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【十条】クルド料理のメソポタミア*本格クルド(東京都北区上十条)の口コミ・評判

     

    クルド料理メソポタミアの外観

     埼京線「十条駅」から駅徒歩1分程度の場所に、クルド料理専門店「メソポタミア」があります。写真で見えている踏切のすぐ左に埼京線「十条駅」があり、十条駅からは本当に近いです。

     ビルの1階はドトールですが、そのドトールに向かって左側の線路沿いの道に入っていくと、メソポタミアの入り口が見えてきます。

     こちらが、クルド料理「メソポタミア」の外観です。

     入り口階段の右脇にはメソポタミアの料理メニューが陳列されています。

     店舗は3階にあるので、この細い階段を上っていく必要があります。エレベーターはありません。

    クルド料理メソポタミアの店内

     アジア料理店、アフリカ料理店などエスニック料理店には多いことですが、店内は雑然としています。

     店内はそんなには広くなく、このような小さなカフェテーブルが並べられたソファー席で囲まれています。

     反対側もカフェテーブルとソファー席です。奥の方には4人席が3つくらいありましたが、お客さんが座っていたので撮影できませんでした。残念。

     店内は雑然としているものの、ソファや照明などがモロッカンテイストで、外国の飲食店に来ているような気分になれます。

     また店員さんも、みんなクルド人の方のようで、ご夫婦と娘さん?と思われる中高年の男女と、若い女性が切り盛りしています。

    クルド料理メソポタミアの料理

     こちらは最初に出てくる水なのですが、カップが金属製でとてもおしゃれ。

     

     ちなみに、ホットのクルドコーヒーを頼むと、このようなドーム型の器に入った珈琲がやってきます。

     私が頼んだのはメソポタミアセット。ご飯は「メソポタミアピラフ」と呼ばれており、茶色い混ぜ物はリゾーニというパスタを炒めたものです。軽く塩を振って油で炒めているそうで、油が混ざっているぶんかなり腹持ちが良いです。

     長細いカレーパンのようなものは「牛挽き肉団子のブルグル包み揚げ」です。最初に食べた時は、アフリカのクスクスを固めて揚げたように感じましたが、それはあながち間違えではないようです。

     ブルグルはクスクスと同じく、乾燥させた挽き割り小麦のことを指すようで、地域によって呼び方が違うだけで、同じ食べ物のことを指すようです。

     「牛挽き肉団子のブルグル包み揚げ」は、外側の「ブルグル」がモチモチ、つぶつぶでとても食感がおいしく、中のひき肉も程良い塩味でジューシーでとても美味しいです。

     ただ、私は羊肉が苦手なので、具材が羊肉なのが唯一残念なところでした。羊肉独特の味と臭いは健在で、包み揚げの2つのうち1つは夫にあげてしまいました。ですが、普段なら羊肉と聞いただけで食べることを拒否してしまう私が1つだけでも美味しく食べられたのは、周りのブルグルがとても美味しく、具材もとても美味しかったからだと思います。

     付け合わせに付けられていたのは、じゃが芋のピリ辛トマト炒めでした。これも、じゃがいもにほんのりトマトの味が効いていてとても美味しいです。

     そして、もう一つの付け合わせがクルドピクルスですが、これはまさに日本のぬか漬けのような酸っぱいお漬物といった感じでした。ぬか漬けを浅く付けたような味で、ぬか漬けほどしょっぱくはありませんでした。

     こちらもメソポタミアセットですが、ヨーグルトスープを付けた時のものです。中東やインドでは、ヨーグルトに塩を入れる文化があり、きゅうりを入れたヨーグルトスープなどが一般的です。日本でいう味噌汁のようなものだと言えるでしょう。

     これは以前私が「ラハマージュン」という、クルド風ピザと「羊飼いのサラダ」を頼んだ時の写真です。

     ラハマージュンの発音は「ラフマジュン」とも訳され、 トルコ、 アルメニア、 シリア、 中東あたりで、普及している料理です。英語ではターキッシュピザ(トルコ風ピザ)とも呼ばれ、youtubeなどでも作り方がたくさん紹介されているほど一般的な料理です。

     トルティーヤのような柔らかい生地に牛肉とトマトペースト、ハーブなどを混ぜた具が塗りつけてあります。チーズは使われていないので正確にはピザとは言えませんが、ターキッシュピザと呼ばれるだけあって、とても美味しいです。

     夫が頼んだのは、ランチセット。「メソポタミアピラフ」に「牛挽き肉団子のブルグル包み揚げ」「サヤインゲンと牛肉のトマト煮」「ピクルス」のメニューです。これにドリンクがついてきます。

     ドリンクはアイスティーを頼みました。夫はラッシーを頼もうとしたのですが、本格エスニックのラッシーは塩味なことが多いので、店員さんに塩味かどうか聞いたら、やはり塩も入っているとのこと。夫は、普段食べ慣れない味の食べ物、飲み物は飲食できないタイプなので、挑戦せず無難にアイスティーを頼むことにしたのでした。

     そして、最後のデザート「レワニ」。ココナッツとゴマのヨーグルトケーキです。youtubeで「rewani」「revani」で検索すると作り方がたくさん出てくるくらい中東地域では一般的なお菓子のようです。

     レシピは地域や家庭によって違うようですが、ゴマやココナッツを入れて焼いたスポンジケーキに、たっぷりのシュガーシロップをドバドバとかけてしみ込ませたものです。シュガーシロップとはアイスコーヒーに入れるあのシロップのことです。ですから、かなり甘めでびしょびしょのケーキです。

     ですが、具材にゴマやココナッツが入っているので、甘くてびしょびしょでも風味があり、これまたとても美味しいデザートなのです。

    まとめ

     ネイティブの方が料理を作っているエスニック料理店は、あまり日本人の口に合わないことも多いのが実情です。私も日本でチベット料理やアフリカ料理を食べに行きましたが、口に合わず残すこともしばしば。ですが、こちらのクルド料理店「メソポタミア」は、日本人の口にも合う美味しいエスニック料理店なので、お近くに寄った際には是非足を運んでみてください。

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