「いじわるばあさん」とは
「いじわるばあさん」とは、長野県茅野市にある定食屋です。とあるテレビ番組で、茅野市の地元のタクシー運転手に「地元のおいしいお店に連れて行ってください。」とお願いする企画で、そのタクシー運転手が取材班を連れていったのが、こちらの「いじわるばあさん」でした。
お店の扉には、以下のような張り紙が貼ってあり、事情をきちんと説明してくれていいるあたりに、店主の誠実さを感じました。
本日は、ご来店いただき誠にありがとうございます。当店は、2人にて営業、調理は1人で行っております。その為、混雑時はお料理の提供にお時間がかかってしまいます。団体様におきましても同様です。お時間に余裕のないお客様は、ご検討お願いいたします。何卒、宜しくお願い申し上げます。
張り紙の通り、夕食時にお店に入ると、注文から料理の提供まで大げさにではなく30分程度かかりました。ですから、タイトなスケジュール感で旅行をしている方にはお勧めできないお店ではあります。
ですが、観光地にしてはお手頃価格で、そこそこ美味しい定食を食べられるので、お時間に余裕があるなら行ってみても良いお店だと思います。
タクシー運転手さんが、テレビの取材班にこのお店を教えたのも、地元民だからこその普段使いにちょうど良い、コスパの良い定食屋を知っていたからだと思いました。
「いじわるばあさん」の予約
「いじわるばあさん」は予約不可です。ですから、直接お店に行って席が空くのを待つ必要があります。ですが、上記の通り、混雑時は配膳までに30分くらいかかるので、待つとなると45分から1時間くらいは見ておく必要があるかもしれません。
運よく、退店のお客さんがいるタイミングに到着した場合は、スッとお店に入れる場合もあるので、本当に運しだいです。
席が空くのを待つ場合、待合い席などはないので、車の車種を聞かれ車で待つように指示を受けます。待たずに食べたい場合は、開店時間と同時に入店することがおすすめです。
「いじわるばあさん」の外観
「いじわるばあさん」の外観は遠目に見ると普通の一戸建てです。
ですが、道路側に大きな看板があるので比較的簡単に見つけることができます。
「いじわるばあさん」の店内
店内は、個人経営の喫茶店のような内装で、気さくで愛想の良い30~40代くらいの男性が、とても気の利いた接客をしていました。
店内のところどころに、カントリー調のインテリアが飾ってあり、とても良い雰囲気を醸し出していました。
テーブル席はこのような感じで、広々としていて、定食を食べるには充分な広さでした。
「いじわるばあさん」のメニュー
「いじわるばあさん」の料理
私たち夫婦は、鶏の唐揚げ定食と
豚の角煮定食のおかずを半分ずつシェアして食べました。
鶏のから揚げ定食は、「かあちゃんの手作り唐揚げ」という感じで、外はカリカリで衣は少ししょっぱめでした。ですが、中の鶏肉に味がしみ込んでおらず、外側の衣の味で食べるという感じだったので、味のバランス的にはちょうど良い感じでした。衣の味がしょうゆベースで、本当に家庭的な味でした。
豚の角煮定食は、私は美味しいと思ったのですが、夫は沖縄の「ラフティー」のような濃い味の豚の角煮を想像していたらしく、それよりも味がずいぶん薄かったので「味が薄い」としきりに言っていました。
ですが、私たち夫婦のように中高年になってくると、あまり塩分の多い食べ物は体に良くありませんし、私自身は薄味の豚の角煮も悪くないと思うタイプなので、美味しくいただきました。
副菜のきゅうりの酢の物も、みそ汁も「かあちゃんの手作り感」満載で、とても温かみのある味でした。お漬物のたくあんは市販品だと思われますが、野沢菜漬けは味が薄く、自家製かな?とも思えました。
まとめ
茅野市のタクシー運転手御用達のお手頃価格の定食屋「いじわるばあさん」。せっかくの旅行だから贅沢なものを食べたい派の方には向かないお店かもしれません。ですが、旅行のコストを少しでも抑えたい場合には、美味しいわりにはお手頃価格の定食屋の「いじわるばあさん」はおすすめです。
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