遊楽庵の外観
夫に連れられて、何も知らずに訪れた「遊楽庵」。そばと日本酒で有名なお店らしく、旅行から帰ってインターネットで調べると、そばの記事の方が多く、そば打ち体験ができたり、美味しいおそばを食べられたりする施設のようです。
遊楽庵の店内
入り口を入ってすぐは小さく短い廊下のような空間でした。その空間の脇には棚があり、「白なす」などの珍しい野菜や、「ひまわり油」などの地元の特産品などが陳列されていました。
入り口を入ってすぐの空間の地味さに、あまり期待せずに施設に入ると、
圧巻の景色。これは一見の価値があります。多種多様な「酒瓶」が、360度全方向に陳列されており、しかもとても美しくライトアップされているので、本当に美しかったです。まるで、完成されたひとつのアートのようでした。
私たちは、あまり下調べをせず「遊楽庵」に入ったため、「信州酒ミュージアム」というゾーンしか見学していなかったと、旅から帰って知りました。
その「信州酒ミュージアム」を見学していると、「そば」ゾーンもありました。そばの実の袋、そばの実を加工するのであろうと思われる機械も陳列されていました。
こちらは、おそらく、そばを挽くための「石うす」でしょう。
私たち夫婦は到着したのが遅かったため見られませんでしたが、到着してすぐには、この場に職人さんらしき方が立っていたので、もしかしたら、昼間にそば打ちのデモンストレーションが行われていたのかもしれません。
ミュージアムエリアを抜けると、日本酒とおつまみ販売エリアがありました。販売されていたのは、日本酒と、イカ天、ジャーキー、揚げぎんなん、揚げにんにくなどのおつまみ、
地元の果実を使ったであろうジャムやゼリー、野沢菜やそばでした。
そして、お酒エリアには数々の地酒が陳列されていました。
お土産用と今晩飲む用のおすすめのお酒を、販売員さんに尋ねてみると、お土産用には「箱入り」のお酒がおすすめとのこと。それは確かにそうですよね。そして箱入りのお酒の中でもおすすめなのは「神渡」とのことでした。
私個人としては隣の「龍神」の方が瓶の色もきれいですし、箱も和紙のロゴが渋くて素敵だと思いました。それを販売員の方に伝えると、「皆さん、そうおっしゃいますが、私がおすすめなのは神渡ですね。」とおっしゃっていました。
冷蔵のお酒をお土産にしていいの?
私はお酒を飲まないので、全くお酒に詳しくありません、ですから、観光地でビールやお酒が冷蔵保存されている場合、常温でお土産として持って帰っていいのか全く分かりませんでした。
ですからこれが良い機会だと、冷蔵保存してあるお酒を常温でお土産に買って帰っていいのか訊ねてみました。すると、販売員さんの回答は、
生酒は、冷やした状態で保存したほうがいいのですが、大吟醸なら常温に戻して、お土産として持って帰っても問題ありません。
とのことでした。
販売員の方に丁寧な説明を受けたので、お礼代わりに「生酒」を買って帰ることにしました。「生酒」は「生」というだけあって、冷やしたままの状態で早めに飲んだほうが良いとのことで生酒の「仙醸」を買って帰り、夜にホテルで飲むことにしました。
こちらの「仙醸」をホテルのお茶カップでちびりちびりといただきました。私は、アルコールが多量に体に入ると気分が悪くなるからお酒を飲まないだけで、お酒自体の味は好きです。
ですから、この「仙醸」も大さじ1杯分くらい味見させてもらいました。すると、とても甘くて、すっきりした味で私好みの日本酒でした。夫は辛口のお酒が好きなので「甘すぎて飲むのがつらい」と言っていましたが、私は甘いお酒がすきなので、お酒が体に合わないにも関わらず、おいしすぎて、少量をおかわりしてしまいました。
みなさんも、遊楽庵に訪れて、その晩に晩酌するなら、ぜひ「生酒」を買ってみてください。
まとめ
私たち夫婦は遊楽庵の全容を知らずに、「信州酒ミュージアム」だけ見学に行きましたが、壮観な「酒瓶の陳列」を見るだけでもとても素敵な気分になれます。旅行あるあるですが、写真で見るのと現地で見るのでは、その壮観さが違います。
また、鮮度が重要な「生酒」を買ってホテルですぐに飲めるのも、遊楽庵の醍醐味です。
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