sereno(セレーノ)の外観
「sereno(セレーノ)」は、さいたま新都心駅から徒歩10分程度の「マーク・グランド・ホテル」の中にあるイタリアンレストランです。
sereno(セレーノ)の店内
マークグランドホテルの正面玄関、ロータリーのある入り口から入って左側にイタリアンレストラン「sereno(セレーノ)」はあります。ザ・マークグランドホテルはサービスが非常によく、レストランが開店するまでの間、ホテルのロビーのソファに座っていると、ホテルマンのみなさんが、口々に「おはようございます。」と笑顔で挨拶してくださり、とても気持ちが良かったです。
また、記念にとホテル内の写真をパシャパシャと撮影していると、ホテルマンの方が「よろしければ、お撮りしましょうか?」と声をかけてくださり、ホスピタリティのすばらしいホテルだと思いました。
マークグランドホテルの一画にある「sereno(セレーノ)」は、ホテル内のレストランだけあって、天井が高く、広々としており、とても居心地の良い空間でした。
席は、カウンター席。テーブル席、ソファ席が選択できるのですが、私達は窓際のソファ席を予約しました。ソファは奥行きがあり、ゆったりと座れました。ソファの硬さも柔らかすぎず程よい硬さで、腰が沈まず思ったより心地よい座り心地でした。カフェではソファ席というのはよくあるのですが、レストランでソファ席というのは珍しく、席が低いとナイフとフォークで食事するにはすこし恰好が悪いのではないかと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。
sereno(セレーノ)のランチコース
セレーノのランチコースは、減塩、低脂肪のヘルシーなイタリアンです。
Appetizer(前菜)
- 自家製プロシュートとにんじんのラぺ
プロシュートとは、お肉の塩漬けのことです。生ハムが塩漬けにした肉を燻製したものであるのに対して、プロシュートは燻製をしない塩漬け肉のことを指します。セレーノのプロシュートは塩分控えめのプロシュートで、全くしょっぱくなく、さっぱりと食べることができました。にんじんのラぺも酸っぱすぎず、絶妙な味付けでおいしかったです。
Today's Soup(本日のスープ)
- ミネストローネ
ミネストローネは、恐らく、生トマトを使ったと思われるフレッシュな味でした。自宅でミネストローネを作る際は経済性を考えてトマト缶を使うので、フレッシュトマトのミネストローネのさわやかな味を楽しめたのは、とても贅沢な感じがして良かったです。
Bread(パン)
- バケット(おかわり自由)
パンはおかわり自由でしたが、一種類のみの提供でした。また、バターやジャム、オリーブオイルなどがパンに添えられることがなかったので、パスタやメインディッシュのソースをパンにつけて食べました。
パンは一般的なバケットでしたのでパン自体に主張がなく、パスタソースやメインディッシュのソースなどをつけて食べるとソースの味を打ち消さず、おいしくいただけました。
Choice pasta(本日のパスタ)
- ブロッコリーとアーモンドのジェノベーゼ リングイネ
- チョリソーと新玉葱のアマトリチャーナ スパゲッティーニ
- 生ウニのクリームソース フェットチーニ(+500)
から一品を選択。写真は「生ウニのクリームソース」です。
生ウニパスタは、ウニと生クリームの味が濃厚でとてもおいしかったです。ウニは丁寧に塩抜きがしてあり、ウニ本来の味が楽しめました。
Choice main dish(本日のメインディッシュ)
- イトヨリ鯛のセモリナフリット ボルツァーノ風
- 鶏もも肉のハーブグリル レモン添え
- 骨付き豚スペアリブと白いんげん豆のストラコット
- 本日の牛肉料理(+500)
から一品を選択。写真は「骨付き豚スペアリブのストラコット」です。
私は、メイン料理に豚肉のストラコットを選びました。「ストラコット」とは、元々は牛肉で作られることが多い料理ですが、肉をホロホロに煮込むイタリアの郷土料理です。私は骨付き肉は食べにくくて好きではないのですが、ストラコットだと聞いて注文しました。
ストラコットは、肉がホロホロに柔らかくなるまで煮込む料理なので、骨付き肉であってもほどけるほどに肉が柔らかく、とてもおいしくいただけました。
Beverage(飲み物)
飲み物は、コーヒーか紅茶を選べます。私は紅茶にしました。
普段は食後はブラックコーヒーを飲む私ですが、この時はなんとなく紅茶を頼んでしまいました。頼んだ紅茶の種類は「アールグレイ」でした。紅茶専門店の紅茶ほど、香がたっている紅茶ではありませんでしたが、渋味が少なく、食後の紅茶としては飲みやすい紅茶でした。
Dessert(デザート)
- ティラミス
- プリン
- バスク風チーズケーキ
- 埼玉県産あまりんのタルト
- カッサータ シチリアーナ
- チョコレートムース ナッツキャラメリゼ
デザートは6種類の中から選択。写真は「カッサータ シチリアーナ」です。
私はデザートにカッサータを選びました。「カッサータ」とは、リコッタチーズとドライフルーツを混ぜて冷凍するイタリアの郷土料理です。原価が高いためか、イタリアンレストランで「カッサータ」を食べられるお店は多くはありません。ですから、他のデザートには目もくれず、カッサータを注文してしまいました。
まとめ
マークグランドホテル自体、ホスピタリティが素晴らしかったのですが、イタリアンレストラン「セレーノ」も、サービス、お料理ともに素晴らしかったです。
特徴としては、全体的に塩分控えめで、脂質も控えめに感じられました。顧客の健康にも留意していると考えられるメニュー構成は、マークグランドホテルのホスピタリティの高さがレストランにも行き届いていると感じられました。
3000~4000円のお手頃価格で、ランチコースの他に、アフタヌーンティーなども楽しめるので、一回は足を運んでみる価値のあるレストランだと思いました。
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