【電気代の節約】天井の電気（照明）ははずしていました

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　我が家では一部の天井の照明ををはずしていた時期がありました。全ての照明を外していたわけではありませんが、特に天井に照明をつけておく必要がないと感じた場所の照明ははずしていました。

必要なときに、必要なぶんだけ照らす。

　「必要なときに、必要なぶんだけ照らす。」これが、我が家の照明に対する考え方でした。よくよく考えてみれば、各部屋に照明がつくようになったのは「世界の照明の歴史」から言えばわりと最近ではないでしょうか。

　それまで人間の照明の歴史では、ろうそく・たいまつ・ランタン・行燈（あんどん）などで、明かりは持ち歩くものだったようです。

　収入も少なく、貯蓄（資産）を増やさなければと必死になっていた頃には、我が家では少し昔の生活に戻って、足元を照らす程度ならソーラーライトを持ち歩いていました。

　夜中にちょっとトイレに立つという程度なら、このソーラーライトを持って行っていたのです。

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　私が使っていたのはこのソーラーライトです。

　このソーラーライトのすごいところは、エネループや充電式エボルタといった蓄電池に太陽光で蓄電できるというところです。

灯りの必要ない昼間にソーラーパネルをベランダで蓄電し、エネループや充電式エボルタに溜まった電気で携帯電話の充電などもしていました。

　また、現在は販売終了になってしまいましたが、イケアのソーラーライトも利用していました。

　こういった小さなソーラーパネルで蓄電するタイプのライトは普通の照明ほどさんさんと明るくはなりません。ですから、本を読んだり書き物をしたりで、きちんとした明かりが必要な時は消費電力の少ないLEDのデスクライトをつけていました。

　今は経済的にそんなに困っていないので、天井の電気をはずすということはなくなりましたが、貧乏だったころは、部屋全体を照らすということはあまりありませんでした。キッチンも水回りやコンロのあたりだけ照らせればよかったので、食器棚の上にデスクライトを置いて、天井には照明を取り付けていませんでした。

　電気代の節約だけでなく、照明本体の価格も天井用の照明とデスクライトでは全く違いました。今はもう少し安くなっているのかもしれませんが、昔は天井に取り付けるタイプの照明は安くても5000円くらいはしていました。

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　キッチン、私の部屋、夫の部屋など全ての部屋に天井の照明をつけてしまったら15,000円もかかってしまいます。貧乏だった我が家では、その15,000円が惜しくて、980円のこのようなデスクライトを食器棚や本棚などの高い棚の上に置き、部屋を照らす工夫をしていました。

　まだやることがあるから、寝るつもりはないけどちょっと休憩しようと寝っころがってテレビを見ていたら、いつの間にか寝てしまい、気がついたら朝だった、なんてことはありませんか？　天井の電気ははずして、ソーラー照明を駆使しているとそういういったことがなくなりました。

　テレビは念のためオフタイマーにしておき、ソーラーライトは充電した電池が切れれば勝手に消えますので、照明の消し忘れで無駄な電力を使うということは、あまりありませんでした。

　ソーラーライトは昼間にベランダで充電していたので、夜にそんなに明るい必要がない場合は、ソーラーライトを使っていました。

　このような涙ぐましい節約で、我が家では二人＋犬1匹で春・秋の電気代は3000円代、夏・冬でも8000円代を超えることはありませんでした。夏は愛犬が熱中症にならないように一部屋だけ24時間クーラーをつけていましたが、それでも7000円代でした。

　電気代はつけっぱなしにしない、こまめに消すなどの行動パターンの改善で節約できる部分も大きいとは思います。ですが、もともとの照明機器を消費電力の少ないものにするというのも一つの手だと思います。

　調理をする、本を読む、パソコンを見る箇所だけにデスクライトを置き、天井に照明をつけないという工夫で、我が家では安心できる貯蓄額を確保できるまでになったのです。

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