ヴォーグ(日本語)
ポーズを決めて!
ポーズを決めて!
Vogueのように!
Vogueのように!
まわりを見回してご覧よ
心を痛めた人ばかり
どこに行ってもそんな人ばかり
(見てごらんよ)
逃げられるものなら逃げてごらん
人生の痛みを知るだけだよ
(人生が何か知るだけだよ)
何もかも失敗して
うまくいかなかった時
今日の自分より
マシな自分がいるんじゃないかって思った時
いい逃げ場所をしっているの
ダンスフロアと呼ばれているわ
そのためにある場所よ。だから
カモン!Vogue
音楽に合わせて体を動かすの!
(体を動かすの)
ヘイ!ヘイ!ヘイ!
カモン!Vogue
体をフロアに持っていくのよ!
(体をフロアに)
あなたなら出来ると、あなたは知っている
あなた自身が持つ
あなたの想像力がありさえすればいいの
そしてそれを目指すもののために使うの
(目指すもののために使うの)
自分の内側に踏み込んでみて!
あなたの愉快な直感力のために。
あなたの夢の扉が開く(扉が開く)
もし、あなたが黒人でも白人でも大差はないわ
あなたが男でも女でも関係ない
もし、音楽の(水汲み)ポンプが
あなたに新しい人生を与えるなら
あなたはスーパースタ―よ!
そうよ!
それが今のあなたよ!
「美」はあなたが見つけたところにあるの
腰を回したんじゃあ分からない
魂は音楽的なの
美しくて、マジカルな場所よ、人生は舞踏会
だからダンスフロアに上がってきて!
Vogue, (Vogue)
「美」はあなたが見つけたところにあるの
(音楽で体を動かして)
「美」はあなたが見つけたところにあるの
グレタ・ガルボ、マリリン・モンロー
マレーネ・デートリッヒ、 D・ディマジオ
マーロン・ブランド、ジェームス・ディーン
は、雑誌の表紙になったわ
グレース・ケリー、ハロー・ジーン
は、美の女王として写真になった
ジーン・ケリー、フレッド・アステア
は空気の上で踊ったわ
みんな自分自身のスタイルを持っていて
みんな気品がある
リタ・ヘイワードは美しい顔を与えられた
ローレン・キャサリン・ラナもよ
ベット・デイビスを私達は愛している
女たちよ態度とともに
男たちはムードと共に
そこに立ち止まらないで、
手に入れに行くのよ!
他には何もないのだから
ウー、 あなた、
ダンスフロアで踊ったことがあるんでしょ?
ウー、あなた、
ダンスフロアに身をおいたことがあるんでしょ?
Oooh、あなた、 Vogue だったんでしょ?
Vogue(英語)
Strike a pose.
Strike a pose.
Vogue, vogue, vogue
Vogue, vogue, vogue
Look around everywhere you turn is heartache
It's everywhere that you go (look around)
You try everything you can to escape
The pain of life that you know (life that you know)
When all else fails and you long to be
Something better than you are today
I know a place where you can get away
It's called a dance floor, and here's what it's for, so
Come on, vogue
Let your body move to the music (move to the music)
Hey, hey, hey
Come on, vogue
Let your body go with the flow (go with the flow)
You know you can do it
All you need is your own imagination
So use it that's what it's for (that's what it's for)
Go inside, for your finest inspiration
Your dreams will open the door (open up the door)
It makes no difference if you're black or white
If you're a boy or a girl
If the music's pumping it will give you new life
You're a superstar, yes, that's what you are, you know it
Beauty's where you find it
Not just where you bump and grind it
Soul is in the musical
That's where I feel so beautiful
Magical, life's a ball
So get up on the dance floor
Vogue, (Vogue)
Beauty's where you find it (move to the music)
Vogue, (Vogue)
Beauty's where you find it (go with the flow)
Greta Garbo, and Monroe
Dietrich and DiMaggio
Marlon Brando, Jimmy Dean
On the cover of a magazine
Grace Kelly, Harlow, Jean
Picture of a beauty queen
Gene Kelly, Fred Astaire
Ginger Rogers, dance on air
They had style, they had grace
Rita Hayworth gave good face
Lauren, Katherine, Lana too
Bette Davis, we love you
Ladies with an attitude
Fella's that were in the mood
Don't just stand there, let's get to it
Strike a pose, there's nothing to it
Vogue, vogue, vogue, vogue
Oooh, you've got to
Let your body move to the music
Oooh, you've got to just
Let your body go with the flow
Oooh, you've got to just,
Vogue !
ヴォーグとは
「ヴォーグ/Vogue」は、アメリカの歌手マドンナの2枚目のサウンドトラックアルバム「I'm Breathless(1990年)」に収録されている曲です。同アルバムからのファーストシングルとして、1990年3月27日に「サイアー・レコード/Sire Records」から発売されました。マドンナは、ヴォーグダンスの起源であるハーレムの「ハウスボール」コミュニティのヴォーグダンサーと振付師の「Jose Gutierez Xtravaganza/ホセ・グティエレス・エクトラバガンザ」と「Luis Xtravaganza/ルイス・エクトラバガンザ」に影響を受け、ニューヨークのクラブ「サウンド・ファクトリー」でヴォーグを紹介されました。
「ヴォーグ/Vogue」は、その構成の中に1970年代のディスコの影響を強く受けており、1990年代のダンスミュージックのトレンドを作ったハウス曲です。また、「ヴォーグ/Vogue」には、マドンナが様々な「黄金時代」のハリウッドスターを名指しで紹介するスピーキングセクションがあります。この曲の歌詞は、誰であろうとダンスフロアで楽しむべきだと歌っており、逃避行というテーマが含まれています。「ヴォーグ/Vogue」は、マドンナの3つの大ヒット・コンピレーションにリミックスされた形で収録されています。「ヴォーグ/Vogue」が収録された3大アルバムとは、「The Immaculate Collection(1990年)」、「Celebration(2009年)」、「Finally Enough Love(2022年)」のことです。
批評家たちは「ヴォーグ」のアンセム的な性質を賞賛し、マドンナのキャリアのハイライトの1つとして挙げています。商業的にも、この曲はマドンナの最大の国際的ヒット曲の一つであり、オーストラリア、カナダ、日本、英国、米国を含む30カ国以上でチャート上位にランクインしました。アメリカレコード協会(RIAA)は「ヴォーグ」をダブルプラチナに認定し、1984年にRIAAがマルチプラチナ認定を導入して以来、女性アーティストのシングルとして初めてマルチプラチナを獲得しました。全世界で600万枚以上のセールスを記録し、1990年のベストセラーとなりました。
デヴィッド・フィンチャーが監督した「ヴォーグ/Vogue」のミュージックビデオは、1920年代と1930年代からインスピレーションを得て、モノクロで撮影されています。マドンナと彼女のダンサーが、さまざまな振り付けでヴォーグを披露している様子が映し出されています。このビデオは、さまざまな批評家によるリストや投票で、史上最高の作品のひとつに選ばれており、1990年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでは、全9ノミネート中、3つの賞を受賞しています。
マドンナはこの曲を6回のワールドツアー、1990年のMTVビデオ・ミュージック・アワード、スーパーボウルXLVIのハーフタイムショーで披露しています。また、この曲は映画「プラダを着た悪魔(2006年)」のサウンドトラックや、FOXのテレビドラマ「Glee」の「The Power of Madonna」エピソードでも紹介されています。作家や評論家は、このビデオと曲の影響力について、彼女のパワーと影響力のポストモダン的な性質を通じて、アンダーグラウンドのサブカルチャーを主流な大衆文化に持ち込んだこと、また、ダンスミュージックが広く人気を博すという新しいトレンドに沿った方法であるということに注目しています。
ヴォーグダンス・ヴォーギングとは
ヴォーグ(ダンス)またはヴォーギングは、1960年代のハーレムの「ボール・ルーム・シーン」から進化し、1980年代後半に生まれた高度に様式化されたモダンハウスダンスです。マドンナのミュージックビデオ「ヴォーグ(1990) 」で注目され、1990年のドキュメンタリー「Paris Is Burning /1991年(サンダンス映画で審査員大賞を受賞)」で紹介されたことでメジャーになりました。現代では、このダンスは世界的な現象となり、スタイル的にも人口統計的にも進化し続けています。
ヴォーグは、1960年代初頭から 1980 年代にかけてアフリカ系アメリカ人やラテン系のゲイの男性が踊ったハーレムの社交文化から生まれました。ハーレム・ルネッサンスは、1920年から1935年にかけてハーレムでラテン系とアフリカ系アメリカ人のLGBTQ文化を形成し、文学、芸術、音楽の進歩、人種、ジェンダー、セクシュアリティなどのアイデンティティの側面が流動的で交差しうることを実証しました。
この時期に始まったダンス競技会は、最終的に手の込んだページェントリーからヴォーグダンスバトルへと移行しました。ダンスバトルは、刑務所時代に学んだダンスで構成されていました。古代エジプトのヒエログリフのスタイルとヴォーグ誌のモデルの有名な画像に触発されたヴォーギングは、写真撮影のモデルであるかのように一連のポーズをとることを特徴としています。腕と脚の動きは、角度があり、直線的で、硬く、ある静止位置から別の静止位置にすばやく移動します。
ダンス競技会では、審査員と聴衆を感動させるために、「シェード」と呼ばれる、微妙な侮辱を互いに投げかけることがよくありました。競技形式は、当初は「プレゼンテーション」、後に「パフォーマンス」と呼ばれるようになりました。年月を経て、このダンスは現在「ヴォーグ(ダンス)」と呼ばれる、より複雑でアクロバティックな形態に進化しました。
ヴォーグはジェンダーをパフォーマンスとして提示します。ドラッグ・クイーンは、ダンスの動きに合わせて化粧をしたり (ビート・フェイス)、ヘアスタイルを整えたり、派手な服を着たりします。
ヴォーギングの正確な起源については議論があります。パリス・デュプリーがヴォーグ誌を取り出し、音楽のビートに合わせてポーズを真似る(その後、他のクイーンも追随した。)という起源を挙げる人が多いのですが、ヴォーギングの起源はライカーズ島の黒人ゲイ刑務所収容者にあるとする説もあり、他の男性の関心を引くため、または陰口を叩くために行われたとされています。 ヴォーグは黒人およびラテン系のゲイの「ボール・ルーム・シーン」やニューヨークを中心とするアメリカ国内の主要都市のクラブで練習されているダンス形式として確立されており、さらなる発展が続いています。
【アルバム情報】
★応援クリックしていただけるとうれしいです★
↓ ↓ ↓
【PR】