正月弁当の予約に出遅れ
我が家では、義母が亡くなってから、男所帯になった義父のために正月に「冷凍おせち」を毎年贈っています。ですが、毎年、年始のあいさつにも行っており、その際にも何かしらの「お楽しみ弁当」を持って行くようにしています。
去年は、横浜発祥で有名な「崎陽軒」の「シウマイ弁当」をデパ地下で予約して持って行ったのですが、今年は正月弁当の予約に出遅れて「崎陽軒」の弁当の予約受付は終了していました。それどころか、デパ地下弁当の予約は「超高級弁当」を除くと、ほとんど完売状態でした。さすがに我が家の経済力で「超高級弁当」には手は出せず、他の弁当を探すことにしました。
正月の予約は遅くても12月初旬までに
正月弁当の予約をしようとしたのが12月26日…。おせちは11月から予約していたのに、なぜ、弁当も同時に予約しなかったのか?我ながら自分の阿呆さ加減に、呆れてしまいました。
26日にセブンイレブンから、スーパーの弁当まで、インターネット上で色々探したのですが、12月下旬には、もうすでにどこも2月の「恵方巻」の予約に移行していました。インターネット上の季節商品の予約は遅くても1ヶ月前が基本ですね。
正月の味方「とんでん」
完全に正月弁当入手困難になっていた我が家が見つけた救世主は、北海道発の和食ファミレス「とんでん」でした。「とんでん」は、正月もファミレスとして営業しているので、もしや弁当を直前に予約しても、店頭で作ってくれるのではないかと予約の電話を入れてみることにしました。すると、受け付けてくれました!感謝、感謝です!
「とんでん」の普段の幕の内弁当もそれなりに豪華なのですが、正月には「とんでん」特製の「高級弁当」だけの予約受付となっており、逆にそれが手土産として格が上がる感じがして良かったです。
我が家が購入した「とんでん」のテイクアウト弁当は「彩り幕の内弁当」という、「とんでん」の中では高級なほうの弁当です。今年の正月は、普段のテイクアウトメニューは予約できず、「彩り幕の内弁当」のみの予約受付のみでした。仕組み自体が変わったのか、通常テイクアウトの正月予約が、すでにいっぱいだったのかは定かではありません。
華の膳(税込み2,030円)
私達夫婦は「華の膳」という少しリーズナブルな価格のお弁当を買いました。
全ての「彩り幕の内弁当」には、割りばしとおてふきが付いてきます。というのも、海老の殻をむく必要があり、手が汚れるのを想定してのことだと思われます。
入っている具材は16品目で、栄養バランスも味も良い感じでした。とんでんの彩り幕の内弁当の中では、この「華の膳」が一番安価な弁当です。それ以上クラスになると、うなぎや刺身が入ってきますが、我が家の経済力には見合わない価格なので、「華の膳」を選びました。
海のもの、山の物、揚物、煮物、焼き物と調理法も様々で、食材も普段食べない「鴨肉」なども入っており、一番安価なクラスにしては、豪華なお弁当でした。
「華の膳」には、だし入り醤油やインスタント味噌汁も付いていましたが、義父がインスタント味噌汁を振る舞ってくれたので、こちらは使いませんでした。我が家は薄味好みなので、だし入り醤油も使いませんでした。
彩の膳(税込み2,354円)
こちらは「彩り幕の内弁当」の中の2番目に安価な「彩(さい)の膳」です。義父には敬愛を表す意味で、ワンランク上の弁当を買って行きました。
「華の膳」では、左下の酢飯の上に乗っていた具材がシラスでしたが、「彩の膳」ではイクラに変わっています。
また、右上の具材が「華の膳」ではきんぴらごぼうやかぼちゃサラダだったのに対して、「天ぷら」に変わっています。「華の膳」に比べると、材料が高価で、手間ひまもかかっていることが伺えます。
ですが、さすがにこちらの弁当は原価が高いためか、味噌汁と醤油は付いていませんでした。義父は、高給取りで会社の中でも高い地位にいた人で、接待などで美味しい料理をたくさん食べてきた人ですが、「おいしい、おいしい。」と言って食べてくれました。
2,500円の弁当で、口の肥えた義父に満足してもらえたなら万々歳です。
まとめ
デパ地下価格ではありますが、デパ地下と同等の味と見た目の「とんでん」の「彩り幕の内弁当」。少し特別な日に遣い物に、ちょうど良い高級感とお値段なので、年始の集まりなどがある場合は、利用してみるのも良いと思います。
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