私は富裕層から金品を恵んでもらうのが得意。例えば、タオルは20年くらい買ったことがありません。誰かからいただくからです。ブランドタオルや、ブランドのグラス、あとは贈答品の洗剤セットをたくさんいただいたりします。
富裕層は、もらった贈答品を
「このタオル、うちのバスルームのテイストに合わないのー。」とか
「このグラス、うちのダイニングのテイストに合わないのー。」とか、
「うちは石けん派だから合成洗剤は使わないのー。」とか、
色んな理由で人にあげてしまうのです。
逆に、気に入ってもらえる贈答品を探して贈るのは大変そうだなぁ~と、感じることがあります。私も、合成洗剤ではなく石鹸洗剤を使っていた時期がありましたが、ビンボーになったらそんなことは言っていられません。いただけるものは何でもいただきます。洋服も、おさがりを郵送してくれる人さえいます。うちは、それくらいびんぼーに見られていますし、実際、10年後はどうなるか分からないくらいの収入。ですから、夫も私も人様のおさがりをありがたく、感謝の気持ちで着ています。
富裕層から恵んでもらえるコツ。
それは、その人達を本当に「大好き」であること。そして、1年に1回でもいいから、それとなーく聞き出しておいた、その人の好きそうなものをプレゼントすること。しかも、貧乏人にしては頑張った金額のものを贈るのがコツ。
「え~~、なんで私の好きなもの分かったの~~?」とか
「え~~、覚えててくれたの~~?」的なことです。
すると、贈った金額をはるかに上回るような「お返し」をもらったり、見舞い金や祝い金をいただいたりします。要するにお互いに相手のことが大好きだから、互いに喜ばせたいのです。
■富裕層(お金持ち)に送ると必ず喜ばれる3つの食品
1・駿河園の抹茶バターケーキ
これは、「深イイ話」という番組を島田紳助さんがやっていたころ、島田紳助さんや、伊集院光さんなどの一流芸能人が満場一致で「ウマいい」と評価して大人気になった商品です。登場した食品を非常に酷評する番組だったので、なかなか「ウマいい」の評価がつかなかった上に、全員一致ということは、とてもめずらしいことだったので、とても話題になりました。
実は、「駿河園」は高級お茶屋さんなのです。ケーキ屋さんではないのです。お茶屋さんの超高級な抹茶を混ぜ込んで作られているので、風味や香りが非常によいのだそうです。(富裕層の妻は「茶道」をたしなむ人も多いので余計に違いが分かるらしいです。)
さらに、この商品、某大企業の常務宅に送ったら、奥様から「私も、人に贈りたいからお店の詳細を教えてほしい。」と言われたくらいいに、評価が高かった商品です。
2・ジャン=ポール=エヴァン
チョコレート好きを公表している富裕層はGODIVAなどは、贈答品でけっこういただくみたいで、案外食べ飽きていたりします。ですから、地元の有名なショコラティエ(チョコレート屋さん)を探して、購入すのが望ましいのですが、地元にチョコレート屋さんがない場合、ジャン=ポール=エヴァンは全国区、世界区でお店を展開している上、名のとおったチョコレート屋さんなので、非常に重宝です。
3・寒天本舗(寒天ダイエット)の
りんご寒天飴 無添加 130g【スイーツ/和菓子/無添加/05P03Dec16】
こちらは庶民派っぽい印象ですが、上記の合成洗剤のくだりで分かるように、富裕層はオーガニック・無添加・自然派・純国産という言葉が大好物。
最初はお付き合いで買い始めた「寒天本舗」さんの商品なのですが富裕層にすごく評判がいいのです。例えば、「寒天飴」。
実は、砂糖・酸味料・香料をたくさん使った安いおやつに慣れた人だと
「味が薄い。」と怒るくらいの素朴さ。ですが、マクロビオティック実践者などは
米飴、水飴でできていて「白砂糖」を一切使っておらず、酸味料も香料も
使っていない、この「寒天飴」を、すごく喜んでくださいます。
「ほんものの、無添加の味だぁ~。」と。
正直、酸味料と香料の味に慣れていた私は、久しぶりに天然ものを食べて、「あー天然って人工ほど味にパンチがないんだよねー。」と、思ってしまいまいました。貧乏食は、無駄に匂いと味とウマ味が強のです。でも、それに慣れるとパンチの効いた味でないと物足りなくなり、自然食品をおいしく感じられない舌(体)になります。そして病気にもなるのかなー?…と、自然食品かぶれだったころを懐かしく思ってしまいました。
あとは、Dr.かまたの寒天雑炊は「やせた。」「お通じが良くなった。」など、健康に良い効果があったと喜ばれます。(食物繊維の王様だから当たり前といえば、当たり前ですが。)ちなみに、日テレの夕方の「ニュースevery」に出ている鎌田医師が監修していると言うと、もっと喜ばれます。
◎私もお中元、お歳暮、クリスマス、年賀のご挨拶などの時期は、バタバタしています。できるだけ年賀状も送るようにしています。ご挨拶的なことはお金をかけます。自分たちは質素に暮らしても、大切な人には「良いお品」を。というスタンスは、めぐりめぐって自分にかえってくるのかもしれません。