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50代、精神疾患持ちのシニア主婦ブログ。

「水を1日2リットル飲む」ことは健康に良いの?効果はあるの?適切な水分摂取量を解説

 

「水1日2リットル」飲むのは健康?不健康?

 水は1日2リットル以上は飲むべきという意見と、水分摂取は控えめにするべきという意見がインターネット上には溢れています。一体、どちらが正しい意見なのでしょうか?

 また、1日に摂取する水分の量は何リットルが適切なのでしょうか?気になるところです。

水は1日に何リットル飲めばいいの?

 水分摂取の推奨量は、体質や持病のあるなしなどで人によって違います。例えば人工透析を受けているような人は水分を控えなければなりません。逆にあまりにもたくさん水を飲みすぎると「水中毒」という中毒症状になり、命にかかわる症状が出たりします。

 また、体重によっても、必要な水分摂取量は違います。体重が100キロの人と50キロの人では必要な水分量が違うということです。

 さらに運動をした後など汗をかいて脱水していますから、水分補給が必要です。夏の暑さで汗をかいた時も同様に、水分補給をしないと脱水症状になってしまいます。

 ですから、病歴、体重、状況、環境などを加味せずに、一概に2リットルの水分を摂れというのは、あまりにも大雑把な話なのです。

 自分の体重や持病、汗をかきやすい体質かなどを考慮に入れて適宜水分補給をするのが正解だと言えます。

一日の水分摂取量の決め方

 そんなザックリしたことを言われても、結局どのくらい水を摂ればいいの分からなければ意味がないという方もいらっしゃるでしょう。

 健康に良い水分摂取量は、1日に何リットルと決めるののではなく、尿の色で決めるのが適切であると厚生労働省のホームページに書いてありました。

 また、私がたまたま見た医師の動画でも「尿の色」で水分摂取量を決めるように解説していました。

尿の色のカラーパターン・どれが健康?

(厚生労働省のホームページより引用)

 健康な「尿の色」は少しだけ黄色がかった色です。少しだけ黄色がかった色は適切な摂取量の水分を補給できている証です。

 それよりも黄色みが強かったり、オレンジがかった色の尿が出た場合、やや脱水気味だと言えます。逆に、黄色みがほとんどなくなって透明に近い色の尿が出た場合は、水分の摂りすぎだと言えます。

 このように、尿の色を見ながらその時々で水分補給をするのが健康的な水分摂取の仕方です。特に夏場は尿の色を確認することで、自分が脱水症状になっていないか確認できるので、熱中症対策にもなります。

 私自身も夏場に外出していると、少し色の濃い尿が出たりします。やはり発汗で水分が奪われ、脱水症状気味になっているのだと思います。

ペットボトル何本かで飲んだ量を計測

 私自身は肥満で体が大きいので、水分を大量に欲するようです。ですから、1日中水を飲んでいます。ですから、健康的な色の尿が出ることが多いのですが、水分摂取が多すぎて透明に近い色の尿が出ることあります。

 平均的に、自分にどのくらいの水の摂取量が必要なのかを計測するには、2リットルのペットボトルの水を用意しておくと便利です。どのくらいの量を飲めば、尿の色が健康的な色になるかペットボトルの水の減り方で試しておけば、毎日その水分量を基準に増減させればよくなります。

 何度も書きますが、人間に必要な水分摂取量は、人によって状況・環境によって違ってきます。ですから、その時々で必要な水分量を摂取することが大切です。

水分の摂りすぎも摂らなさすぎも不健康

 水分が足らなさすぎると「脱水症状」になるのは有名な話です。ですが、水分の摂りすぎも、通称「水毒症」「水中毒」、病名「低ナトリウム血症」という状態に陥ってしまい、場合によっては命の危険にさらされたりもします。

 「水中毒」は、水分の摂りすぎで血液中のナトリウム濃度(塩分の濃度)が下がってしまう病気のことです。「水中毒」の症状は多尿・頻尿、下痢、めまいや頭痛、など多岐にわたります。

まとめ

 インターネットには様々な情報があふれています。今回は厚生労働省の指針に基づいて記事を書いてみました。健康に関する情報は、特に「極論」が多くインターネットにあふれています。ですから、安易な情報に飛びつかず厚生労働省や大学病院のホームページなどを参考にして、正しい情報を手に入れたいものです。

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