ビーナスラインとは
ビーナスラインとは長野県茅野市から、長野県上田市の美ヶ原高原美術館につながる全長約76キロメートルの観光道路のことを指します。
「ビーナスライン」の名前の由来は、沿道にある蓼科(たてしな)山の形を女神に例えたことからきているそうです。
木々がしげる森林だけでなく、スキー場も含めた草原が広がっているのがビーナスラインの見どころです。
ビーナスラインは、もともと軽井沢と上高地とを結ぶ大規模観光道路として「中信高原スカイライン」の一部として計画されたものでした。本来は有料道路として建設されたのですが、1986年より順次無料開放され、2002年に全線無料開放されました。
ビーナスラインの名称は、蓼科有料道路と霧ヶ峰有料道路を併せて呼ぶ愛称として公募がなされ、ビーナスラインに決定したそうです。有料道路が無料道路として開放された後も、引き続き「ビーナスライン」の名前が使われ、長野の有名観光スポットとなったようです。
ビーナスライン上にはこのような展望台が随所に設置されています。
そして、八ヶ岳連峰、南アルプス、中央アルプスのどの山が見えているのか分かるように、案内版も設置されています。
私は自撮りが嫌いなので滅多に自撮りしないのですが、夫が写真を撮ろうというので、珍しくツーショットの写真を撮りました。風で髪の毛がぐしゃっとなっていますが、ご容赦を。
カーナビで走っていると、右上に「ビーナスライン」の表示が出てきました。それくらい有名な観光スポットのようです。
白樺湖(しらかばこ)周辺を散策
ビーナスラインを走っていると白樺湖が見えてきました。ビーナスラインの最初あたりに蓼科湖もあったのですが、湖が小さく池のようで、水もきれいではなかったのでスルーしてしまいました。
白樺湖は蓼科湖と比べると数倍は広く、水もきれいだったのでこちらで車を止めて、散策することにしました。
湖といえばスワンボート。実は私は、今までスワンボートには怖くて乗ったことがありませんでした。ですが、半世紀も生きてきたので、時には今までやったことのない体験もしてみようとスワンボートに乗ることにしました。
スワンボートは30分で1800円、フロートと呼ばれる足漕ぎボートが30分で1300円だったので、実際にはスワンボートではなくフロートという足漕ぎボートに乗って、湖を周遊しました。
ボートのゆらゆらと揺れる感じが心地よく、今まで怖がってボートに乗ったことがないのがもったいなく感じられるくらい楽しい体験でした。
お盆休みに入る前日だったのですが、ボート乗り場には、それなりにお客さんがいて繁盛していました。
何かの訓練なのか、カヌーの集団が私達の横を通り過ぎて行きました。「遅いよー。付いて来てー!」などとげきを飛ばしていたのですが、何の集団だったのでしょうか?
車窓から見たビーナスライン
70キロ以上続くビーナスライン。ところどころ森林もありますが、車の窓から見ても、ずっと草原が続くのでとても気持ちが良かったです。
森林の山はどこででも見られますが、草原の丘が連なる景色はなかなか見られないので、本当に来て良かったと思えました。
もともと、私が「北海道の平原のまっすぐな道を車で走ってみたい。」と夫に口走ったのが理由で、夫が探してきてくれた長野の草原「ビーナスライン」。車のフロントガラスの向こうもただただ草原が続いています。本当に気持ちが良くて、すがすがしい気分になるドライブでした。
要所要所に展望台があり、自己責任ではありますが、草原に降りることのできる階段があったりもするので、平原に降りて歩いてみるのも良いかもしれません。
たまたま花火大会に遭遇
全く知らなかったのですが、私達がビーナスラインにドライブに行った日にたまたま白樺高原の花火大会が開催されていました。
19時くらいにスーパー銭湯に入りに行ったら、お風呂で「もうすぐ花火が始まるよ。」という会話が聞こえ、急いで外に出ました。そうすると、ちょうど私達が行ったスーパー銭湯の真横で花火が打ち上げられていて、消防車などが待機しているほど近い場所で花火を見ることができました。
今まで花火にそんなに興味はなかったのですが、こんなに近くで花火を見たのは初めてで、近くで見るとこんなにきれいなのだと感動してしまいました。
花火が近いのは良かったのですが、少し木の陰だったので、花火の途中で車を走らせ、少し高台に上って、夜景モードで花火の写真を撮りました。
蓼科は良くも悪くも田舎なので、都会の花火のようにとてつもない人ごみの中で花火を見るという苦痛を味あわなくて済みました。みんな高台のくねくね道に路上駐車をして花火を見ていました。
私も、花火をこんなに楽しんだのは数十年ぶりだったので、本当に良い観光となりました。
まとめ
全長70キロ以上にわたるビーナスライン。森林や草原の緑が本当に美しく、車やバイクで走っているだけで、「わー、すごい!」と声をあげてしまうほどの絶景でした。
関東圏でも森林の山は見ることができますが、草原の丘が続く景色はなかなか見ることができないので、一見の価値はあるドライブスポットです。
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