カフェぺルレイの外観
所沢駅の近く、雑多な商店街「所沢プロペ商店街」の少し奥まった路地裏にあるのが、純喫茶「カフェ ぺルレイ」です。
パチンコ屋などが立ち並ぶ、あまりがらの良い雰囲気ではない商店街の細い路地裏に入り込むと、このような雑居ビルのようなたたずまいの建物が見えてきます。普通に商店街を歩いていたら見落としてしまいそうなくらい奥まった場所に、あるのが「カフェ ぺルレイ」です。
「カフェ ぺルレイ」は、このビルの2階にあり、2階への階段の入り口には「おいしい珈琲をどうぞ」という立て看板が立てられており、コーヒー専門店であることを、やんわり主張しています。
階段を昇っていくと、雑多な商店街には似つかわしくない、南欧風の雰囲気の佇まいで、少しほっと息をなでおろしました。
カフェぺルレイの店内
扉を開けて店内に入ると、まずは待合用の椅子が並んでいます。「カフェぺルレイ」は地元でもかなりの人気店のようで、平日でも並ぶくらい混雑しているそうです。
「カフェ ぺルレイ」店内はかなり広く、アンティーク調のインテリアで統一されたコーディネイトがされています。
カウンター席も、
テーブル席もアンティーク調の家具で統一してあり、レトロでアンティークな雰囲気がとても落ち着きます。
私達夫婦が通されたのは、こちらの席なのですが、あちらこちらに現代アート風のオブジェが飾ってありました。
椅子もロココ調に近いアンティーク風の椅子で、店内の統一されたレトロな雰囲気に、中世ヨーロッパの雰囲気を感じます。
店内のいたるところに、オブジェや花が飾ってあり、
窓はステンドグラスと、本当にインテリアに凝ったお店です。
カフェぺルレイのメニュー
カフェペルレイのストレートのホットコーヒーのメニューは、
- 深煎りブレンド
- マイルドブレンド
- アメリカンブレンド
の3種類しかありません。
自家焙煎珈琲店によくある、コーヒー豆の原産国ごとに豆の飲み比べをできるといったようなお店ではないので、自家焙煎珈琲店好きの方は要注意です。
ドリンクメニュー
- 深煎りブレンド
- マイルドブレンド
- アイスコーヒー
- 紅茶
- ミルク
- ヨーグルトジュース
- トマトまたは野菜ジュース
- ロイヤルミルクティー
- アメリカンブレンド
- ウインナーコーヒー
- カフェオレ
- ココア
- カフェショコラ
- フレッシュジュース
軽食メニュー
- デザートセット(コーヒーゼリーorパンナコッタ)
- ケーキセット(アップルシナモンパウンドorクラッシックショコラor紅茶シフォン)
- スナックセット(あずきと生クリームのトースト)
- ライトセット(バタートーストorシナモントースト+サラダ)
- ミールセット(ツナトーストorカレートーストorピザトースト+サラダ)
全て、ドリンクとセットです。
色々なスイーツを少しずつ食べたいという方には「アップルシナモンパウンド・クラッシックショコラ・紅茶シフォン」に生クリーム添えた、焼き菓子プレートも用意されています。
テーブルの上にも、コーヒーとセットでアップルシナモンパウンドや、クラッシックショコラが追加料金で食べられるとメモが挟んでありました。
カフェぺルレイのコーヒー
以前、コーヒーの焙煎度合いには大まかに8種類あると書きました。
- ライトロースト(浅煎り焙煎)
- シナモンロースト(中浅煎り焙煎)
- ミディアムロースト(中煎り焙煎)
- ハイロースト(中煎り焙煎)
- シティロースト(中深煎り焙煎)
- フルシティロースト(中深煎り焙煎)
- フレンチロースト(深煎り焙煎)
- イタリアンロースト(深煎り焙煎)
の8種類です。ですが、イタリアンローストは煎り方が深すぎて苦味がとても強く、苦手な方が多いのか、色々な自家焙煎珈琲店に行ってもイタリアンローストの豆が置いてあることは少ないのが実情です。
ですが、「ぺルレイ」の「深煎りブレンド」は、私の大好きなイタリアンローストの苦味と、味の深み、そしてコクのある味わいでとても美味しかったです。
スペシャリティコーヒー協会の権威が台頭して以来、自家焙煎珈琲店はとても増えましたが、「イタリアンロースト」のコーヒーを出してくれるお店は案外に少ないので、とても嬉しかったです。
また、「ぺルレイ」では、提供するストレートコーヒーの種類を絞っているために、数杯ごとにネルドリップで丁寧にコーヒーを抽出しているため、ブレのない安定した味わいのコーヒーが抽出できているようです。
カフェぺルレイの食器
「カフェ ぺルレイ」の食器は、高級食器ブランド「ノリタケ」の「ロイヤルオーチャードラズベリープルーン」というシリーズの食器でした。表側にはラズベリーのがら、裏側にはプルーンのがらが描かれている、さわやかな色彩とデザインのカップ&ソーサーです。
個人経営のカフェは食器にこだわっているところが多く、以前紹介した「月珈琲」は皇室御用達の食器を使っていたり、ティールーム7では「ノリタケ」や「ウェッジウッド」の食器を使っていました。
自宅で買うには少し躊躇されるお値段の食器ばかりなので、美味しい珈琲や紅茶を高級な食器で飲めるカフェや喫茶店は、本当にひと時の幸福な時間を与えてくれます。
まとめ
個人経営店ならではの、高級食器でおいしい珈琲が飲める純喫茶。今どきのおしゃれなカフェとは少し雰囲気が違いますが、レトロな純喫茶だと思って足を運べば、中世ヨーロッパのような店内で落ち着いてコーヒーを飲むことができます。
落ち着いた雰囲気のお店なためか、客層も良く、静かにコーヒーを飲むことができるので、落ち着いてゆっくりコーヒーを飲みたい方にはおすすめのお店です。
【関連記事】
★応援クリックしていただけるとうれしいです★
↓ ↓ ↓
【PR】