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本家鮪屋/伊豆高原本店*「和食だワン」ペット可のメニュー・口コミ・評判ブログ

 

本家鮪屋の外観

 本家鮪屋(まぐろや)の外観はとても地味なもので、のれんやタペストリーが無ければ、一見普通の一戸建てに見える外観です。

 石階段を上って近寄ってみると、「本家鮪屋」ののれんがあり、その前には木でできたベンチがあります。

 入り口はのれんに向かって右側で、入り口も普通の民家のような様相です。

 のれん前の木のベンチには、このような注意書きが置かれていました。

  1. 1名様が入店し、お名前の記入。
  2. スタッフが名前をお呼びするまでは、外でお待ち下さい。
  3. お呼びしましたお客様は、玄関入りましたら、手のアルコール消毒をし、下駄箱に2足一緒に入れてください。
  4. ご案内するまで、長イスに座ってお待ち下さい。

 私達夫婦は冬の夜に本家鮪屋に行ったので、とても寒く、店の中に入って立っていると、外で待つように注意を受けました。呼ばれるまで外で待つというは絶対のルールのようでした。

和食だワンの外観

 本家鮪屋には、ペットOKの別館があり「和食だワン」と名付けられていました。「和食だワン」の建物はプレハブのような華奢な建物で、全面ガラス張りになっていました。本館の内装が畳敷きの和風なスタイルなのに対して、「和食だワン」のスペースは板張りの洋風なスタイルのお店でした。

本家鮪屋の待ち時間

 私達夫婦は夜の部に18時頃行ったのですが、店の外で待つこと15分、店内で待つこと10分くらいで合計30分程度の待ち時間で席に案内されました。

 インターネットで調べてみると、混雑する時期、時間の待ち時間は30分から1時間程度のようです。

 また、犬同伴の「和食だワン」のスペースには、犬同伴でない人は入れないようで、犬同伴だと待ち時間なしで入れたという口コミもありました。

本家鮪屋の店内

 店内に入ると、それなりに広い待合スペースがありました。店の外のベンチにも、待合のベンチにも、メニュー表が置いてあり、食べるものを早めに決めておくことができます。

 店内は畳敷きで、入り口で靴を脱いで座敷に上がります。繁盛していてお客さんが多かったので、テーブル席の写真は撮れませんでしたが、畳敷きの座敷にテーブルが並んでいる和洋折衷の内装でした。

 店内は結構入り組んでおり、見通しが悪く写真が撮りにくかったです。畳敷きの部屋の反対側には板床のテーブル席も見えていました。

 私達夫婦は掘りごたつ式のカウンターに案内されました。

本家鮪屋のメニュー

 本家鮪屋の「本日のおすすメニュー」です。店員さんの話では、「鮪のヒレ肉のハーモニカ焼き」と「鮪ほほ肉炙りポン酢」が、人気を二分しているとのことでした。

 こちらは本家鮪屋の「お膳」のメニューです。刺身や煮つけにご飯、ひじき、味噌汁、漬物が付きます。

 こちらは、お寿司と刺身のメニューです。鮪の部位別の刺身や、地魚の刺身など、鮪専門店、海鮮専門店でなければ食べられないメニューがたくさんありました。

 こちらはどんぶりメニューです。赤身、中トロ、大トロなど色々な部位の丼が並んでいます。付け合わせはひじきの煮物、漬物、味噌汁でした。

 「炙り(あぶり)」のどんぶりだけのページもありました。私達夫婦は金目鯛の炙りも食べたかったので、「とろ炙り三昧丼」を選びました。

 酒の肴も充実していました。私達夫婦は車で鮪屋に行ったのでお酒を飲むことはできず、ご飯ものを注文しました。

 こちらは煮つけ、サラダ、デザートのメニューです。デザートの「稲取温泉プリン」という商品が人気商品らしく、テイクアウトもできるようです。

 ですが、私達夫婦が18時に入店した際にはすでに、レジで「プリンは売り切れました。」というやり取りがされていました。「稲取温泉プリン」は、かなりの人気商品で、昼の部で売り切れてしまう場合もあるようです。

「和食だワン」の犬用食事メニュー

 犬用の食事メニュは2種類あります。

  • 鮪のほっぺたステーキ
  • 鹿肉ハンバーグ

の2種類です。まぐろのほほ肉は歯ごたえがあるので犬も喜んで食べてくれることでしょう。また、鹿肉ハンバーグは伊豆の山でとれた新鮮な鹿をミンチにして使っているとのことでした。

本家鮪屋の料理

 本家鮪屋で驚いたのは、まず一番最初に「生わさび」が丸ごと配膳されることでした。

 わさびは擦りたてが美味しいとよく耳にしますが、本当に擦りたてのわさびで魚を食べるのは初めて経験なので、とても楽しみでした。

 まず、配膳されてきたのは「鮪ほほ肉炙りポン酢」でした。ポン酢の柑橘の香りがとても良く、まぐろのほほ肉は柔らかすぎず、硬すぎず、歯ごたえのある食感でした。

 次に配膳されてきたのは、「鮪頭肉の竜田揚げ」でした。マグロのほっぺたのお肉、頭のお肉などと、色々な部位を食べ比べができるのはとても珍しいことなので、とても貴重な経験となりました。

 頭肉(ずにく)は、竜田揚げにしてある、つまり火が通してあるのに、箸で持つとプルプルと震えるくらい柔らかく、とてもジューシーで美味しかったです。ほほ肉はしっかりと歯ごたえがあり、頭肉はホロホロした柔らかい食感でした。

 私達夫婦がメインで頼んだのは、丼もので「特選とろ炙り三昧丼定食(2,980円)」という物でした。頭トロ、大トロ、稲取金目鯛の炙り、ネギトロの4種盛りです。

 丼ものにはひじきの煮物、あおさの味噌汁、大根の漬物がついてきました。

 鮪ほほ肉の炙りと、どんぶりの魚の炙りには擦りたてのわさびをつけて食べました。擦りたてのわさびを食べるのは初めてでしたが、チューブワサビや粉わさびを水で溶いたものと違って、鼻をつくようなツンとした辛味はありませんでした。とてもマイルドな味わいで、ハーブのような感覚ででした。本物の生わさびというのは、魚の旨味を邪魔しないマイルドな味なのだと生まれて初めて知りました。

 海鮮丼の頭トロ、大トロ、稲取金目鯛の炙り、ネギトロの全てが美味しくて、ほうばるようにモリモリと食べてしまい、夫に呆れられてしまいました。

 まぐろも金目鯛もとても美味しかったのですが、ひとつだけ残念なところを言えば、とさかのりや大根のツマでかさまししてあり、海鮮丼の割にはご飯に対して魚の量が少なかったことです。

 後になって、これだったら刺身のお膳にしておいても良かったかなと思ったりもしましたが、炙りもとても美味しかったので、それはそれで満足しています。

まとめ

 本家鮪屋では、ほほ肉、頭肉、のどうら肉など、鮪の部位の違いを楽しむことができます。また、まるごとのわさびを擦りたてで食べることのできる珍しいお店なので、伊東に行くことがあったら、是非寄ってみてほしいお店です。

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