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【東岡崎】「八丁味噌煮込 徳川庵」味噌煮込みうどんの有名店・人気店の口コミ・評判ブログ

 

八丁味噌煮込・徳川庵の特徴

 「徳川庵」の飲食店口コミサイトの口コミを見て見ると、お昼時になると「徳川庵」の前に駐車場空待ちの渋滞ができるほどの人気店だと書いてありました。

 私達夫婦は、飲食店で並ぶのが嫌いなタイプなので、開店時間の11時過ぎに入店できるように車を走らせました。到着したのは11時20分頃でしたが、それでも、店内は2/3ほど埋まっていました。

 11時30分頃にはすでに満席になってしまい、そこから後にお店に来た人達は「外で並んで待っていてください。」という指示を受けていました。

 「徳川庵」は、どうも地元でも行列のできる人気店のようです。私たちが店を出た12時頃には、空席待ちの行列が少しでき始めていました。

八丁味噌煮込・徳川庵の外観

 「岡崎 味噌煮込みうどん」「東岡崎 味噌煮込みうどん」と検索をかけると、真っ先に出てくるお店が「八丁味噌煮込 徳川庵」です。

 店前の看板には大きく「八丁味噌煮込みうどん」と書かれています。実はほんの少し前まで、日本で八丁味噌と呼んで良いのは「まるや」と「カクキュー」の赤味噌のみでした。

 徳川庵が「まるや」や「カクキュー」の八丁味噌を使っているかどうかは聞き忘れてしまいましたが、独特の風味のある煮込みうどんで、関東では食べられない味だったので、良しとしたいと思います。

八丁味噌煮込・徳川庵の店内

 徳川庵の店内は座敷席とテーブル席があり、座敷席は4人席にしてはかなり広々としています。

 テーブル席は座敷席に比べると手狭で、椅子も硬そうだったので、私たち夫婦は座敷席を選びました。席と席の間はビニールカーテンで仕切られていて、コロナ対策も万全でした。

八丁味噌煮込・徳川庵のメニュー

 徳川庵は普通のうどんや定食屋のように、たくさんのメニューがありましたが、こちらの「家康メニュー」というのが、やけに目立っていたので、家康メニューの「天味噌と五平」と頼むことにしました。

 徳川庵の味噌煮込みうどんは「天味噌(てんみそ)」と呼ぶようで、味噌煮込みうどんという名前ではありませんでした。

 うどんだけでなく蕎麦も提供していますし、味噌カツ煮込みうどんなど、愛知の名物を一緒くたに混ぜ込んだメニューなどもあります。

 冷やしうどんや、親子丼、かつ丼など、普通のうどん屋や定食屋と変わらないメニューなどもあり、かなり多様なメニュー構成です。

八丁味噌煮込・徳川庵の料理

 こちらが「家康メニュー」の1番メニュー「天味噌と五平」です。注文する際に、麺は「硬め」と「普通」のどちらかを選べるようになっています。私たちは、さぬきうどんのような硬い麺が好きなので、「硬め」を選びました。

 料理が運ばれてくるまでには、しばらく時間がかかります。きっとその間にうどんを煮込んでいるのだと思います。

 味噌煮込みうどんは土鍋に入ってフタをされたものが提供されます。土鍋のフタをあけると中身はグツグツ煮えており、ボコボコとだし汁が泡を吹いている状態です。猫舌の私には、熱すぎてとてもすぐには食べられなさそうので、別添えの取り皿にうどんを取って、冷ましておくことにしました。

 具材は、海老天、揚げた餅、油揚げ、えのき、椎茸、かまぼこ、卵、鶏肉と具沢山のうどんです。天ぷら類は汁に浸かっていない部分はカリカリとしていて、揚げたてのおいしさでした。天ぷらがべちょっとならないコツは、早めに取り皿にとってしまうことです。私は猫舌なので早めに天ぷらを取り皿にとってしまったので、カリカリの天ぷらを食べることができました。

 麺はさぬきうどんなどの一般的なうどんよりは細目です。ですが、コシがありもちもちとしていて、とても美味しかったです。麺は「硬め」で注文したので、最初のほうはさぬきうどんくらいのシコシコとしたコシがありました。ですが、麺を冷ますために器に入れて置いておくと、汁を吸って、だんだん柔らかくなっていきました。

 ボコボコ沸騰した状態でうどんが運ばれてくるので、冷めるまで待つ間に麺が伸びてしまいやすいです。ですから、麺は「硬め」で注文するのがおすすめです。

 おつゆの味は、とにかく八丁味噌の味が強く、だしの味は感じられません。ですが、八丁味噌の独特のえぐみ、渋味、コクが相まって、濃厚で複雑な味わいになっています。

思ったよりも大きくておいしい五平餅

 五平餅とは愛知の郷土料理・田舎料理です。炊き立てのうるち米を粒が少しのこる状態までしっかりつぶして、平たくし、串に刺し、味噌ダレをつけて焼いたものです。

 平たい楕円形をしたわらじ型が一般的ですが、徳川庵の五平餅は細長いわらじ型で、20㎝はありそうなくらい巨大な「五平餅」でした。

 あまりにも大きいので、横にアップルのiPhoneを置いて大きさを比較してみました。相当な大きさだということがお分かりになると思います。
 五平餅の味噌だれは、家庭や店舗ごとに味が違うようで、混ぜ込む具材としては、くるみ、ごま、落花生、にんにく、ねぎなどがあるようです。

 ですが、徳川庵の五平餅は少しスパイシーな味がして、夫に「これ、何かスパイスが入ってない?」と聞いてしまいまいた。ですが夫はよく分からないと言っていました。

 間違っているかもしれませんが、徳川庵の五平餅には、少し「山椒(さんしょ)」が入っているのかもしれません。ですから、少しだけスパイシーに感じたのかもしれないと思いました。

 愛知には頻繁に行っていた時期もあり、五平餅も食べる機会は何回もあったのですが、そんなに美味そうに見えないという理由で食べたことがありませんでした。

 ですが、実際に食べてみると、外側は甘辛いカリカリのおせんべいのようで、そのカリカリサクサク感がすごく美味しくて驚きました。適度な焦げ目も香ばしく、おこげの部分の焦げた香りが鼻を通って、とても美味しいです。

 また内側のお餅もつぶつぶが残っており、普通のお餅とは違った食感で、外側はカリッと、内側はモチっとという食感の変化がとても楽しいお餅です。

まとめ

 味噌を煮込んだらえぐくなるから美味しくないはず、五平餅なんて田舎料理だから美味しくないはず、と偏見で食べたことのなかった愚かな私です。実際に食べてみると、味噌を煮込んだ、えぐみや渋味は逆に八丁味噌のコクに合うと知りました。

 また五平餅もこんなに美味しいとは知らなかったので、食べてみて良かったと思いました。ただ、味噌煮込みうどんも、五平餅も、地元でも行列のできる「徳川庵」の味だったからこそ美味しかったのかもしれないという点を忘れてはいけないと思いました。

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