東名高速でメロンパンが有名な理由
近年では東名高速の各サービスエリアに続々とフレッシュベーカリーやメロンパン専門店が出店し、東名高速はメロンパンの激戦区となりました。では、なぜ、東名高速はメロンパンで有名になったのでしょうか?
東名高速のメロンパンブームの由来は海老名サービスエリア(以降:海老名SA)です。当初は有名ではなかったのですが、海老名SAを利用するバスの運転手やバスガイドの休憩所で、休憩のおやつとしてメロンパンが提供されていたようです。そのメロンパンが美味しいとあって、バスガイドが乗客にすすめるようになりました。それが噂になり、海老名SAの名物はメロンパンだという流れができていきました。
さらに、その噂を聞きつけたメディアも海老名SAのメロンパンを取り上げ始め、噂が噂を呼び、海老名SAのメロンパンは最終的には「名物」にまで昇り詰めました。
そして、東名高速のメロンパンブームを決定づけた出来事があります。東名高速道路 海老名SA(下り)のパン屋「ぽるとがる」が、2017年に「48時間で2万7503個」のメロンパンを販売し、菓子パンの販売個数でギネス記録を樹立したのです。
このあたりから、東名高速の各サービスエリアに色々なパン屋が参入し、様々なメロンパンを販売するようになりました。
東名高速下り・静岡SAのサンエトワール
東名高速下り・静岡サービスエリアには「サンエトワール」というパン屋があります。
「サンエトワール」は山崎製パンのフレッシュベーカリーブランドです。フレッシュベーカリーとは何かというと、スーパーの安い袋入りパンと違い、店舗でパンを焼く「焼き立てパン」を提供するお店のことです。
「サンエトワール」の店舗は、東名高速下りですと「静岡サービスエリア」、上りですと「浜松サービスエリア」にあり、上りでも下りでもパンを購入することができます。
サンエトワールのプレミアムメロンパン
サンエトワールはメロンパン専門店ではなく、一般的なパン屋ですので、普通のメロンパンも置いていましたが、こちらは在庫がたくさん残っていました。
ですが、東名高速名物の黄緑色をした「プレミアムメロンパン」はあと2個しか残っていませんでした。
一般的なメロンパンと、東名高速でブームのメロンパンの違いは、何といっても「本物のメロン果汁が入っている。」ということです。
東名高速のメロンパンの特徴は「本物のメロン果汁が入っている。」ということですが、外側のクッキー生地にメロン果汁が使われているものと、中にクリームが入っていて、そのクリームにメロン果汁が使われているものがあります。
「サンエトワール」のプレミアムメロンパンは後者で、中のクリームにメロン果汁が使わていまいた。外側のクッキー生地は着色料をあまり使っていない自然な色で、あまり激しい黄緑色をしておらず、逆にその色に好感が持てました。
「サンエトワール」のプレミアムメロンパンは、もっちりふんわりとした生地で、中のメロンクリームもとてももっちりトロっとしています。パンの生地ももっちりとしており、クリームももっちりしているので、パン生地とクリームの相性がとても良いです。
クラウンメロンという品種のメロン果汁をクリームに混ぜ込んでいるので、本物のメロンの味がして、酸味料と香料でメロンの風味を出しているメロンパンとは一線を画しています。
ただし、本物のメロンを使っているため一個300円と、パンとしてはそれなりのお値段です。ですが、せっかく東名高速が美味しいメロンパンの激戦区になっているので、食べてみない手はありません。
まとめ
東名高速の各サービスエリアオリジナルのプレミアムメロンパン。どれも、メロン果汁が入っていて、本物のメロンの味がしてとても美味しいです。せっかくのドライブですから、少々お値段が張っても、買ってみる価値はあると思います。
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