洋菓子倶楽部エーデルワイスの外観
先日、来客に「洋菓子倶楽部エーデルワイスは」の焼き菓子をいただきました。「洋菓子倶楽部エーデルワイスは」埼玉県久喜市に2009年にオープンした洋菓子店です。最寄駅鷲宮駅で、駅から歩くと少し遠いようで駐車場を広く完備しているそうです。
久喜店の他にも、東武伊勢崎線花崎駅近くにも「花崎店」があり、2店舗を展開している洋菓子店です。
私自身は手土産で焼き菓子をいただいただけなので、店舗の様子は分かりませんが生菓子(ショートケーキ)、焼き菓子のクオリティが高いわりにお手頃価格のコスパの良い洋菓子店と認識しています。
手土産に入っていたパンフレットには、様々な洋菓子のラインナップが紹介されてありました。洋菓子店でもなかなか販売されていない私の大好きな「エンガディーナ」という洋菓子も販売されていて、とても嬉しく思いました。
しかもホームページを見ると、焼き菓子に限っては1個80~100円からと、郊外ならではのお手頃価格で、今度ドライブがてら買いに行ってみようかと思ったくらいです。
洋菓子倶楽部エーデルワイスのマドレーヌセット
我が家でいただいた手土産は「虹色マドレーヌ」という種類の菓子折りだったようです。おいしいお菓子をいただき、本当にありがたいことです。
日本では「虹」は7色という設定が多いので、マドレーヌセットも7種類入っていまいた。左から順に以下の7種類のマドレーヌが入っていました。
- 昔ながらのマドレーヌ
- アールグレイ(紅茶)シェルマドレーヌ
- 抹茶シェルマドレーヌ
- キャラメルシェルマドレーヌ
- ショコラシェルマドレーヌ
- いちごシェルマドレーヌ
- プレーンシェルマドレーヌ
昔ながらのマドレーヌ
「昔ながらのマドレーヌ」はその名前の通り、昔の焼き菓子はこんな感じだったなぁという味と食感です。よく言えば素朴な味と食感で、昔ながらの水分の少ない焼き菓子で、紅茶やコーヒーを飲みながら食べるのにちょうど良いドライな食感のマドレーヌでした。
プレーンシェルマドレーヌ
続いて、シェル型のマドレーヌですが「昔ながらのマドレーヌ」と全く違った味と食感です。今流行りのしっとりもっちりの食感にデザインされています。安価な焼き菓子の油は、やはり安価なショートニングやマーガリンが使われていることが多いのですが、エーデルワイスの焼き菓子はきちんとバターが使われており、バターの風味が感じられ、プレーンでも充分においしかったです。
アールグレイ(紅茶)シェルマドレーヌ
アールグレイの茶葉が練り込んであるシェルマドレーヌです。アールグレイの香りが高く、ほんのり紅茶の味がして、とても美味しかったです。
抹茶シェルマドレーヌ
抹茶のマドレーヌは抹茶の味や香りが強すぎず、小麦粉やバターの香りを活かした抜群のバランスのマドレーヌでした。エーデルワイスの焼き菓子は素材全ての味をバランスよく楽しめるように、何かが強く主張するようにはデザインされていないのだと伝わってくる味でした。
キャラメルシェルマドレーヌ
こちらも、キャラメルの味が主張しすぎず、しっとりもっちりした食感と、小麦粉とバターの味や香りが楽しめるマドレーヌでした。
ショコラシェルマドレーヌ
ショコラマドレーヌは、ほどよくほろ苦く、かといって苦すぎず、子供でも食べられる程度のビターチョコレート感のあるマドレーヌです。個人的にはチョコレートはビターが好きなので、私好みの味でした。
いちごシェルマドレーヌ
エーデルワイスの焼き菓子は、上述の通り材料のバランスを工夫している焼き菓子なので、いちごマドレーヌも「いちごいちご」してない、ほんのりいちごが香るという感じのマドレーヌでした。しっかりいちごの味がするお菓子が好きな場合は物足りないかもしれませんが、私はエーデルワイスの抜群のバランス配合の方が好みです。
まとめ
個人的には洋菓子屋さんには、「ウチにしか出せない独特のとがった味」を狙っているお店と、「誰にでも美味しく食べてもらえる庶民的な味」を狙っているお店とがあると思っています。
「エーデルワイス」はちょうどそれらの中間のスタンスのお店だと感じました。素材や配合にこだわっているものの、それを感じさせないバランスの良さ、「どこかを何かをとがらせて特徴を出す」という商法ではなく、広くみんなに素材の良いおいしいお菓子をお手頃価格で食べてほしいという店主の気持ちが伝わってくる焼き菓子でした。
この菓子折りを持ってきてくれた来客には感謝感謝です。
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