- 2つの関東厄除け三大師
- 夫が来年本厄のため佐野厄除け大師に
- 佐野厄除け大師の無料駐車場
- お札とお守りの返納場所
- お札の購入方法
- 佐野厄除け大師の祈願料
- 佐野厄除け大師のお守りも購入
- 佐野厄除け大師の支払い方法
- 常香炉(じょうこうろ)で身を清める
- まとめ
2つの関東厄除け三大師
大師とは、一般的に弘法大師(空海)のことを指します。関東厄除け三大師と呼ばれているお寺がありますが、これらも弘法大師を祀る3か所のお寺のことを指します。
関東厄除け三大師とは、東京都足立区の西新井大師(總持寺)、神奈川県川崎市川崎区の川崎大師(平間寺)、そして千葉県香取市の観福寺の三つのお寺です。
ですが、今回私達の言った佐野厄除け大師にも「関東の三大師」の名目が掲げられていました。どういうことかと思って調べてみたら、どうも宗派の違いのようです。
真言宗の弘法大師(空海)を祀る3つのお寺を「関東三大師」と謳っているのに対し、天台宗は元三大師(良源)を祀る関東の3つのお寺を「関東三大師」と呼んでいるようです。ちなみに、天台宗で祀られている元三大師(良源)は、「厄除け大師」とも呼ばれているそうです。
そして、その天台宗の三大師が「佐野厄除け大師」、「青柳大師」、「川越大師」だということなのだそうです。
実際には、弘法大師(空海)が関東まで足を運んだという記録は残されていないのですが、江戸時代以降に各宗派で大師信仰が盛んになり、マーケティングに成功したお寺が名を馳せたようです。
◆真言宗の三大師
- 西新井大師(總持寺)
- 川崎大師(平間寺)
- 観福寺
◆天台宗の三大師
- 佐野厄除け大師
- 青柳大師
- 川越大師
ということだそうです。
夫が来年本厄のため佐野厄除け大師に
我が家は夫婦共々、合理主義、現実主義なので、迷信は信じないタイプです。ですが、亡くなった義母が毎年、佐野厄除け大師のお札とお守りを送ってきてくれていました。特に効力があるとは思いませんでしたが、せっかくの義母の善意ですから、毎年お札を部屋に飾り、お守りは身に着けるようにしていました。
そんなこともあってか、夫が急に「俺、来年本厄だから佐野厄除け大師にお札を買いに行こうと思う。それに今までのお札とお守りがたまってるから、お焚き上げしてもらわないと…。」と言い出しました。というわけで、ドライブがてら、佐野厄除け大師に行くことにしました。
佐野厄除け大師では、お札やお守りの返納も、お札の購入も全て郵送で完結することができるので実際に足を運ぶ必要はありません。郵送で返納する場合の住所は以下の通りです。
〒327-8555 佐野市春日岡山2233番地
ですが、私達夫婦は観光がてら、栃木まで足を運んでみました。
佐野厄除け大師の無料駐車場
佐野厄除け大師には複数の無料駐車場があります。一番近い無料駐車場は、佐野厄除け大師の境内にある駐車場です。お寺の門の左手に無料駐車場があるので、混雑していない時はそこに止められます。
基本的には境内の無料駐車場が使えることが多いので、まずは境内に止めることを考えましょう。もし、混雑していて境内の駐車場が使えない場合は、近隣に佐野厄除け大師が提供している無料駐車場が点在しているので、以下の地図で探して駐車してください。
佐野厄除け大師の近隣には無料駐車場にまぎれて、民間の有料の駐車場も点在します。知らずにそちらに駐車してしまうと、お金がかかってしまうので要注意です。看板をしっかりと見て、「無料」と書いてある駐車場かどうかを確認してください。
【佐野厄除け大師無料駐車場マップ】
https://www.sanoyakuyokedaishi.or.jp/pdf/map2019.pdf
お札とお守りの返納場所
境内の駐車場に停めるとこのような景色が見えます。その左側に、
「参拝者順路」という看板があるので、その通りに歩いていきます。
順路通りに歩いていくとこのような風景です。
そして、本殿の前まで行ったら、右に進んでください。
本殿に向かって右側に進むと、右側に絵馬(絵馬)をかける台があります。その台の上にお札返納用の箱が置いてあり、そこに返納する仕組みです。
私達夫婦以外にも、たくさんの方々がお札を返納していました。
お札の購入方法
佐野厄除け大師では、当日にお札を購入して持ち帰る場合には、祈祷を受ける必要があるようです。ですが、私達夫婦が佐野厄除け大師に行った日は、お寺の大掃除の日で祈祷が16時30分の回しかないとのことでした。
16時30分では私達夫婦の時間の都合とは合わず、「祈願受付」で郵送でお札を自宅まで送ってもらう手続きをしました。
郵送の手続きは、このような申し込み用紙に必要事項を記入し、次に宅配便の伝票に必要事項を記入したら完了です。
受付の方が、申し込み用紙に記入した誕生日から、厄除けや方位除けの必要があるかどうかアドバイスしてくれました。夫は方位除けと厄除けの必要があるそうで、方位除けと厄除けのお札を買いました。私は方位除けは必要なく、好きな願い事を選べるとのことだったので、身体安全のお札を買うことにしました。
佐野厄除け大師の祈願料
- 5000円(正五九祈祷)
- 10,000円(毎月祈祷)
- 30,000円(毎日祈祷)
- 50,000円(特別祈祷)
となっていました。
私達夫婦がお札を郵送してもらうことにしたのは、この祈祷料金が高かったことも関係しています。1年分を祈祷してもらって、お札をもらうとなると一人につき3万円、合計6万円もかかってしまうことになります。
ですが、郵送でお札を送ってもらうだけなら、送料込みで一人5000円、合計1万円で済むので、私たち夫婦は郵送を選びました。
佐野厄除け大師のお守りも購入
義理の母が亡くなるまでの10数年間、佐野厄除け大師のお札とお守りを送り続けてくれた思い出を思い出したのか、夫が「お守りも買おう。」と言い出しました。
お札はひとつ5000円、お守りはひとつ900円なので、二人分買うと結構なお値段になります。元々、迷信は信じない私達夫婦。特に私のほうが迷信を全く信じないタイプなので、こんなことにお金を使うなんてもったいないと心の中では思っていました。そもそも、お守りが効くのであれば、あれだけお札やお守りを大切に考えていた義母は死んでないはず…なんて思ったりもしました。
ですが、迷信を信じて、毎年お札とお守りを送り続けてくれた義母の思い出が、無意識によみがえったのでしょう。夫がお札とお守りを買いたがるので、二人でお札を買い、義母が送ってくれていたものに似たお守りを買いました。
毎年、この時期になると、義母がお札とこのようなお守りを送ってきてくれていました。買ってみると、やはり亡くなった義母のことがなつかしくなってしまいました。
佐野厄除け大師の支払い方法
最近のお寺はハイテクで、支払いはクレジットカードや交通系マネーでもOKでした。PayPayなどのQRコードやバーコードでの決済には対応していないように見えました。
常香炉(じょうこうろ)で身を清める
境内には常香炉(じょうこうろ)も設置されており、線香がたかれていました。
もくもくと立ち上がる煙で身を清めて帰りました。
まとめ
佐野厄除け大師のお札は、当日購入する場合は祈祷とセットになり、料金は3万円になってしまいます。ですから、安く済ませたい場合は祈祷はしてもらわず、郵送で送ってもらう手続きをすることをお勧めします。そうすれば5000円でお札を購入することができます。
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