチンの組み合わせで中和抗体価が異なるという情報を得て、恐る恐るモデルナのワクチンを打つことにしました。
ファイザー⇒ファイザー⇒モデルナの順が中和抗体価が一番高いので、一番効率の良い接種ができたと思っています。
混合接種の方が効果が高いと知ることができ、一番効果の高い順序でワクチンを打てたのは本当に幸運だったと思います。
ワクチン接種後の副反応
ここでは、甲状腺を摘出した私のコロナワクチンの副反応を書いていきたいと思います。この体験談はあくまで私個人の体験談で、個々の体質などのよって副反応は異なることをご了承ください。
1回目(ファイザー)
痛みなし。発熱なし。特に問題となるような副反応はなし。
2回目(ファイザー)
痛みなし。発熱なし。特に問題となるような副反応はなし。
3回目(モデルナ)
モデルナ製のワクチンは注射した患部が痛んだり、高熱が出たりすると前評判で聞いていました。ファイザーで何の副反応もなかった私ですので、モデルナも大丈夫だろうとたかをくくっていました。ワクチンを接種して家に帰って熱を測ると36.0度。その数時間後にまた熱を測ると36.6℃でした。そして寝る前に測ったら36.8℃程度でした。
特に問題ないなと眠っていると、無性に寒気がしてきて、凍えそうに寒くなりました。あまりに寒いのでエアコンをつけようとリモコンのところに行こうとしても、ふらふらなのと、極寒なのでなかなかリモコンを取ることができません。
はうようにして、なんとかリモコンを手にし、室内温度を28℃に設定しましたが、それでも凍えるように寒く、結局は30℃に設定しました。エアコンから出る、乾いた暑い風に吹かれながら、息苦しさとだるさに苦しみながら横になっていました。
注射を打った患部も腫れていて布団などに当たると、痛みがはしり、時々、かゆみもありました。
翌日の朝方、夫を起こし体温計を持って来てもらい、熱を測った時点では38.3℃でした。ですが、深夜にはもっと高い熱が出ていたのかもしれません。高熱の出ている自分の体温と外気の差が大きすぎて、凍えるように寒かったのだと思います。
夫が解熱用バファリンを持って来てくれて、それを飲んでしばらく横になったら、37.7℃まで熱が下がっていました。数時間後には36.5℃まで熱も下がっていましたが、2日目の夕方と寝る前に熱を測ったところ、37℃を超える微熱が再び出ていました。ですので、また解熱用のバファリンを飲んで寝たところ、翌朝には36.1℃に落ち着いていました。
まとめ
私は甲状腺を摘出しているので、代謝などに関わる機能も低下していると思われます。甲状腺ホルモン剤(チラージン)でホルモンを補充はしているものの、それで、甲状腺の機能を全て補えるとも思えません。
そんな体なのでコロナワクチンも、恐る恐る摂取したのですが、噂通りファイザーでは副反応はなく、モデルナでは高熱が出たという結果になりました。
甲状腺を摘出したからといって、特別な反応が出るわけではないというのが、私のコロナワクチン接種体験談でした。
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