堂島ロールのモンシェール
モンシェールと言ってもピンとこない方でも、「堂島ロール」と聞けば「ああ、あの堂島ロールね。」とお分かりになると思います。
モンシェールは「堂島ロール」を主力商品とする洋菓子店です。大阪が本店で大阪で人気に火がつき、現在では全国展開のみならず、海外にも出店している有名洋菓子店です。
堂島ロールの発祥・由来
モンシェールでは開店当初、一般的なうずまき型のロールケーキを販売していました。それが美味しいと話題になり、開店セールで完売になる勢いで売れてしまいました。
すると、生地の生産が追い付かず、全てのお客さんにロールケーキを販売できないという状態に陥ってしまいました。
そんな時、「クリームを詰めるぎりぎりの長さまで生地を節約してロールケーキの数を増やすこと」を、思いつきました。それが、現在の堂島ロールの「ひと巻きロール」のはじまりでした。
堂島ロールは誕生して、すでに20年が経っており、変わらぬ人気を博しています。
リヴァージュ・モンシェールの外観
リヴァージュ・モンシェール堀川納屋橋店の外観は上品なブルーグレーの外壁で、ショーケースに遣い物などに便利な菓子折りのディスプレイがしてあります。
リヴァージュ・モンシェールの「リヴァージュ」はフランス語で川岸という意味で、名古屋を南北に走る「堀川」という川の裏手にあることから、この名前が付けられたのではないかと思われます。
リヴァージュ・モンシェールの店内
リヴァージュ・モンシェールは、半地下となっており、天井が高めで、ロフトもありました。贈答品ブース、生菓子ブース、カフェブースが仕切りなく広がっており、広々とした雰囲気となっています。
主力は贈答品らしく、店の1/3の広さに贈答品の菓子折りがディスプレイされています。
小売りの焼き菓子もあり、ちょっとしたおやつにも最適です。
店の入り口付近には、モンシェールのキャラクター「堂島ローリー」が飾ってありました。
生菓子は堂島ロール、季節限定堂島ロール、ショートケーキ、タルト類が置いてありました。ショーケースが曇っていたので商品が見えにくく商品選びに迷ってしまいました。
季節限定商品は9月であったため、ほとんどがマロン味で、堂島ロール、ショートケーキ、タルトともにマロン味ばかりでした。あとは、苺のショートケーキ、苺のタルトくらいしか目ぼしいものがなかったので、結局、季節限定の堂島ロール「マロン」入りを購入することにしました。
店内にはカフェスペースもあったのですが、台風直下ということもあり、お客さんは一組しかいませんでした。私達もカフェでケーキを食べることもできたのですが、リヴァージュ・モンシェールには駐車場がなく、路上駐車していたので、ホテルにケーキを持ち帰り食べることにしました。
堂島ロール(マロン)の味
堂島ロール(マロン)のカットしたものを買って、ホテルに帰りました。
堂島ロールのカットを2つ買っただけなのに、丁寧に包装してくれました。
わたくし、実は堂島ロールはただのロールケーキでしょ?と偏見を持っており、わざわざ食べてみようと思ったことはありませんでした。
ですが、ホテルの近くにモンシェールのがあったので堂島ロールを買ってみた結果、その美味しさに驚いてしまいました。
何がすごいかというと、生地と生クリームの食感の同一化です。スポンジ生地はふんわりしつつもしっとりしており、生クリームが固めに泡立ててあるので、フォークをケーキに入れた時に、生地とクリームが同じ硬さで切れる感じがします。
口に入れても、スポンジ生地のふんわりしっとりの食感と、固めのクリームの食感が、同じような感覚で口の中で溶けていき、調和した味と食感で食べることができます。
今回は季節限定のマロン入りの堂島ロールを買ってみましたが、真ん中に栗がゴロっと入っており、それをマロンクリームで包んで、さらに生クリームで巻いてある複雑な味わいの堂島ロールでした。
まとめ
現在では全国展開している「堂島ロール」のモンシェールですが、amazonや楽天でのネット通販も実施しているようです。自分で買って食べるも良し、贈答品に送っても良しの使い勝手の良いお菓子です。
◆モンシェールの楽天市場店
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