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50代、精神疾患持ちのシニア主婦ブログ。

あなたには聞こえる?あなたの耳年齢を測定。老化を認める良い機会になります。

 

4世代集まったパーティで聴力検査を実施

 最近は体力がなくなったこととコロナ禍ということで、自宅でホームパーティーを開く機会も減ってしまったのですが、一昨年くらいまで、人を5~6名呼んで行うパーティを自宅で催していました。

 ある時たまたま、20代、30代、40代、50代の4世代の人が集まるパーティーを開催したので、余興で「4世代対抗耳年齢検査」をやってみました。

 余興に使ったのは上の動画です。私は当時49歳で12000Hzが聞こえたので50歳以下、つまり年相応の耳年齢ということになります。ちなみに現在は52歳ですが、まだ12000Hzの音は聞こえています。残念ながら40歳以下の15000Hzはやはり聞こえません。

45歳でも12000Hzが聞き取れない人も

 そのパーティーでは50歳、49歳、45歳の中高年層がいたのですが、その中で一番若い45歳の男性が12000Hzの音、つまり50歳以下41歳以上の音を聞き取ることができなかったのです。

 その45歳の男性は「40代なのに聞こえないー-!!」「ショック!!」と、かなりショックを受けていました。

みんな年齢相応に老化している

 その後、動画を進めていくと、50歳前後の人は50歳以下の音は聞こえて、40歳以下の音は聞こえない。30代中盤の子たちは40歳以下の音は聞こえても、30歳以下の音は聞こえない、と順当な反応が返ってきました。

 20代ならまだ若い、30代ならまだ若いと思われる中高年の方も多いと思いますが、実際には30歳ぐらいから、目、耳、髪の毛、関節など徐々に老化していることが、このテストからも分かります。

老化を自覚することも大切

 特に中高年の女性は「いつまでも心も体も若く美しくありたい。」と、おっしゃる方も少なくありません。男性でも「俺はまだまだイケる!若いもんには負けないよ!」なんて本気で思っていらっしゃる方もいます。ですが、目に見えない老化を自分自身の力で自覚することは、現実的には難しいのが実情です。

 私自身が50歳になって、聴力は弱まり、目は老眼や近視になり、白髪が増え、関節が削れてヘルニアになり、ということを経て、歳をとるということは、無条件に体や脳が劣化していくことなのだと自覚させられます。

 私の場合は夫が12歳年下であることや、30代中盤の親しい知人がいることもあり、30代40代の子たちとの体力、記憶力の差を突き付けられることも少なくありません。

 30代の子と遊ぶ時も、一緒に歩くと相手の足の速さに付いていけず「ごめん、もうちょっとゆっくり歩いてくれる?」とお願いすることも少なくありません。

 中高年は長く生きてきた分「経験値」という点では若い人には劣らないと思います。ですが、体力的な面や、記憶の面ではやはり中高年は若い人に劣っていると自覚して謙虚になる必要もあると思います。

老化を見過ごし、おぎなってもらっている自覚

 中高年の方で特に自信家の方に多いのですが、自分の周りで上手くいっていることは全て自分の能力のおかげだと思っている方がいます。

 ですが、実際は配偶者や子供や、職場の部下や友人や様々な人たちが支えてくれて、自分の老化からくる不備をおぎなってもらい、自分の有能な部分を引き出してもらっているという事実を忘れてはいけません。

 老化が進むと、思い込みが激しくなったり、短気になったりするのですが、そこはグッとこらえて、違うと思っても相手の意見をしっかり聞いてみたり、イラっとしてもイライラを外向きにださないようにしたいものです。

 会社や社会に貢献している部分があったとしても、自分の老化が進んでみんなの足を引っ張っている部分もあるのが中高年というものです。

 ある面では有能さが残っていたり、増したり、ある面では有能さが劣化したり減ったりするのが中高年なのです。

 「実るほど、首(こうべ)を垂れる稲穂かな。」という言葉があります。優秀な人ほど、人様に感謝し頭を下げるといったような格言ですが、中高年も自分が少しなりとも劣化しているということを自覚し、皆に感謝の気持ちを伝え、「首(こうべ)を垂れる」必要があると思います。

まとめ

 私の場合は、夫が12歳年下ということもあり、体力面は夫が支え、知力の面は私が支えるという夫婦関係ができあがっています。

 それは夫婦関係の話ですが、親子関係、会社の上下関係でも、自分が年上だから物を知っていると、上から目線で説教するのではなく、「どこかしらで、若い人たちの支えがあるから今の自分がある。」と感謝の気持ちを持って接していきたいものです。

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