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「旧:高円寺ららぁ」は「せとちよ」に改名いたしました。

ギリシャ人男性に口説かれて、食事に行ったお話(25年前)

 

シドニーのギリシャ人街に住んでいた

 少し前に財政破綻云々でヨーロッパを大騒動に巻き込んだギリシャですが、実は、わたくしオーストラリアのシドニーに住んでいたことがあるんですね。

 住み始めた後に知るのですが、私が住んでいた町はニュータウンと言って当時ギリシャ人がたくさん住んでいた町でした。

 その当時、ニュータウンの目抜き通りにはタイ料理、インド料理、アフリカ料理、イタリア料理のレストランが並び、おしゃれなカフェもたくさん並んでいました。

行きつけのカフェを作った

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行きつけだったカフェ

 私はニュータウンでニュージーランド人の男性とルームシェアしていました。当時ニュータウンに住む日本人は私と私の友達の2人くらいしか見かけませんでした。

 なぜなら、日本人の多くはノースと呼ばれる日本人が多く住む地域にに居住しているためです。やはり、日本食材が気軽に手に入ったり、日本語が通じるお店があったほうが駐在のご家族などは便利ということだったのでしょう。

 私は逆に、英語を身に着けたくて日本人の少ない地域に住むことを決めたのでした。

 私は日本にいる時から、カフェで本を読むのが好きでシドニーに住み始めてからも、行きつけのカフェを作り、ずっと通っていました。そうすると、そのカフェのオーナーや店員と仲良くなって、お話をしたり、一緒に遊びにいったりするようになりました。

 そのカフェのオーナーはギリシャ人でアルバイトの人たちはオーストラリア人やワーキングホリデーでオーストラリアに来ている人たちでした。

誘われてギリシャ人レストランへ

 いつもどおりカフェでお茶をしていると、オーナーのジョージの友達のアーサーが遊びにきていました、彼と目が合ったので笑い返すと、私の席に座りに来たので、一緒におしゃべりをして、そこからアーサーと仲良くなりました。

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フランス人の友達と私

 それで、「ギリシャ人レストランがあるから一緒に行こうよ!」って誘ってもらって何回かギリシャレストランにつれていってもらいました。

 そこは本当に、近所のギリシャ人たちが集まる社交場のようなレストランだったようで、みんな顔見知りだったようです。

 

 お酒が入って楽しくなってくると、みんな店の真ん中に集まってきて、手をつないだり、肩を組んだりして、こんなふうに踊り始めるのです。

 私も、ステップが分からないのに、手を引っ張られて、列の中に連れて行かれちゃって、小さなレストランだから1列に並んで踊るわけではなく15人くらいで手をつないで輪になっておどるんです。それで、音楽が佳境入ってくると、みんなでぐるぐるぐるぐる踊りながら回るの。

 その回るスピードが早くて「あああああ、目が回るぅうう!目が回るぅぅうう!」

と日本語で叫びながら、曲が終わったと同時に果てました(笑)

 ラテン系の国には「歌って、踊って、食べて…」みたいな人生の楽しみ方の教訓見たいなものがありますが、ギリシャもご多分に漏れず食事には歌や踊りが欠かせないものでした。

口説かれれて食事に行くと…

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右側が若い頃の私です

 それとは別のお話で、私はシドニーの歓楽街で販売員として働いていたのですが、毎日お店の前を通る50代くらいの男性がいて、私に好意を持ってくださったらしいの。勤務先の近所のギリシャレストランのオーナーのギリシャ人の男性だったんですね。

 まあ、勤め先がご近所ですし、毎日、私が働いている店の前を通るので、ご近所づきあいということで、あいさつくらいはしていたんです。そうしたら、彼は毎日毎日、日本円にしたら一粒150円くらいの少し高級なチョコレートを、私の分だけでなく、他のスタッフのぶんも買って持ってきてくれるようになったのです。私と食事がしたいと。

 それも、私にそういうふうにいうだけでなく、同僚にも「彼女と食事がしたいんだよ。」と、訴えるものだから、もう大変。

 素直にご好意のチョコレートはいただきつつ、デートはお断りしてたんですけど、

そうしたら、おとなりのフランス人の経営するショコラティエの一粒300円のチョコレートまで持ってきてくれるようになって、私自身も「あー、一回くらいは食事に行かなきゃいけない雰囲気だな―。」とは思い始めていたんです。

 だけど、それよりも、何よりも同じお店で働く他のスタッフも高級チョコをもらっているわけですから「ちよちゃん、さすがに一回くらいはデートしてあげたら?」みたいな感じで、まわりから固められたというか、まわりを買収された形で、その彼と食事に行くことになりました。ですが、こちらに全く気がないのに、ふたりきりでデートというのもはばかられるので、私の同僚の女の子と私とあなたと3人で食事ならOKよ、ということにしました。そして、彼が経営しているというギリシャ人レストランに行きました。

男性の求愛ダンスがとてもセクシーなギリシャ

 行ってみると、まあ、100人(もっとかな?)収容できるような大きなレストランで舞台まであって、ちょっとしたバンドがいて、歌手の女性が舞台の上でギリシャ音楽を歌ってるんですね。どうも、その土地のギリシャ人の方々の社交場のような場所だったらしくて、レストランの雰囲気は下の動画のような感じでした。

 

 それで、デートに誘ってくれたギリシャ人男性が、「ギリシャでは、男性が女性のためにダンスを踊るんだよ。」と教えてくれました。みんなで手をつないで踊る踊りとは違って、とってもセクシーだなぁーって思いました。

 

 

 その時、舞台の上ではこちらの結婚式みたいな感じで、女性を一人立たせて、彼女のために男性がダンスを踊っていました。

 曲が終わると男性がひざまずいて、女性に手を差し出したんだったか、花を一輪差し出したのだったか忘れてしまったんですけど、男性が女性にひざまずいて、愛情表現するなんて、ロマンチックだなぁと感心してしまいました。

 しかも、それを沢山の人が見ている舞台の上でするなんて、情熱的すぎて、ドキドキしちゃいました。私はまだ20代で、ラテン系の熱烈な恋愛をしたことがありませんでしたからね。

 お食事をもりもりといただいて、ダンスや音楽を堪能して、シレーっと、タクシーでおうちに帰ったわたくし。ですが、同席してくれた同僚が食事をおごってくれたお礼にそのギリシャ人男性に私の電話番号を教えてしまったらしく、そのあと、何度かの電話攻撃に合うはめになっちゃったんですよねー。

 まあ、今となれば、楽しかった思い出です。ああ、あれはもう20年前のはなしなんだなーと、しみじみしちゃます。

まとめ

 最近、なぜか学生さんの読者が増えていますが、コロナが落ち着いたらワーキングホリーデーなどで良いので一度は外国に住んでみることをお勧めします。文化の違いを知るということは、自分がいかに小さな視野で生きていたかを知るということでもありました。少なくとも私にとっては良いカルチャーショックとなりました。

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