いつもはガラーンとしている我が家のリビングですが、
この季節になると、燦々とツリーが光輝きます。
明日、二人暮らしの我が家にもクリスマスがやってきます。去年は家族が亡くなったり、私自身が癌で手術をしたりと大変な一年でした。
去年は、私と義母と愛犬が癌になり、義母と愛犬は亡くなり私だけ生き残りました。そのことが私をとても感慨深い気持ちにさせます。
クリスマスには毎年、ツリーを飾って、少しだけクリスマスらしい食事をしたりします。貧しい一人暮らしだった頃には考えられなかったような贅沢です。私は40歳近くまでずっと一人で暮らしていたので、イベントごとをする習慣もなく、イベントで浪費をするくらいなら老後、病気やけがの万が一の時のために一円でも多くお金を貯めておきたいという世知辛い感覚で過ごしていました。
ですが癌になって、老化が始まって、つつましいながらも日々を楽しく丁寧に生きることこそが、良き最後を迎える一番の方法ではないかと思えるようになってきました。
我が家では、クリスマスにはチキンとケーキとミネストローネを食べる習慣があります。
毎年、予約をして買いに行くのですが、家に持って帰ってからオーブンでもう一度温めなおすと、おいしくいただけます。
近年は、夫のキャリアアップのおかげで、私の大好きな高級ケーキ屋さんで我が家には不釣り合いだと思っていた高級ケーキを買うことができるようになりました。
昨年のクリスマスは浦和の有名洋菓子店アカシエの「桂木利平(かつらぎりへい)」というケーキを買いました。毛呂山の「桂木」というゆずの品種と日高の「利平栗」という栗の品種をふんだんに使ったキャラメルムースのケーキでとてもおいしかったです。
二人きりのクリスマスで、たくさんお料理を作っても食べきれないので、今年もパーティーらしいことはしないつもりです。今年も夫が買ってきてくれたケンタッキー・フライド・チキンとケーキに、私の作ったミネストローネでまったりとしたクリスマスを過ごす予定です。
実は先ほど、茄子のミネストローネをシャトルシェフに仕込んでまいりました。明日には美味しく味が染みているはずです。
わたくし、実は今年で51歳になりました。癌で臓器を失ってしまいましたが、それでも、失ったものを数えるのではなく、持っている物、残っているものを数えて、残りの人生を充実したものにしたいと考えています。
。o○★Merry☆ Xmas★。o○
★我が家のミネストローネレシピにご興味がおありの方は、以下のレシピをご覧ください。
【なすのミネストローネ】
【一般的なミネストローネ】
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